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2代目キャデラックCTSの2009年モデルでは、新たに右ハンドル仕様車を導入。ボディカラーに「ラジアントシルバー」、「ブルーダイヤモンド」の2色を新色として追加し、全7色とした選択肢を広げた。パワーユニットは、最高出力214psの2.8L V6(2G型)と、311psを発揮する3.6L V6直噴(3H型)エンジンを搭載。トランスミッションはマニュアルモード付き6速A/Tを組み合わせ、後輪を駆動する。バリエーションは、排気量ごとの2モデル設定。上級「3.6L」モデルは、ステアリングを握ったままシフト操作が可能なステアリングタップシフト、パフォーマンスサスペンション/ブレーキシステム、オートマチックレベルコントロール(自動車高調整装置)、LSD(リミテッドスリップデフ)、18インチハイポリッシュアルミホイール/パフォーマンスタイヤなどが装備される。走行面では、ステアリング操舵角やホイールスピードセンサー、ヨーレートセンサーなどの各種センサーの情報をもとに、4チャンネルABS・トラクションコントロール・ブレーキアシスト・エンジンドラッグコントロールシステムを統合制御する、車輌安定制御システム「スタビリトラック」を標準装備。インテリアでは、快適装備として3段階調節式前席シートヒーター&ベンチレーション機能、前席8ウェイパワーシート&2ウェイランバーサポート、デュアルゾーンオートエアコン、8インチポップアップスクリーン+HDDナビゲーションシステム、BOSE社製5.1chサラウンドサウンドシステム(10スピーカー)などをキャデラックブランドらしく全車に採用。リモコンキーを携帯しているだけでドアやトランクのロック/アンロックやエンジン始動ができるPASS-KeyIIIシステム(イモビライザー)、盗難防止警報システムも標準、ウルトラビュー電動サンルーフをオプション設定となっている。 |