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更新日:2026.02.27 / 掲載日:2018.08.29
ロードノイズ対策の3つの方法|DIY・業者の費用比較も解説

車を運転しているとき「ゴー」という音が気になりませんか?高速道路では会話が聞き取りにくく、音楽も楽しめない…。そんな不快な騒音の正体は、タイヤが原因で発生する「ロードノイズ」かもしれません。この記事では、ロードノイズが発生する原因や具体的な3つの対策方法、DIY・業者の費用比較について解説します。
1. ロードノイズとは?
ロードノイズとは、走行中に車内で聞こえる「ゴー」「ガー」といった低い音のことです。この音は、タイヤが路面を転がる際に発生する振動が、サスペンションやボディを通じて車内に伝わることで生じます。特に、凹凸の多い荒れた路面や高速道路を走行する際に大きくなる傾向があります。
2. ロードノイズの原因
ロードノイズの主な原因は、タイヤと路面の関係性やタイヤ自体の特性にあります。原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発生します。
| 主な原因 | 詳細 |
|---|---|
| パターンノイズ | タイヤの溝(トレッドパターン)によって発生する騒音のこと。タイヤが回転すると、溝の中の空気が圧縮され、地面から離れる際に開放される。この空気の圧縮・開放が繰り返されることで、「シャー」「ヒュー」といった特有の音が発生する |
| タイヤからの振動・共鳴 | タイヤが路面を転がる際の振動がサスペンションを通じて車体に伝わる。また、タイヤ内部の空気が共鳴して「ウォンウォン」という音(空洞共鳴音)を発生させることもある |
| タイヤの摩耗・劣化 | タイヤが摩耗して溝が浅くなったり、ゴムが硬化したりすると、衝撃吸収性能が低下し、路面からの振動を直接拾いやすくなる。 |
| タイヤの偏平率 | 偏平率の低い(薄い)タイヤは、タイヤ側面のたわみが少なく、路面からの衝撃を吸収しにくいため、ロードノイズが大きくなる傾向にある |
愛車のタイヤの状態や、騒音が気になる路面状況を確認することで、ロードノイズの原因を特定するヒントになります。
3. ロードノイズの3つの対策
ロードノイズを低減するには、静音性の高いタイヤに交換したり、デッドニング作業をしたりする方法があります。
(1) 静音性の高いタイヤに交換する

ロードノイズ対策では、静音性の高いコンフォートタイヤへの交換が有効です。騒音の発生源であるタイヤ自体を見直すことで、ノイズを根本から低減できます。
コンフォートタイヤは、乗り心地と静粛性を重視したタイヤで、柔らかめのゴム素材や最適化されたトレッドパターンにより、路面からの振動や騒音を効果的に吸収します。さらにグレードの高いプレミアムコンフォートと呼ばれる高性能タイプもあります。
コンフォートタイヤはスタンダードタイヤに比べて価格は高くなりますが、乗り心地の改善も期待できるため、最初に検討したい対策です。
(2) デッドニング作業する

ロードノイズの対策はデッドニングが有効です。デッドニングとは、フロアなどに、制振材や吸音材を貼り付け、車外からの騒音の侵入や車体の振動を抑える作業です。
| 対策箇所 | 対策方法 |
|---|---|
| フロア | フロアに制振材を施工し振動を抑える |
| タイヤハウス | ・タイヤハウスのインナーフェンダー裏側や、室内側のタイヤハウス付近へ制振材の貼り付け ・タイヤハウスに専用の防音スプレーを塗布する |
| トランク | ・トランクフロア、スペアタイヤ収納部に制振材を施工する ・内張り内に吸音材を追加して音の反響を抑える |
初心者なら、簡易的に防音マットを敷くことで効果が期待できます。専門的な工具は不要で、車のサイズに合わせてカットしてフロアに敷くだけなので、簡単に試せるのが魅力です。
より本格的に対策したい場合は、タイヤハウスやフロア全体に施工すると、より高い効果が期待できます。ただし、作業に不安がある人は業者に依頼するのがおすすめです。
(3) 専門業者にロードノイズ対策を依頼する
自分での作業に不安がある場合や、より確実な効果を求めるなら、専門業者への依頼がおすすめです。専門業者では車種ごとの特性や騒音の原因を的確に診断し、最適な施工プランを提案してくれます。
専門的な知識と技術で、個人では難しい箇所にも高品質なデッドニング材を適切に施工するため、DIYよりも高い静音効果が期待できます。
4. ロードノイズ対策の費用
ロードノイズ対策にかかる費用は、DIYで行うか専門業者に依頼するかで大きく異なります。それぞれの費用の目安を理解し、予算や求める効果に合わせて最適な方法を選びましょう。
(1) DIYする場合
DIYでロードノイズ対策を行う場合、費用を抑えながら気になる箇所を試せるのが魅力です。比較的安価で始めやすいのは、市販の防音マットや制振シートの活用です。ただし、施工箇所や使用する材料によって変動します。
| 対策箇所 | 使用するアイテム | 費用相場(施工箇所当たり) |
|---|---|---|
| フロア(足もとのみ) | 制振材、防音マット | 約3,000円~ |
| トランク | 制振材 | 約5,000円〜 |
これらの材料はカー用品店やオンラインストアで手軽に購入できます。ただし、内装パネルの脱着など専門的な知識や工具が必要な作業もあるため、事前に作業内容を確認し、無理のない範囲で挑戦しましょう。
(2) 業者に依頼する場合
専門業者に依頼する場合、費用は高くなりますが、確実な効果と高い完成度が期待できます。費用は施工範囲や使用する材料によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
| 施工箇所 | 施工内容 | 費用 |
|---|---|---|
| フロア全体(トランク含む) | 制振材・遮音材の施工 | 約100,000〜200,000円 |
| フロントタイヤハウス内部 | 制振材の貼り付け | 約50,000〜100,000円 |
まずは複数の業者から見積もりを取り、施工内容と費用を比較検討することをおすすめします。
グーネットピットなら、ロードノイズ対策を依頼できる業者を検索したうえで、簡単に相見積もりできます。
5. ロードノイズ対策に関するよくある質問
(1) ロードノイズのゴー音の原因は?
走行中に聞こえる「ゴー」という低い音の主な原因は、タイヤが路面と摩擦することで発生する振動です。この振動がサスペンションや車体を通じて車内に伝わり、騒音として発生します。
(2) ロードノイズ対策でタイヤハウスのデッドニングは有効ですか?
タイヤハウスへのデッドニングは、ロードノイズの低減に有効です。タイヤハウスは騒音の発生源であるタイヤに最も近い場所のため、デッドニングすることで、直接的に抑制する効果が期待できます。
(3) ロードノイズが大きくなった原因は?
以前よりロードノイズが大きくなったと感じる場合、タイヤや足回り部品の経年劣化が原因として考えられます。まず、タイヤが摩耗や劣化していないか点検し、問題なければサスペンション部品が劣化していないか業者に点検を依頼すると良いでしょう。
6. ロードノイズ対策でお悩みならグーネットピットをご活用ください
ロードノイズは、タイヤと路面の摩擦やタイヤの劣化などが原因で発生します。静音性のあるコンフォートタイヤに交換したり、防音マットを敷いたりと、対策方法はさまざまです。もし自分での対策に不安があるなら、グーネットピットをご活用ください。
グーネットピットは、ロードノイズ対策を依頼できる整備工場を地域や予算に合わせて簡単に検索できます。まずは近くの信頼できる整備工場を見つけて、相見積もりしてみましょう。