@Goo編集部より
GWが終わりもう1週間経ちますが、お休み中にディーラーやショールームに立ち寄り興味あるクルマを試乗させてもらいました。中でも強く印象に残ったのがダイハツ・コペン。運転することを最も楽しめたクルマでした。ただ、店員の方が「今年で生産終了してしまいそう」と言ってたのが非常に残念!また、今回特集する日産GT-Rの運転席に座らせてもらうこともできました。次の目標は運転させてもらうこと。購入は…その遙か先、遠い目標です。
![]() ![]() ●プロフィール ※価格は5月9日時点のものです。 ![]() きっとホメてくれる GT-Rがすごい人気だ。自動車専門誌も、GT-R特集号は軒並み売れまくったという。まったくGT-Rサマサマだ。 実際GT-Rは、腰が抜けるほどすごいクルマである。これほどのクルマが日本から生まれたのは、実に誇らしい。それは、フェラーリを崇拝する人間としてもだ。フェラーリのモンテゼモロ会長も、ひょっとしてこう言ってくれるんじゃないか。「キミの国にはすごいクルマがあるのに、フェラーリに乗ってくれてありがとう」と。 でも、正直なところ、まったく欲しくはならなかった。 私も若い頃は、ただ速いというだけで猛烈に興奮したし、欲望を刺激された。速さは正義であり、まるでグラビアアイドルのバストサイズのようなものだったからだ。速ければ(でかければ)、無条件に興奮するような、条件反射回路が脳に直結されていた。 ところが年齢とともに、速さ(でかさ)の重要度は落ちる。もちろん個人差はあるが、基本的には、徐々に燃えなくなるのである。 同時に、グラビアアイドルの名前がわからなくなる。よっぽど刺さる対象(例:リア・ディゾン)以外は、どうでもよくなる。人生の黄昏を感じる一瞬だ。 そしてなぜか、NHKの気象予報士の半井小絵(なからいさえ)さんを見るのが楽しみになる。滝川クリステルもいい。オヤジ週刊誌が、女子アナのケツばかり追いかける理由がわかってくる。 若い人は、「そうはなりたくないもんだ」と思うだろう。が、実際にそうなった本人は、妙にすがすがしく、澄みきっている。これが悟りというやつなのか。 ![]() 専用エンジンは、チリ一つないクリーンルームで、一人の職人が1基のユニットをすべて組み上げている。 ![]() フロントブレーキは対向6ポッドのブレンボ製。そのままサーキットを激走できるクオリティだ。タイヤも専用のランフラット。 【清水草一】
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