Ｓ様Ｚ３４、ＲＥＣＳにフューエルワン施工やステアリングロックユニット交換。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備中のＳ様Ｚ３４ですが
追加でご依頼頂いた
ＷＡＫＯ’ＳのＲＥＣＳを施工していきます。

３，７００ｃｃのＶ型エンジンなので
片バンク毎に施工していくのと
液量が多いので時間がかかりますね。

いつも書いていますが
ＲＥＣＳで白煙モクモクは
単にお金を使って
ＲＥＣＳを燃やしているだけです。

ちゃんと施工した場合には
白煙は最低限しか出ないですし、
サージタンク形状によっては
ほとんど出ずにＲＥＣＳ完了します。

今回のＺ３４も
白煙は最低限しか出なかったです。

単にＲＥＣＳつなげて
エンジン始動、
薬剤が無くなるまで
エンジンかけっぱなしってやり方だと
白煙モクモクになりやすいかと思います。

ＲＥＣＳが完了したら
フューエルワンも
燃料タンクへ入れて
燃料ラインの洗浄もしておきます。

Ｚ３４の弱点、
というかこの頃の日産車に多かったのが
ステアリングロックユニットの故障。

弊社ユーザーさんも
コンビニに車を停めて
戻ってきたらロックユニットが悪さをして
エンジン始動出来なくなってました・・・。

そんな信頼性ゼロのロックユニットですが
この車両も前オーナーさんが
対策としてヒューズ抜きしてありました。

もちろんこれでもイイんですが
ヒューズ抜きによる
なんらかのイレギュラーな
トラブルにつながっても嫌なので
ロックユニットを新品に交換しておきます。

当時８万だか、
９万円くらいしたロックユニットが
現在は１万円ちょっと。。。

メーカーさんもこの事を理解しているけど
リコールにはしない。
でも安くするから
自費で買ってみたいな意思を感じます・・・。

交換は特に大変な事はないですが
パネルを外したら
センサーがあります。

１０年も経過していると
このセンサーは
ホコリまみれになっているので、

軽くエアブローして
綺麗にしておきます。

ロックユニット交換したら
ヒューズも取り付けして完了です。

特にこれまでの物が悪くなっていた訳ではないので
改善した訳でもないですが
Ｚ３４で時限爆弾って言われてる
弱点のひとつですからね。

これでオーナーさんも
ひとつ不安材料が無くなって
乗ってもらえると思います。

ちなみに外したユニットも
対策後のプラスチックボックスタイプでした。

ガソリンを入れる時に
フタを開け閉めする部分の
ゴムが破れていたので、

こちらも新品へ交換しておきます。

貫通タイプのホイールナットを使っている方へ
お伝えする内容です。

ご契約前に
オーナーさんへもお伝えしてありますが
貫通ナットを使用している場合、
ハブボルトに錆びが発生している事も多いです。

ＫＹＯＥＩさんの
Ｒ４０シリーズが装着されていますが
こちらも基本は貫通のタイプになります。

毎日、必ず車に乗って
ある程度の距離を走行するって人は
まだいいですが
あまり乗らないって人には
あまりおすすめしていないです。

ナット内に入った水は
あまり車に乗らないって人の場合、
なかなか排出されず
錆び発生の原因になってる事も多いです。

ＫＹＯＥＩさんのＲ４０シリーズは
キャップが装着出来るタイプもあるので
出来ればキャップの装着が
おすすめかと思います。

サーキット走行、
単なる街乗りによって
選択も変わってきますので
そのあたりは使用状況と
ご予算に応じてってところですね。

個人的にはホイールナットは
スチールの袋タイプを
おすすめさせてもらっています。

ホイールナットで
見た目をアピールする必要は
無いと思っています。

他でしっかりと見せれるようにして
最終のアクセント程度での
ホイールナットで十分かなと思っています。

このあたりは個人の好みですね。