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日本の高級車であるクラウンを高く買い取ってもらうポイントとは
クラウンは1955年から誕生した車です。その世代数は最新のものを含めるとなんと15代。日本における“高級車”とも言えるクラウンを高く買い取ってもらうためのポイントを把握して、高価買取を目指しましょう。
<ポイント1:アスリートとロイヤル>
人気のあるグレードはそれだけ買いたいという人が多いため、クラウンの買取専門店などもあり買取価格も高値が期待できます。クラウンの中でも中古市場で評価が高いのは、スポーティーなスタイルのアスリートとラグジュアリーなロイヤルです。
アスリートは若い人からも人気があり、前期モデルよりも後期モデルの方が査定額は高くなる傾向にあります。ヘッドライトのインナーがブラックメッキになっており、フロントグリルなどが他のグレードと違い、差別化されているのが特徴です。
スポーティーなスタイルのグレードながらも、クラウンの味わいを残したグレードであり、ほどよくスポーティーに仕上げています。高級セダンのクラウンでありながらも、アスリートはスポーツカーに乗っているようなドライビングを体感することが可能です。
一方、マジェスタよりもひとつ下のグレードという位置づけになっているのがロイヤルです。大型フロントグリルは王冠をイメージしたデザインとなっており、これが他のグレードのクラウンと違います。
歴代モデルよりも、フロントの押し出し感が強く、ロイヤルはゆったりとくつろげる乗り心地が人気のグレードです。また、2001年からはハイブリッドモデルのクラウンも発売されており、こちらも人気で買取価格が高いグレードだといえます。なんといっても歴史あるクラウンは、10年落ちでも高価買取に期待ができます
<ポイント2:本革シートなどのオプション>
人気のオプションがついているかどうかでも、クラウンの買取価格は変わります。高級車であるクラウンは、オプションとして本革シートがあると査定額が高くなる傾向にあります。ただし、本革シートでもその状態が大切なので、傷やシミがある、または日に焼けたり擦れたりして色褪せているような場合では、買取価格アップは期待できません。
その他の人気のオプションとしては、アルミホイールやエアロパーツ、純正カーナビ、オーディオなどです。カーナビは最近の車であればついていて当たり前と思うかもしれませんが、年式の古いクラウンではついていないものもあります。純正ではないカーナビでも、査定額が数万円アップになることも。さらにオーディオもDVDやSDカードに対応していると、査定額アップが期待できます。
クラウンの初代や2世代目は、昔のモデルが好き、かっこいいと考えている若い人に好まれ、3代目などは年齢が高い人に好まれる傾向があるようです。そのため、若い人はグレードなどの見た目を重視し、年齢の高い人はオプションなどの機能性を重視する特徴があります。
<ポイント3:人気のホワイトパールクリスタルシャインとブラック>
人気のあるボディカラーも、それだけ買いたいという人が多いため需要も多く、買取額がアップに繋がります。クラウンでは全世代全グレードで、ブラック系とホワイト系が人気です。他のボディカラーと比較すると、15万円程度査定額が高くなることもあります。
ホワイト系の場合は単色の白ではなく、パールを加えたカラーが人気です。クラウンのホワイト系のボディカラーというと、ホワイトパールクリスタルシャインがあります。ホワイトにパールを加えたカラーであり、輝きを増します。
ホワイトパールクリスタルシャインは、オプションのボディカラーとなっています。フォーマルな場所に行くときはもちろん、冠婚葬祭や仕事など、どのような場所でも悪く目立つことのないカラーです。
下取り価格が安定しており、クラウンといえばこのボディカラーをイメージする人も多いようです。ホワイト系とならんで定番のブラックも人気のボディカラーです。
クラウンのブラックは、黒の単色となっています。クラウンのフォルムを引き立たせる色で、迫力がありながらも落ち着いた色なので、役職のあるような人にも適しており、車に重厚感を求める人に人気のカラーです。艶のある色なので、ワックスで磨くと色の輝きが増します。
クラウンにはレッドやブルー、シルバーなどのボディカラーもありますが、ホワイトパールクリスタルシャインやブラックと比べると人気はありません。
2003年式(平成12年式)の12代目クラウン(GRS180,GRS181,GRS182,GRS183,GRS184)の買取相場
12代目のクラウンである2003年式の買取相場をご紹介します。
<年式 : 買取相場>
2005年式 : 72万円~99万円
