第2世代GT-Rの系譜
そしてRのバッジは第3世代へ
第2世代GT-Rを
手に入れるためには?
GT-Rは一般的に3つのモデルに大別されている。先日、デビューした新型GT-R(第3世代)は、VR38DETTというツインターボエンジンを搭載したモデルだ。
初代のGT-Rは1969年にデビューしたモデルで、S20と言われる6気筒DOHCエンジンを搭載していた。これが第1世代と呼ばれるGT-Rだ。
第2世代GT-Rは1989年にデビュー。第1世代と大きく異なるのは、ターボエンジンを搭載したことと、4WDの駆動方式を採用したこと。搭載されたエンジンはRB26DETTと言う。
つまり、GT-Rは搭載エンジンによって世代分けされているわけだが、各世代が連続しておらず、ブランクがあることも、世代として分類される大きな理由だ。
今回は中古車として大きな魅力を放っている第2世代のGT-Rに着目し、R32からR34までのモデルを徹底研究。市場状況から専門店のプロが激白するGT-Rの弱点までを紹介する特集をお送りしよう。
モータースポーツに愛された
リアルスポーツカー
第1世代GT-Rの消滅後、日産は16年という長きに渡ってそのネーミングを封印してきた。第1世代と第2世代のあいだには、RSやGTS-Rといった、Rの名を冠したモデルは存在した。これらは実質的にはGT-Rの役目を担ったモデルであったが、日産の心意気として頂点のモデルが登場するまで、GT-Rの名は使われなかったのだ。
満を持して登場した第2世代GT-Rは、数々のレースで輝かしい成績を収めている。
ここではくわしい戦績を書ききれないため省略させてもらうが、なかでも多くのファンの胸に刻まれているのがグループAでの29連勝で、これは無敵とも言える強さだった。
競技を前提として販売されるクルマは数多く存在しているが、第2世代GT-Rはそうした一連のクルマのなかでも、とくに際だった存在感を示す。
今なおGT-Rが多くのファンを惹きつけるのは、伝説では語りきれない、本物の速さがあるからだ。そしてその速さは、今の時代になってもけっして色あせることなく、光り輝いている。
文:諸星陽一
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