Ｓ様Ｚ３４、細かい部品の交換と減衰力調整について。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備も最終段階に入ってきた
Ｓ様のＺ３４ですが
細かい部品を交換しておきます。

日産車の定番ですが
バッテリーのプラス端子カバーが、

必ず割れてきます。

新品のカバーに交換しておきます。

バッテリー交換をお店に依頼して
割れたら
お店の責任にする人がいるみたいですが
自分でやれやって思います。

悪い言い方すると
頭大丈夫ですか？？？って。

端子部分を上にあげただけで割れて
店が悪いっていうなら
２度とこないでくれって思います。

そんなユーザーさんが
ひとりもいないので
お客さんに恵まれてると思います。

エンジンオイルにエレメント、
ミッション＆デフオイル、
ブレーキ＆クラッチフルードも
交換しておきます。

ブレーキやクラッチフルードは
結構な汚れだったので
綺麗なフルードが排出され
タンク内も綺麗になるまで
フルード交換を繰り返します。

故障コードが残っていない事を確認して、

走行チェックに入っていきます。

この先はオーナーさんへ向けての内容です。
車高調の減衰力調整の
仕方についてです。

フロントはボンネット開けたら
ストラットタワーの上に
ダイヤルがあるので
分かりやすいと思います。

好みに合わせて
グリグリ回して下さい。

ただ３２段調整なので
それ以上は回しちゃダメです。

３２段以上でも回りますが
回しちゃダメです。

というか、
そんなに柔らかくしたら
逆に乗り心地が悪いので
メリットはゼロです。

現状は３２段中前後「１５段」に調整してあります。
もう少しスポーティーな乗り味が好みであれば
１２段くらいにしてもいいかと思います。

リアの減衰力ですが
減衰ケーブルを装着しようとすると
ケーブル先端がゲート内装に当たって
異音発生原因になるので
取り付けしていないです。

ショック上部にダイヤルを直接取り付けだと
当然内装をガッツリを穴あけする必要が出て
見た目が悪いです。

リアゲートを開けた左右に
ゴムのメクラを取り付けしてあります。

外すと丸い穴を空けてあるので、

市販の六角レンチを突っ込んで下さい。
最初のうちはライトで照らしながらのが
やりやすいと思います。

車高調の減衰力調整時のクリック感ってのは
ダイヤル側の機能であって
ショック本体側で
クリック感を出している訳じゃないです。

この状態で六角レンチを回しても
クリック感はないので
回転角度で調整します。

１回転させると
減衰力１０段調整になります。
現状の１５段にしようと思ったら
一番締め込んだ状態から
１周半させて下さい。

そうすれば１周分「１０段」、
半周分「５段」で１５段に調整って事になります。

一度決めちゃえば
そんなに調整する事も無いので
たぶんこれで不便はないと思います。

ブログ読んでも
意味が分からないかもですが
実際に調整してみれば
分かると思います。
頭の体操くらいに思っておいて下さい。

オーナーさん、
ちゃんと覚えておいて下さいね。