ハイエースバン(トヨタ)の口コミ・評価：２０１３年のマイチェンで細部の品質感を向上（不明）

２０１３年のマイチェンで細部の品質感を向上 投稿日：2015年04月01日※レビューの内容は投稿時のデータです。

3.1

【総合評価】
　デビューは２００４年と古いが、１０年以上経過した現在でも高い人気を保ち続けるベストセラーの１ボックスバン。基本のシルエットにこれといった変更はないが、２０１３年のマイチェンでフロントバンパー＆グリル、ヘッドライト、リヤコンビランプなどのデザインを一新。ドアミラーやリヤコンビランプなどにエアロスタビライジングフィンを採用し、走行安定性を向上させている。インテリアもセンタークラスターのパネルをリニューアルし、平均燃費や外気温などの各種情報が表示されるマルチインフォメーションディスプレイを全車に標準装備している。

【良い点】
　最上級グレードとなるバン・スーパーＧＬ（２ＷＤ）にはショックアブソーバーなどの足まわりのチューニングが行われ、以前よりも乗り心地を向上させている。搭載されている３Ｌディーゼルターボは実用域で扱いやすく、４速ＡＴとの組み合わせでもゆとりある走りが得られる。オプションでデュアルパワースライドドアも装着でき、ミニバン感覚で乗りこなすこともできる。さらにスマートエントリー＆スタートシステム、ステアリングスイッチも選ぶことが可能だ。

【悪い点】
　足まわりの改良により、乗り心地はよくなっているが、ミニバンと比べてしまうと物足りない。とくに静粛性では大きな違いがあり、ハイエースでもガマンするレベルではないものの、最新のアルファードと比べてしまうと性格の違いを見せつけられる。

• 外観3.0
• 乗り心地3.0
• 走行性能4.0
• 燃費・経済性3.0
• 価格3.0
• 内装3.0
• 装備3.0

一条 孝

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