2006年式 : 81万円~110万円
2007年式 : 98万円~142万円
12代目のクラウンは、発売から15年以上経過しています。年式は古いですが、状態によっては100万円以上の買取価格が期待できるものが多いのが特徴。この価格から、クラウンは他の車種よりも人気のある車だといえます。
2003年式(平成12年式)の12代目クラウン(GRS180,GRS181,GRS182,GRS183,GRS184)の特徴
モデルの概要
クラウンはカローラやプリウスと並び、トヨタ車の中でも代表的な車種です。量販車の中でも、最上級モデルの地位を担っていて「いつかはクラウン」というキャッチコピーが使われたこともあり、消費者が高級車として認識する車種のひとつと言えます。高い耐久性がある車種なので、タクシーや教習車にも多く使われています。
ボディサイズは
全長:4,840mm
全幅 :1,780mm
全高 :1,470mm / 1,485 mm
車両重量 :1,550-1,670 kg
クラウン(2003年式)主なグレード
・クラウン ロイヤルエクストラ
・クラウン ロイヤルサルーン
・クラウン ロイヤルサルーンG
・クラウン アスリート
・クラウン アスリートGパッケージ
が設定されています。
「ZERO CROWN~かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる~」というキャッチコピーを使われたことから、12代目はゼロクラウンと呼ばれています。かつてはクラウンというブランドはユーザーを大きく刺激していましたが、21世紀ではそのブランドだけではユーザーに興味を引かせるには事足りなくなっているようです。そこでゼロクラウンとして、かつてはゴール(目標)にし ていたものをスタートに。という思いで再スタートを切りました。12代目ではすべてのグレードで、スポーティー路線に変更しています。
プラットフォームやサスペンションなどの主要部分を刷新し、Nプラットフォームを採用。エンジンはV型6気筒になりました。駆動方式はFRとフルタイム4WDで、トランスミッションは6速のトルコンATと5速を組み合わせています。
ボディは先代同様に4ドアのみであり、全体のデザインは流線型になっていながらも一部が角張っており、若 々しい力強いイメージを与えているのが特徴です。グレードはロイヤルサルーンとアスリートの2つの系統。先代に比べると、ボディサイズは少し大きくなり、ホイールベースも長くなりました。
安全装置は、全車にデュアルエアバッグとニーエアバッグを装備。ABSや横滑り防止機能のVSC、トラクションコントロールなどを備えており非常に充実しています。
ロイヤルサルーンGには、赤外線カメラによる夜間の視界を確保できるナイトビューがオプションとして設定。2005年10月にマイナーチェンジを行い、エクステリアを少しだけ変更しています。プラズマクラスターやオートアラーム警報装置、ナビゲーションシステムをDVDからHDDに変更するなど、この時期の先端技術をシステムに起用しているのが特徴です。
人気が高いグレード
12代目のグレードは、
・ロイヤルエクストラ
・ロイヤルサルーン
・ロイヤルサルーンG
・アスリートGパッケージ
の5つです。
この中で、ロイヤルエクストラ、ロイヤルサルーン、ロイヤルサルーンGの「ロイヤル系」とアスリート、アスリートGパッケージの「アスリート系」の2つに分かれています。ラグジュアリーのロイヤルと、走りを追求したスポーツタイプのアスリートにわかれているのが特徴です。
どちらのタイプも同様に人気がありますが、特にアスリート系ではアスリート、ロイヤル系ではロイヤルサルーンが人気となっています。
・アスリート
スポーティーな路線で若い人をターゲットにしたクラウンの12代目。11代目で復活したアスリートは、そのまま12代目でも人気を維持しています。しっかりとした足回りで確かな走りを実感。それまでの直列6気筒からV型6気筒に変更しており、静音性と環境性能を高めたエンジンが特徴です。
・ロイヤルサルーン
ロイヤルサルーンは、クラウンの伝統的なスタイルを守ってきたロイヤル系のグレードで、豪華で上品なデザインにゆったりした乗り心地が人気です。ロイヤルは1991年に登場し、長年クラウンを支えてきたグレードでもあります。アスリート同様に、12代目のロイヤルもV型6気筒エンジンに変更しています。
2008年式(平成20年式)の13代目クラウン(GRS200,GRS201,GRS202,GRS203,GRS204)の買取相場
2008年に発売されたクラウンの13代目の買取相場を見ていきましょう。
<年式 : 買取相場>
2008年式:10万円~148万円
