Ｓ様ＧＦＣ２７セレナ、クーラント交換と電スロのカーボン洗浄。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備を進めていっている
Ｓ様の２７セレナですが
新車から６年経過しているので
クーラントを交換しておきます。

サブタンク内部も比較的綺麗ですが、

タンクを外して
内部も綺麗にし直しておきます。

普段、平成中期あたりをメインに触っているので
この年式を見ると
こういった半透明のタンクも
綺麗ですね。

クーラントを抜いてあるので
ついでにスロットルも外していきます。

スロットルに水ラインが入っているので
クーラント交換時だと
ついでなんです。

エアクリへの外気導入パイプを外して、
バッテリーをふたつ外して
サクションを外して
ようやくスロットルにアクセスとなるので
これをついでというべきか
迷うところですが・・・。

わざわざスロットルを外す理由としては
セレナは
スロットルがかなり奥にあり
目視で確認しながら
カーボン洗浄が出来ないからです。

外した水ラインを再使用すると
漏れる可能性が高まるので
スロットルガスケットと一緒に
新品へ交換します。

スロットルのサージタンク側は
当然ですが
カーボンで真っ黒です。

といっても当たり前ですね。
この部分がピカピカな車があったら
逆に怖いですね。

バタフライの面部分を綺麗にするのは
おまけ程度で
主にバタフライと
スロットル壁面のカーボンを洗浄します。

この部分にカーボンが蓄積される、
空気の通り道が狭くなり
アイドリングが低下する、
ＥＣＵが学習して
スロットル開度を上げる、
こんな流れになるので
定期的にスロットルを綺麗にして
学習値をリセットするのは
大切だと思います。

バッテリー交換する時に
学習値をリセットしてしまうと
アイドリング不調になる
理由のひとつですね。

学習値をリセットしないのも大切ですが
学習値をリセットしたら
アイドリング不安定になってしまう
原因を取り除いておくのも
非常に大切な事だと思います。

エアクリも
結構、綺麗な状態ですね。

前オーナーさんが
ちゃんとメンテナンスしてくれていた事が
良く分かります。

といっても
エアクリへのアクセスが
ちょいと面倒な車なので
このタイミングで新品へ
交換しておきます。

あとはクーラントファンネルを接続して
水温計を装着した状態で
エア抜きをしておきます。

エア抜きをしたら
ラジエターキャップも交換して
クーラント交換完了です。

あとはバッテリーを交換したり
ブレーキ周りのリフレッシュ作業があるので
そちらを順に進めていきます。