Ｉ様ミニクーパー、プラグチェックやウォッシャーの向き調整など細かい部分をやっていきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かりの
Ｉ様ミニクーパーですが
各部の点検と
即交換部分のチェック、
少し様子を見てもらい部分などを
ピックアップしていきます。

すべてチェックシートにメモして
納車時にオーナーさんへ
お伝えしておきます。

またパソコンに
データ保存しておく事で
将来的に
確認できるようにしておきます。

これも結構多いですが
バッテリー端子の緩みです。
車検時に必ず
端子の緩みを確認していますが
手で動いちゃう車が
あまりに多いです。

そういった車は
こんな感じで
端子が上の方で締まっていますね。

一度端子を緩めて
しっかりと奥まで押し込んでから
端子を締めてあげれば
そんなに締付トルク強くなくても
手で回したくらいじゃ
回らないはずです。

ウォッシャーノズルの向きが
気に入らなかったので
こちらも調整し直しておきます。

以前はピックツールなどを使って
ノズル向き調整していましたが
手間になってきたので
ノズル調整専用工具を購入しました。

最初はこんな工具
どうすんだって思ってましたが
すんげぇ～便利です。

これもまた定番ですが
リアウォッシャーが出ないです。
リアゲート内装を外して
原因を探っていきます

ホース外した状態で
ウォッシャー出したら
素敵な水が出てきました。

ずっと使ってないせいで
錆びとか発生してるみたいですね。

その先のノズル部分は
水が出てこないので
詰まってるみたいですね。

詰まりを除去したら
水が出てきてくれましたが
錆びの混ざった茶色の水が出てきました。
ちゃんと定期的に使うといいですね。

個人的には
リアワイパーは要らないと思ってるので
これまで乗ってきた車は撤去しています。

チェイサーとランサーに至っては
リアワイパー撤去する為に
リアガラスを
ワイパーレスガラスに交換したくらい
リアワイパーが嫌いです。

ただ詰まったまま放置している場合、
最悪なケースですが
リアワイパー作動させた時に
ホース途中のジョイント部分が
圧で抜けてしまう事があります。

かなり稀ですが
実際に見た事があります。

そういった場合、
ジョイントが車内だと
車内でウォッシャーが出る事になります。

でもどこで外れてるか分からないから
作動チェックは続ける、
車内にどんどんウォッシャーが
流れ続ける事になります。

余計なトラブルでしかないので
気が向いた時に
ウォッシャー操作するだけでも
回避できるトラブルです。

バックランプが
点灯しなかったので
外して確認したら
素敵な状態のバルブですね。
当然ですが新品交換しておきます。

なぜか左ナンバー灯の
レンズが無くなっていました。

新品レンズを取り寄せして、

組み付けしておきます。

いきなり足回り関係ですが
スタビリンクのブーツが
パックリをなっていたので
こちらは左右とも
新品へ交換しておきます。

リアのアッパーマウントは
結構劣化が進んでいますね。

こっち側のがさらに酷いかな。
オーナーさんとしては
次回車検をどうするか
迷ってるみたいです。

乗り味は好きだけど
現状でパワステからの
異音発生とオイル漏れ、
この先の大きなトラブルが
怖いって感じみたいです。

もうすぐ２０年経過で
１０万ｋｍの輸入車ですからね。
お気持ちは非常に良く分かります。

アッパーは現状で
異音発生まではしていないので
とりあえずはスルーしておきますが
安全に直結する部分なので
要検討といったところですね。

次回車検を受けるつもりであれば
修理は必要かなといった感じですね。

ミニクーパーの定番となる
パワステオイルの漏れですが
タンク周りやホース周り、
下廻りがドロドロだったので
まずはしっかりと洗浄しておきます。

ダメ元にもなりますが
締め込み式のバンドを追加して
漏れが止まったらラッキーって感じで
プチ対策しておきます。

あとはこの状態で
どれくらい改善されるかですが
根本対策としては
ホース交換ですね。

あとはブレーキ周りの作業をして
走行チェックに入っていきます。