フィアットからリリースされた「ニューパンダ」は、ヨーロッパでは2003年にデビューし、日本では2004年にデリバリーが開始されたコンパクトな5ドアハッチバックです。1980年に発売された初代フィアット「パンダ」の後継車として登場した2代目モデルで、小さな車体に広い室内空間を持った車両です。「パンダ」同様に、販売開始後ヨーロッパを中心に高い評価を受けており、「2004年ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。2010年4月発売のモデルには「ベースグレード」と上級グレード「Maxi」が用意されています。このモデルでは、フロントグリル、ドアミラー、メーターパネルのデザインが一新されています。安全機能としては、ABSが付与された電子制御式制動力配分機構(EBD)、デュアル&サイドエアバッグが標準装備されている他、盗難防止機能としてイモビライザーにあたる「フィアットコードII」も装備されています。また、「ベースグレード」には、ISO FIXチャイルドシートアンカー、ESP、フロントフォグランプが装備されており、「Maxi」には電動サンルーフ、新色ルーフレールが装着されています。※記載の文章は、2018年8月時点の情報です。