プラグイン×ジープの世界<JEEP レネゲード 4xe>

新車試乗レポート [2020.12.31 UP]

プラグイン×ジープの世界<JEEP レネゲード 4xe>

オフローダーの代名詞である「ジープ」のうち、最もコンパクトなクロスオーバーモデルが「レネゲード」だ。“らしさ”溢れる外観のこのモデルに加わったプラグインハイブリッド(PHEV)の「4xe」の魅力を探った。

“冒険への扉”を身近なものに

JEEP レネゲード トレイルホーク 4xe
●車両本体価格:503万円
●ボディカラー:スレートブルーP/C(3万3000円高)

手頃なサイズと先進技術で生活にも冒険にも活躍

 オフロード走行が趣味だからSUVを選ぶ。ある意味当然だが、オフロード走行はSUVの魅力の一片でしかない。悪路対応力が導く未知の場所や体験が一番の魅力と考える。荒れた道の先には新しい感動が待っている、という訳だ。ジープファミリーでは末っ子となるレネゲードはそんなSUVがもたらす新たな感動への扉と手頃なサイズの親しみやすい生活の供を兼ね備えたジープなのである。

 新モデルのレネゲード4xeは4WDに最適化された先進的な電動化技術によりレネゲードならではの魅力をレベルアップ。外部充電機構を備えエンジンによる前輪駆動と電動後輪駆動を採用。満充電時なら50kmに迫る純電動航続距離(WLTC)を達成し、電動ならではの力感溢れる走りを示す。HVモード選択時でも電動走行を積極的に使い、電動走行時と同様の力強さと意のままに反応するドライバビリティを維持していた。

 タウンユースもツーリングも同じような感覚で扱いやすいのはもちろん、オンロードよりも的確なパワーコントロールが要求されるオフロードにも適した特性であり、悪路走行に不慣れなドライバーにも心強い。また、マニュアル変速モードでは常時エンジン稼働となるが、ここでも電動を利した素直なコントロール性を示した。

 トレイルホークに採用された4WD制御モードは路面状況別にオートからロックまで5モードを設定。荒れた林道くらいならオートでも十分だが、状況に応じて踏破性の高いモードを選べるのは”無事の帰還“では重要。最低地上高は210mmもあり、愛らしさも漂わせる外観ながら悪路踏破性へのこだわりは相当だ。それは悪路での扱いを容易にするだけでなく、未知なる道へ乗り出す保険でもある。

 コンパクトサイズながら4名が長時間過ごすに十分な広さを備え、アップライトな着座姿勢と相まって車窓からの眺めも良好。また、リミテッドならACCも装着されるので、用途や遊び方で選び分けられる。冒険の扉は意外と身近、と思える先進的SUVなのである。

icon JEEP Renegade 4xe

ジープ レネゲード フォー・バイ・イー
●発売日:’20年11月28日
●価格:498万~503万円
■問い合わせ:ジープフリーコール 0120-712-812
https://www.jeep-japan.com

レネゲード史上最強、EV走行48km

 日本で販売されるジープとしては初となるPHEVモデル。1.3Lガソリンエンジンに加え、回生ブレーキとして機能するフロントモーターと強力な独立式リヤモーターを搭載し、レネゲード史上最強のパワートレーンを構築しつつ、ジープ史上最高の低燃費も達成した。充実装備&低燃費のリミテッド 4xeと強力なパワー&走破性のトレイルホーク 4xeがラインナップ。

日本人が持つジープのイメージを裏切らない、伝統を色濃く継承する外観は、好評な既存のレネゲードと基本的に同じ。ブルーの差し色を用いたバッジ類が主な変更点となる。

■ボディカラー 

  • スレートブルーP/C(3万3000円高)

  • コロラドレッドC/C

  • アルパインホワイトC/C

  • ブラックC/C

●オーディオナビゲーションシステム (Uconnect)8.4インチタッチパネルモニター

専用カラーベゼルによって特別感を加えたコックピットは、メカニカルでありながら、メーターやセンターコンソールのディスプレイ表示などで先進性も表現している。

  • ●4xe専用フルカラー 7インチマルチ ビューディスプレイ

トレイルホークはプレミアムファブリックシート(写真)、リミテッドはシートヒーター付きの電動調整式レザーシートを装備。

高速走行も快適にこなす。トレイルホークは定速クルコン、リミテッドは前車追従式クルコン(ACC)を装備する。なお、EV走行での最高速度は130km/hだ。

  • 給油

  • 充電

ボディ右側後部に給油口、左側後部に充電口を備える。給油口はキャップレスタイプで、ガソリンはハイオク指定。充電は普通充電に対応し、200Vのケーブルが付属する。

◆ジープ初のプラグインハイブリッド

マイルドハイブリッド採用の1.3L直4ターボと独立したリヤモーター、リチウムイオン電池を組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用。エンジンはリミテッドが131PS、トレイルホークは179PSだ。トレイルホークは4WD機能もより本格的なものとなる。

●ドライブモード &セレクテレイン システム

ハイブリッドシステムは3モード、駆動力を制御するセレクテレインは4または5(ROCKはトレイルホークのみ)モードを用意する。

  • ●1.3L直4ターボ

    油圧で吸気バルブを自在に制御するFCAグループ独自の「マルチエア」を搭載。電気式4WDとあいまって力強い走りを見せる。

◆先進安全&運転支援機能

  • ●アダプティブクルーズ コントロール

    必須装備となりつつある、いわゆるACC。前方の車両と安全な車間距離を維持しながら速度を自動調節する。リミテッドに装備。

  • ●ブラインドスポット モニター/リアクロスパスディテクション

    側方や後方の死角に入ってくる車両や後方を横切る車両、歩行者などを検知すると、アイコン点灯や警告音で警告を行う。

  • ●LaneSense 車線逸脱警報プラス

    自車が車線の外側に出ていたり一定時間ハンドルから手を離していると、警告や操舵の自動補正を行なう。

●前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)

いわゆるプリクラッシュブレーキ。衝突しそうになると警告や自動ブレーキが作動する。

●Parkview リアバックアップカメラ (ダイナミックグリッド ライン表示機能付)

バックの際に障害物を検知して警告。リヤカメラは操舵連動のガイドラインを表示する。

◆主要諸元表

◆「Jeep Wave」

 FCAジャパンは、レネゲード4xeの発売を機にジープ全車種を対象とする新オーナーロイヤリティ向上プログラム「Jeep Wave」を導入。3年間フリーメンテナンスのほか、オーナー優遇サービスや特典が提供される。

●文:川島茂夫 ●写真:長谷川 徹

提供元:月刊自家用車

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