ハイブリッドバッテリー交換！ ｜車検・点検・修理のグーネットピット

ハイブリッド車はガソリンエンジンと電気モーターで走行している車です。
ハイブリッド車にもバッテリーが搭載されていて
「駆動用バッテリー」と「補機バッテリー」を載せています。

こちらの車両の※ハイブリッドバッテリー（駆動用バッテリー）は
リヤシートの後ろの下側に収納されています。
約600Vでハイブリットシステムに利用されます。

※車両によって収納位置が異なります

※「補機バッテリー」は、ラゲージルーム（荷室の右端）カバー内に
位置しました。ハイブリットでない車両と同じバッテリーで12Vで動作
する機器に使われています。

※車両によって収納位置が異なります

（ハイブリッド車の車両下を撮影）
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ハイブリット車は駆動用バッテリーとインバータ間などの高電圧を使用し
他の配線と区別できるようにメイン・ケーブルはオレンジ色に被覆され、
接続部のコネクタもオレンジ色が使用されています。
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（ハイブリッド車両のエンジンルーム内を撮影）

こちらのオレンジ色のプラグは、
サービス・プラグ・グリップで、
このプラグは高電圧の点検整備時に取り外すものです。

必ず※絶縁手袋を着用し脱着作業を行います。
※電気における「絶縁」は電流が流れない状態のことを言います。

プラグを取り外すことで高電圧系統の回路を物理的に遮断することができ、
これにより作業の安全を確保することができます。
（感電（電撃）火災などの災害）

また、サービス・プラグ・グリップの左隣りにあるのは
バッテリーカバーをロックするための
バッテリカバーロックストライカといいます。
サービス・プラグ・グリップを使用しなければ外れない仕組みになっています。

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ハイブリッドバッテリー（駆動用バッテリー）交換のため
サービス・プラグ・グリップ　取り外した後、
プラグベースに「絶縁テープ」で絶縁処理を行います。
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「絶縁テープ」で絶縁処理済み

ダンボールを敷いているのはバッテリーを車外に出すためその際、
ボディに傷がつかないよう保護するためです。

ハイブリットバッテリーは重量物のため取り外す際は２人作業です。
　　　　　　　　　　（30㎏ぐらいあるかと思います）

バッテリーボルテージセンサとDCｰDCコンバータの付け替え作業

取り付ける際も２人作業です。

ハイブリッドバッテリーを車体へ固定しました。
固定ボルトの締め付けトルクは19N・ｍ

ラゲージルームにあったパンク修理キットとリヤシートを戻して
ハイブリッドバッテリー交換作業完了です。

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