日産の「ムラーノ」は、2002年に北アメリカでの販売が開始され、その後、2004年に日本市場で展開されたクロスオーバーSUVです。イタリアの近くにある島が車名の由来となっており、その島で製造されているムラーノグラスの「人間の五感に訴える美しさ」と「手作りの温かみ」は、この車両のコンセプトに類似しています。「躍動感のある彫刻」をイメージした外観において、SUVのパワフルさと曲線美が印象的に演出されており、国内での販売が開始された2004年度のグッドデザイン賞を獲得しています。2014年4月発売モデルのグレードについては、「250XL」「250XV FOUR」「350XV FOUR」などの多数のグレードが用意されている他、特別仕様の車両の「モード・ロッソ」「モード・ビアネロ」も設定されています。このモデルでは、スタンダード仕様の「XL」に対し、「XV」「XV FOUR」には本革パワーシートやスタイリッシュガラスルーフ、カーウィングスナビゲーションシステムといった機能が標準装備されています。なお、日本国内での販売は、2015年に終了していますが、北米市場においては、2014年に3代目モデルが発売され、中国市場においては、2015年にハイブリッド仕様のモデルが登場しています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。