パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

スタッドレス装着時期はいつからいつまでなのか

季節が秋から冬になるにつれて、スタッドレスタイヤの装着を考えるようになります。スタッドレスタイヤを使用する際、スタッドレスタイヤへ交換する時期やタイミング、また、スタッドレスタイヤを履く期間はどれくらいを目安にしてよいのか、悩んでしまうこともあるかと思います。スタッドレスタイヤの装着時期は、大体いつからいつ頃までと考えればいいのでしょうか。

スタッドレスタイヤの装着は早め早めが大切

まず装着を始める時期ですが、できるだけ早い方が良いと言えます。雪の降りやすい地域なら11月の上旬には装着をするようにしておきましょう。天気予報などを参考に動いてしまうと同じ考えから動く人も多く、肝心なときに取扱店が混むことも予想されます。また、タイヤのサイズによってはスタッドレスタイヤの在庫そのものがなくなってしまう場合や価格が高騰することも考えられます。

このように、スタッドレスタイヤの装着が後手に回ってしまうことで交換する際の手間などが増えてしまったり、雪が降らなくても気温が急激に下がることで路面が凍ることもあるので、その際に十分な対処ができなくなってしまう恐れもあります。スタッドレスタイヤの交換や購入などの準備は、なるべく早めにするように心がけましょう。

スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換時期は雪が終わる頃

では、スタッドレスタイヤはいつまで装着していればいいのでしょうか。こちらも地域により多少時期が変わってきますが、北海道や東北、北陸などであれば4月頃まで装着していても問題はないと言えます。一方、九州や沖縄など温暖な地域であれば2月末には取り外してしまっていいでしょう。もちろん、こちらはあくまでも目安ですので過去の気象データをはじめ天気予報などを参考にし、その時々で判断することが必要になります。タイミングを見極める上で参考になるのが、終雪時期です。自分の住んでいる地域が例年でいつ頃まで雪が降っているのかを調べて、脱着のタイミングを判断しましょう。

新品のスタッドレスタイヤは慣らし走行をしておくこと

新品のスタッドレスタイヤを使用する場合はタイヤの性能を十分に引き出すために、慣らし走行が推奨されています。大体100km以上の距離を走行して、ホイールとタイヤを馴染ませておくのと同時にタイヤの性能を引き出しておくことが重要です。また、慣らし走行はタイヤ交換によって起こる運転感覚の違いに慣れるという側面もあります。新品のスタッドレスタイヤを装着した場合は、タイヤのためにも運転感覚を掴むためにも必ず慣らし走行を行うようにしましょう。スタッドレスタイヤの装着時期を考える際は、この慣らし走行の期間も計算に入れて早めに準備をする方が賢明です。早めの時期であれば、タイヤを購入する際にも本格的なシーズンに比べて割安に購入できるケースもありますので経済的なメリットもあります。気温の変化や天候の変化をはじめ、いつ雪が降るか、いつ路面が凍結するのかを天気予報などの情報である程度予測することは可能ですが確実に予想することは難しいと言えます。そのため、本格的な冬を迎える前に早めにスタッドレスタイヤの購入や交換をすることが大切です。ディーラーやタイヤ専門店などで、どのタイミングで交換するのがベストなのかを相談しながら、スタッドレスタイヤの準備を進めるようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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