Ｋ様ランエボワゴン、プラグチェックやエアコンフィルターの追加など。｜車検・点検・修理のグーネットピット

車検でお預かり中の
Ｋ様ランエボワゴンですが
サクション周りの作業をしていた時に
ハーネスの取り回しで
気になる部分が。

本来はクリップ部分が
エアクリボックスに取付されますが
レーシングサクションになっており
付く部分がなくなっており
プラプラになっています。

この事そのものは
特に問題ないのですが
その下にあるボディ部分と
干渉しているのが問題です。

ボディ側の角部分と当たっているので
こういった部分が
数年先に配線の被覆を削り
ショートしたりとか
接触不良の原因になります。

しかもその時には
原因追及するのが
大変な部分にもなります。

そういった事もあり
こういう部分ってのは
社外品へ交換した時に
その都度、
対策をしておくべきです。

いくら車検整備で預かっても
こういった部分すべてを見つけるのは
不可能です。
今回は偶然見つけれたって感じですね。

写真じゃほとんど分からないですが
配線を束ねている
ハーネステープが少し削れています。

これが進めば当然ですが
配線にダメージがいく事になります。

純正ハーネスの
ちゃんとクランプされている側に
タイラップで固定しておきます。

これでボディと干渉する事は
一切ないです。

エアコンフィルターの
チェックもしておきますが
フィルターは無しでした。

元々がオプション装備になるので
新車購入した方が
装着しなかったようですね。

約２０年エアコンフィルター無しだったので
今更という部分もありますが
これ以上、
エバポレーターへゴミを貯めない為に
エアコンフィルターを
追加装着しておきます。

フィルターが装着される部分をカットしますが
カットした面は
しっかりと綺麗に処理しておきます。

中を見ると
かなりホコリまみれですね。

エバポレーターを守る為にも
エアコンフィルターの
定期交換は大切なのが
良く分かると思います。

順番が前後しますが
プラグもチェックしておきます。

前オーナーさんが交換してくれているのか、
納車整備時に交換されてるのか、
分かりませんが
まったく問題無しですね。

４Ｇ６３も年数が経過して
イグニッションコイルのカプラーが
割れやすいです。

余計なトラブルにつながらないように
カプラー外しは無しにして
コイルを外します。

純正カプラーの供給は終わっているので
余計な作業で割らないようにするのも
大切です。

現時点ではまだ
どうにか出来るような体制にしていますが
今後どうなっていくか分からないです。

コイルカバーがカーボン製になっていますが
ここもちょいと気になる事があったので
ここもちょいと対策しておきます。