プレマシー(マツダ)の口コミ・評価：ドライバーファーストミニバン（2005年08月）

マツダプレマシー【ドライバーファーストミニバン】のレビューをご紹介

マツダ　プレマシー[2005年08月]

投稿者評価

平均

ドライバーファーストミニバン投稿日：2015年02月19日※レビューの内容は投稿時のデータです。

3.9

【所有期間または運転回数】一ヶ月

【総合評価】運転が楽しい、ドライバー優先のミニバンだと思います。オーバースピード気味でもイメージ通りに曲がってくれ、ロールも少なくフラットでどっしりとした乗り心地で、どんな道でも楽しく走れます。
デザインは、欧州車並みに質実剛健ですが、個性もありバランスがよく、飽きのこないデザインだと思います。
上下に加え前後に調整できるハンドルとシートリフターにより誰でも気持ちの良い運転姿勢がとれ、車幅の割りに取り回しも楽です。
ボディはカプセルに包まれたようなしっかり感があり安心感がありますが、その分居住空間は制限されています。大人四人と荷物という使い方が無理なく、六名での旅行は荷物が乗らず泊まりだと厳しいです。
また、エンジン音やロードノイズがしっかり伝わり静粛性は高くありません。が、高速を長時間走っても乗り疲れする程ではなく、走らせている実感が持て丁度いい位です。因みに標準のオーディオにはオートレベルコントロールという車速に合わせて音量が自動的に変化する機能があり、変化幅を三段階で設定できます。音質も低音が出ていて悪くありません。
寒冷地仕様は、バッテリーの容量が大きく、フロントワイパーの雪を溶かす位置にフロント熱線が付きます。ただ、前列シート下に吹き出し口はありますが、前席よりヒーターの効きが弱く、エアコンもフロントのみなので、極寒状況や極暑状況ではシート毎の温度差が現実問題になります。
重車重の為かブレーキアシスト機能の為か、ブレーキの効きが甘く感じます。
四駆は、切換ができるパートタイムなので、普段は前駆で走れ、四駆にしても駆動が前後自動配分なので低速でハンドルを切ってもギクシャクせず使いやすいです。
燃費は一五インチアルミに冬タイヤで、市街地八キロ、高速遠出一二キロ位です。

パーフェクトではなく、誰でも気持ちよく走れるオールマイティースポーツミニバンだと思います！

【良い点】ハンドリング乗り心地取り回し安全性オーディオ寒冷地仕様四駆

【悪い点】燃費空調ブレーキの甘さ静粛性