1994年にリリースされたアウディの「A6アバント」は、同社「アウディ100」の後を継ぐ自動車として開発された「A6」シリーズの5ドアステーションワゴンモデルです。このクルマの特徴としては、実用性に富んだパーツや曲線を意識したフォルムなどを挙げることができます。そして、「A6」シリーズにおける4代目モデルに関しては、「Innovation Leader Through Progress Technology」をコンセプトとしており、「A7」に近い車両デザインが採り入れられているほか、同社初の軽量化技術「アウディ・ウルトラ・ライトウェイト・テクノロジー」が採用されています。なお、2012年9月発売モデルでハイブリッドタイプが追加されましたが、2015年7月に行われたマイナーチェンジの際に廃止されています。現行最新モデルの2018年1月発売モデルには、「1.8TFSI」「2.0TFSI クワトロ」「3.0TFSI クワトロ」といったグレードがラインナップされています。このモデルは、「S lineエクステリア」が標準仕様となっており、フロントバンパーのエアインレット部を3つに独立させることで、サイドシル部の幅を拡大することに成功しています。※記載の文章は、2018年7月時点の情報です。