新車試乗レポート
更新日:2021.06.11 / 掲載日:2021.06.03

MAZDA CX-8 試乗インプレッション【改良新型】

昨年末に大幅改良を受けたマツダのフラッグシップSUV、CX-8。そのトップグレード「エクスクルーシブ モード」がこの2月にようやく発売された。走りはもちろん、エレガントな内外装にも注目だ。

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ニューカラー&新意匠エクステリアで上級感がさらに高まった!

主要諸元(25T エクスクルーシブ モード・FF・6人乗り)
●全長×全幅×全高(mm):4900×1840×1730●ホイールベース(mm):2930●車両重量(kg):1830●駆動方式:FF●パワートレーン:2488cc直列4気筒DOHC直噴ターボ(230PS/42.8kg・m)●トランスミッション:6速AT●WLTCモード燃費(km/L):12.0●燃料タンク(L):72(レギュラー)●最小回転半径(m):5.8●タイヤサイズ:225/55R19●車両本体価格:476万3000円

高級感溢れる内外装、走りもさらなる高みへ

 エレガントな佇まいで、都市部にも似合う上級SUVとして人気のCX‐8。今回の改良では、そのデザインとインテリア、使い勝手をさらに洗練させるとともに、「走る歓び」の進化を目指した走行性能の向上も図っている。

 外観ではまず、上品かつ精悍さを増したフロントグリルに目を惹かれた。試乗車の2.5Lターボをはじめ、ディーゼル、ガソリンの上位グレードに設定されたもので、ボディカラーにも新色の「プラチナクォーツメタリック」が登場。最上位グレード「エクスクルーシブ モード」専用装備となる19インチアルミホイールやワイドなテールパイプも存在感を高めている。室内に入ると、目に鮮やかなホワイトレザーが贅沢に使われ、とても華やか。6人乗りのみだった「エクスクルーシブ モード」に7人乗り仕様が設定され、選択肢が広がっている。また10.25インチの大きく見やすいセンターディスプレイ&コマンダーコントロールも、全車で従来の8インチより大型化(グレードにより8.8インチ)。ワイヤレス充電や、ハンズフリー機能付きパワーリフトゲートも上位グレードに標準装備され、使い勝手が向上している。

 ガソリンターボのパワフルかつ丁寧でなめらかな加速フィールは健在ながら、ディーゼルとガソリンでは6ATの応答性が磨かれ、ディーゼルでは最高出力が190PS/4500rpmから200PS/4000rpmにアップ。コントロール性も改善し、さらに“運転が楽しい3列シートSUV”の腕を上げたと言えるだろう。

icon MAZDA CX-8[一部改良]

●発売日:’20年12月17日(Lパッケージ、エクスクルーシブ モードは’21年2月発売)
●価格:299万4200~499万9500円
●問い合わせ先:0120-386919(マツダコールセンター)

従来のCX-8はスポーティなイメージが強かったが、フロントグリルに細かい加飾が加わることでエレガントな印象にがらりと変身。

エクスクルーシブ モードには、今回試乗車したピュアホワイトのほか、写真のオーバーンの内装色も設定。上質感もたっぷり。

贅沢な2列目キャプテンシートがエクスクルーシブ モードの魅力だったが、用途に合わせて7人乗りも今回新設定。

左右5:5分割可倒式の3列目シートを格納すれば、ラゲッジスペースも広々。床面はやや高めだがフルフラットのため使いやすい。

今回の試乗はパワフルな2.5Lガソリンターボ。ディーゼルやNAガソリンモデルはパワートレーン面の熟成がより進み魅力が増した。

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●文:まるも亜希子 ●写真:澤田和久、月刊自家用車編集部

提供元:月刊自家用車

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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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