フロントバンパー塗装交換　コアサポートの変形部分を引き出し　スズキ：ワゴンＲ｜車検・点検・修理のグーネットピット

「雪で見えなかった・・・」。この地方は２月中旬でも道路脇に雪がコンモリ。積雪に応じて道路の雪を、ブルが掃いてくれます。おのずと出入り口に置いてある雪（ほぼ塊）は夫々が両脇にかたずます。その中隠れてしまった、縁石だったり、ポールだったり、境界仕切りのブロックだったり、は、ある意味・・地雷な感じです。雪だと思ってバックしたら奥に岩があって、リヤバンパー表面に凹みは無かったのですが、表面がプツプツと傷がついたのは、私個人の話です。
車両はスズキ：ワゴンR。フロントバンパー中央右側の下がワレてます。雪に隠れた地雷な感じのヤツです。幸いな事に、これが左側（助手席）に同じ衝撃だった場合、エアコンのコンデンサーが変形しエアコンガス漏れ、や、ラジエターのロアタンク破損でクーラント漏れ、などが発生する可能性が考えられました。
早速、フロントバンパーを取外し、内部状況確認。

フロントバンパー交換と、骨格の少修正のみで対応となります。
引き出し機で引っ張りながら、スライディングハンマーを併用します。
（本格的なフレーム修正になると協力工場への外注となります）
イイ感じに修正できました。塗膜が削れた所は錆予防塗装を行って。
交換するフロントバンパーは、色付きでメーカー供給が無かった（出筋色は設定有の場合も）ので塗装を行った後に取付。
作業完了となります。

余談になりますが、この時期の注意は凍結です。
日中は雪が溶けやすい気温で春を感じます。が、朝晩の冷え込みが厳しい時もチョボチョボと。路面が凍ってます。そして、湿った雪が踏み固まった場合も、非常にツルツルで凍結路面と一緒です。
まったくの個人的な話です。車は軽トラック（冬の私くるま）。今年２月初め、車がすれ違えない道幅の下り坂を走行中、反対（登り）側から車が・・・。ヤベー止まれない・・。で、道路脇にわざと車体を刺して、正面同士の衝突を回避した所でした。ツルツルで自力で抜け出せず、結局ブルで引っ張ってもらいました。ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。と、救出ありがとうございました。路面のツルツル具合は、そこに車が停止し続けるのが困難な程にツルッツルでした。ある程度ゆっくり下ってたつもりでも、こうなります。
登れないのは困りますが、止まれないのは危険です。