2009年式:126万円~158万円
2010年式:127万円~177万円
2011年式:137万 円~195万円
クラウンの13代目は、どの年式のものでも100万円以上の買取価格が期待できます。発売から10年程度経過していますが、人気の車種というこ ともあり、高値での買取が可能です。
2008年式(平成20年式)の13代目クラウン(GRS200,GRS201,GRS202,GRS203,GRS204)の特徴
モデルの概要
先代をベースとしながらも、電子制御システムを進化させて走行性能の向上を図り、安全運転支援システムも導入されているのが特徴です。ボディは先代同様に4ドアのみであり、全体のデザインは先代のイメージを受け継ぎながらも、押し出し感の 強 いフロントマスクを採用しています。
ボディサイズは
全長:4,870 mm
全幅:1,795 mm
全高:1,470 mm(後輪駆動)/ 1,485 mm(四輪駆 動)
車両重量:1,590-1,840 kg
クラウン(2008年式)の主なグレード
・クラウン ロイヤルサルーンG
・クラウン ロイヤルサルーン
・クラウン スーパーサルーンエクストラ
・クラウン スーパーデラックス
・クラウン デラックス
・クラウン アスリート
・クラウン アスリートGパッケージ
・クラウン スタンダード
・クラウン ハイブリッド
・クラウン ハイブリッドLパッケージ
・クラウン ハイブリッドGパッケージ
が設定されています。
エンジンは12代目から採用のV型6気筒に改良を加えています。ロイヤルシリーズには筒内直噴方式を採用していますが、パワースペックに変更はありません。制御系をチューニングし、ドライビング性能をアップしています。トランスミッションは、5速ATを廃止し、シーケンシャルシフトつきの6速ATです。駆動系総合制御システムにより、なめらかな変速が実現可能となりました。ターボエンジンは廃止となりましたが、アスリートにはスーパーチャージャーのモデルを追加しています。
グレードはロイヤルを改めてロイヤルサルーン、そしてアスリート、さらにはハイブリッドの3つです。ハイブリッドは11代目にも登場しましたが、このときのマイルドハイブリッドではなく、エンジンとモーターを使う本格的なハイブリッドへと進 化しています。一部のグレードには、ミリ波レーダーの安全運転支援システムやレーダークルーズコントロール、駐車時のアシストとなるパーキングアシストを装備しています。
13代目は全体的に 先代を改良したモデルであり、大幅な変更は加えられていません。しかし、13代目の発売から3か月後に登場したハイブリッドが、13代目クラウンを大きく印象づけることになります。クラウンのガソリン車に比べると、ハイブリッ ドは燃費がリッター15.8kmとなっており、4kmの燃費アップを実現しました。車両価格は高いですが、ラ ンニングコストで安さをアピールし、将来的にも内燃機関ゼロでクラウンとして成り立つことを証明させたのです。ハイブリッドはフラグシップ モデルとして位置づけられています。
人気が高いグレード
13代目の主なグレードは、
<ロイヤル系>
・ロイヤルサルーン
・ロイヤルサルーンG
<アスリート系>
・アスリート
・アスリートGパッケージ
<ハイブリッド系>
・ハイブリ ッド
・ハイブリッドLパッケージ
・ハイブリッドGパッケージ
中でも人気の高いグレードは、ハイブリッドです。
・ハイブリッド
13代目のクラウンでもアスリートは先代同様に人気ですが、ハイブリッドもアスリートと同様に人気のグレードです。13代目ではハイブリッドは独立したグレードとして発売され、14代目以降はロイヤルとアスリートにそれぞれハイブリッドモデルが組み込まれます。
快適な走行性能を実現するために、ハイブリッド はガソリン車と比べてリッター当たり4kmの燃費向上という性能担っているのが特徴です。ハイブリッドには、世界で初めて液晶画面に映し出すグラフィックメーターを採用しています。
エクステリアとフロントリアは専用のデザインで、ナイトビューシステムはハイブリッドだけです。クラウンの走りを求めながらも、燃 費も気になるような人にクラウンのハイブリッドは人気があります。
2012年 式(平成24年式)の14代目クラウン(GRS210,GRS211,GRS214,ARS210)の買取相場
14代目のクラウンは、発売から10年も経っておらず、新しい年式です。その買取相場を見ていきましょ う。
<年式 : 買取相場>
2012年式 : 176万円~235万円
2013年式 : 191万円~259万円
2014年式 : 195万円~267万円
