日産の「パオ」は、1989年1月から予約限定販売されたハッチバックボディの自動車で、レトロチックなデザインが特長となっています。パイクカーとも呼ばれるこの車両は、同社「マーチ」がベースになっており、「都会の中にもリゾート気分を感じさせるアドベンチャー感覚あふれるクルマ」をテーマに開発されています。このクルマの1989年1月発売モデルには、グレードとして、3ドア5人乗りの「パオ」と「パオ キャンバストップ」が用意されています。このモデルの内装に関しては、象牙風のハンドルや丸型メータのほか、3個ならんだ丸形のテールレンズ、外側に出したドアヒンジや三角窓などを採用しており、エアコンや専用デザインオーディオなどをオプションで設定することが可能となっています。なお、このクルマは1990年に生産が終了しました。※記載の文章は、2018年7月時点の情報です。