日産「インフィニティQ45」は、1989年にインフィニティブランドのフラッグシップモデルとして販売が開始された4ドアセダンタイプの車両です。曲面を基調としたインテリアが採用され、ユーザビリティの高いスイッチ配置など、心地よい居住空間を備えている他、高い静粛性も追及されています。日本らしい自動車で世界の高級車市場に挑もうと、「ジャパン・オリジナル」をコンセプトに開発が行われており、初代モデルには、グリルレスのフロントノーズに七宝焼のエンブレムが施された他、漆塗りのインストルメントパネルがオプション設定されていました。1995年11月発売モデルでは、高級感を演出する木目パネルとフロントグリルが採用されています。また、グレードとしては、標準仕様の「タイプR」と上級仕様の「タイプV」などが用意されており、ボディカラーには「ブラック」や「フォレストグリーン」などがラインナップされています。なお、このクルマは、日本国内では1997年に「シーマ」に統合される形で生産が終了しています。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。