発売から10年は経っていないこともあり、買取価格は高値を期待できます。走行距離が短いものだと、より高値での買取が可能となります。
2012年式(平成24年式)の14代目クラウン(GRS210,GRS211,GRS214,ARS210)の特徴
モデルの概要
14代目のクラウンのキャッチコピーは「CROWN Re BORN」です。新生クラウンといっても過言ではありません。グレードは先代に続いてロイヤルとアスリート の2つです。ロイヤルでは3.0L車は廃止されています。
ボディサイズは
全長:4,895 mm
全幅:1,800 mm
全高:1,450 mm / 1,465 mm
車両重量:1,610kg
クラウン(2012年式)主なグレード
・クラウン アスリート
・クラウン アスリート Four
・クラウン アスリートS Four
・クラウン アスリートG Four
・クラウン アスリートS
・クラウン アスリートG
・クラウン ロイヤル
・クラウン ロイヤルサルーン
・クラウン ロイヤルサルーンG
・クラウン アスリートGi-Four リボーンピンク
・クラウン アスリートS Four "空色edition"
・クラウン アス リートS Four "若草色edition"
が設定されています。
先代で独立していたハイブリッドはロイヤルとアスリートの両方に設定され、独立した形では なくなります。ハイブリッドは新しい直噴技術を採用し、エンジンは3.5Lから2.5Lにダウンサイジングを行い、モーターは300N・mのハイパワーにしたこと により、燃 費はリッター23.2kmと大幅に向上しました。
ハイブリッドの普及を目指して、販売価格は100万円以上値下げしています。フロントグリルの形が違うので、外観でロイヤルとアスリートの違いがわかるようになっています。マジェスタも2103年に新型となっており、ロイヤルをベースにホイール ベースを延長し、グリルなどを変えました。
エクステリアは、フロントマスクを刷新し、全車のフロントに大型ラジエーターグリルを装備。クラウンの名前の通り王冠をイメージした デザインとなっています。
ヘッドライトは全車にLEDを装備。安全装備は、衝突回避または衝突軽減のセーフティシステム、過度のアクセルでの衝突を防ぐクリアランスソナー、シフトの誤操作や急発進を防ぐドライブコントロールなどと装備が充実しているのが特徴です。
14代目クラウンは、「限定受注販売 」という形で今までにない新しいボディカラーを登場させています。それがピンクや若草色(グリーン)、そして空色(ブルー)です。この3つのボディカラーの特徴としては、内装は白を基調としており、外観も 内観も他のクラウンとは違い、カラフルな印象からインパクトは強め。
その後も、さらに天色や茜色などといった珍しいインパクトのあるボディカラーを登場させました。これらの斬新なボディカラーによって、若い人からも14代目クラウンは注目を浴びることになりました。14代目クラウンは2018年には生産終了となり、フルモデルチェンジまでの間は在庫販売のみとなりました。
人気が高いグレード
14代目のグレードは、
<ロイヤル系>
・ロイヤル
・ロイヤルサルーン
・ロイヤルサルーンG
<アスリート系>
・アスリート
・アスリートS
・アスリートGのアスリート系です。
また、特別仕様車のReBORN PINKも販売されました。
ロイヤルと アスリートの両方には2.5Lエンジンのガソリン車とハイブリッド車、そしてアスリートには3.5Lエンジンのガソリン車があります。中でも人気が高いグレードがアスリ ートです。
・アスリートシリーズ
フロントグリルに王冠をイメージし、その上スピード感も与えたデザインが特徴的となっており、フロントグリル のデザインによって違いがわかる見た目となっています。人気があるアスリートですが、この中でもアスリートGとハイブリッドのアス リートGに人気があります。
特に1ヶ月だけの受注生産となった量モデルに設定された特別仕様車のReBORN PINKは、ボディカラーがピンクという歴代のクラウンにはない色でしたが、約650台もの受注がありました。ロイヤルとアスリートの両方にある、ハイブリッドも燃費が良 いので人気があります。先代よりも大幅な燃費アップを図っているのが特徴です。
2018年式(平成30年式)の15代目クラウン(ARS220)の買取相場
最も新しい年式である15代 目のクラウンの買取相場をご紹介します。
<年式 : 買取相場>
2018年式 : 242.7万円~277.8万円
15代目のクラウンの販売価格は460.6~718.7万円で、販売価格の半額程度になることもあります。年式が新しいので、買取価格は200万円以上を期待することができるでしょう。その後に発売された2019年式や2020年式のクラウンでは、さらに高値の 買取価格がつくことでしょう。
2018年式(平成30年式)の15代目クラウン(ARS220)の特徴
モデルの概要
2018年6月にフルモデルチェンジして、15代目になりました。14代目のクラウンでは、ロイヤルとアスリート、そしてマジェスタという3つのグレード体型がありましたが、今回のフルモデルチェンジではそれを一新しています。
ボディサイズ
全長:4,910 mm
全幅:1,800 mm
全高:1,455 mm(後輪駆動)/ 1,465 mm(四輪駆動)
車両重量:1,690-1,910 kg
クラウン(2018年式)の主なグレード
・クラウン S
・クラウン S"C package"
・クラウン G
・クラウン RS
・クラウン RS-B
・ クラウン RS Advance
・クラウン B
・クラウン G-Executive
が設定されています。
ハイエンドのマジェスタは廃止し、ロイヤルとマジェスタに変わるB、S、G、G-Executive、アスリートに変わるRS-B、RS、RS Advanceを設定しています。この中で、G-Executiveはハイブリッド車です。RS仕様には専用装備の18インチアルミホイール を装備しており、専用のフロントスタビライザーによって剛性もアップしています。ターボエンジン仕様車には、専用のダンパーとリヤフロアブレースを装備し、振動の低減しています。
14代目までのクラウンのユーザー層は50代以降の世代がメインでしたが、15代目では40代以降の輸入車を好 む層にアピールしています。シャシーとニュルブルリンクで鍛えて走行性能をアップし、スポーティーなセダンに仕上げました。ボディカラーについては、14代目で新 色として誕生したピンクでしたが、15代目では継承しませんでした。インターネットとの通信機能を標準装備し、コネクティッドカーにしています。
14代 目での安全装備である予防安全パッケージは、2世代目に発展。さらに、衝突防止機能は夜間走行車と昼間の自転車にも検知対応させました。蛇行感知のレーンアシストや道路標識をディスプレイに表示する機能、安全運転を促す機能などが追加 されています。
パワートレインは、2.5Lエンジンのハイブリッド、3.5Lエンジンのハイブリッド、そして直噴ターボエンジンの3つです。2.5Lエンジンのハイブリッドの燃費はリッター24km、ターボエンジンは出力を向上しています。骨格構造の最適化や防音材の適 切な配置によって、15代目クラウンは静音性をアップ。スピーカーから逆相の音を出して、ノイズをキャンセルする機能もあります。
クラウンの支持層が高齢化しているのを危惧したため、15代目では若い人に向けて体系の一新やスポーティなスタイリングへの変更などアピールできる要素を多く取り入 れました。
人気が高いグレード
15代目のグレードは、14代目依然と比べると複雑で、グレードは、
・S
・G
・RS
・G-Executive
・ベースグレードのB
となります。
アスリートに相当するグレードはRS、マジェスタに相当するのがG-Executive、ロイヤルに相当するのがSとGとなっています。ベースグレードのB以外にはハイブリッド仕様車も用意されており、その中でも人気があるグレードはRSです。
・RS
15代目になっても、アスリートに相当するRSグレードは人気です。スポーティーにセッティングしたグレードとなっており、先代のアスリート同 様に全体的にスポーティーなイメージの装備が施されています。メッシュグリルや専用のバンパー、18インチホイールなどが標準装備です。
装備とオプシ ョンの選択のできないRS-Bと、専用の内装にしているRS-Advanceもあります。RSでハイブリッド仕様車ならば、RS-Advanceの一択のみでしょう。全グレードにおいては ハイブリッド仕様車にのみ、4WDがあります。
走行距離による平均相場
クラウンの走行距離による買取相場 をご紹介します。
<走行距離:買取相場>
2.5万km:85万円~234万円
5.0万km:55万円~215万円円
7.5万km:24万円~200万円
10 万km:2万円~157万円
15万km:1.5万円~56万円
20万km:1万円~3万円
日本では走行距離を気にする人が多く、ひとつの目安が10万kmだといわれています。クラウンも10万kmを超えると一気に買取価格が下がり、20万kmを超えたものでは買取価格は格段に低くなる傾向があります。走行距離が多いものはそれだ け走っている車なので、年式も古い場合が多く、さらに買取価格は期待できないでしょう。
クラウンでは、2.5万kmなどのように走行距離の短い場合は買取価格の相場に幅が出ることがわかります。これは、似たような走行距離でも、さまざまなグレードやコンディションのクラウンが売却されていることが理由です。走行 距離が短いから、 この買取価格になるとははっきり断言することはできず、コンディションが価格を左右することが多く見られています。
ボディカラーによる買取価格の比較
2004年式のクラウンで、走行距離2万km以下の車での買取相場をご紹介します。
<ボデ ィカラー:買取相場>
ホワイトパールクリスタルシャイン:89万円
ブラック:72万円
プレシャスシルバー : 69万円
ダークブルー: 54万円
クラウンでも人気のボディカラーだと、買いたいという人が多いので、中古市場でも需要があります。他の車と同様にクラウンもブラック系とホワイト系に 人気が集中する傾向です。
ホワイト系は単色のホワイトではなく、パールを加えたホワイトパールクリスタルシャインが人気となっています。クラウンの ボディカラーでの買取相場を見ると、パール系の買取価格が一番高いようです。同じようにブラックも人気なので、こちらも買取価格は高くなりやすい傾向にあります 。
一方、ダークブルーのような目立って主張の強い色は人気がなく、買取価格は下がる傾向にあります。高級車であるクラウンのイメージに、青色などは マッチしないと考える人が多いのでしょう。
また、限定販売でピンクなどのボディカラーも発売されましたが、このようなカラーも希少価値が高まらない 限りは、買取価格が高くなることはありません。
下取り価格と買取査定額との比較
クラウンの下取り価格と買取査定額を比較したものをご紹介します。今回比較するのは3つの年式のものです。
走行距離でも価格が変わることもあるので、参考までにチェックしてください。
<年式:走行距離:グレード:平均下取り相場:平均買取相場>
2012年式:5万km:2.5アスリート:97万円:106万円
2012年式:7 万km:2.5アスリート:89万円:98万円
2012年式:10万km:2.5アスリート:81万円:90万円
2014年式:3万km:2.5アスリート:170万円:179万円
2014年式:5万km:2.5アスリート:158万円:167万円
2014年式:10万km:2.5アスリート:141万円:150万円
2017年式:3万km:2.0アスリートS-T:213万円:224万円
2017年式:5万km:2.0アスリートS-T:198万円:209万円
2017年式:10万km:2.0アスリートS-T:245万円:257万円
クラウンを年式と走行距離、グレード別に下取り相場と買取相場を比較したところ、全体的に買取相場の方が高いことが分かります。しかし、その差はおよそ10万円程度。とはいえ、クラ ウンを少しでも高値で売りたいとなれば、下取りではなく買い取りを利用することをおすすめします。
まとめ
クラウンは1955年に誕生し、現在で15代目です。発売から65年が経つ今でも“高級車”のイメージが強く人気を誇っています。 そ んなクラウンを高く買い取ってもらうためのポイントは以下の3つです。
・人気のあるグレードはアスリートシリーズとロイヤルシリーズ
・本革シートなどのオプションの有無
・特に人気のボディーカラーはホワイトパールクリスタルシャインとブラック
以上がクラウンを高く買い取ってもらうポ イントです。
ほかにも、車のコンディションなどさまざまな要因がありますが、高級車としての需要が高いので中古市場でも十分に需要はあり、その中で も年式が新しいクラウンや走行距離の少ないクラウンは、高値での買取が期待できると言えるでしょう。
中古車の買取り、査定に関してのエキスパート集団です。
車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
トヨタ クラウン(令和5(2023)年11月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | セダン |
---|---|
ドア数 | 4ドア |
乗員定員 | 5名 |
型式 | ZBA-KZSM30 |
全長×全幅×全高 | 5030x1890x1475mm |
ホイールベース | 3000mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1620/1615mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1970x1595x1135mm |
車両重量 | 2000kg |
トヨタ クラウン の他グレード詳細
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