新車値引き情報
更新日:2022.04.26 / 掲載日:2022.04.26

厳選値引き実例 X氏の値引き特報

その1 CX-5から26.8万円引き!

MAZDA CX-5
25Sスポーツアピアランス
トータル値引き 26.8万円
値引き率 6.7%
From千葉県

年度末タイムリミット作戦が奏功!
激闘5時間! マツダに寝返った


 昨年末にマイナーチェンジした新型CX-5にひと目惚れして、一点狙いです。
 月刊自家用車によれば「最近のマツダは値引きを抑えた売り方をしている」とのこと。しかも、CX-5は新型となったばかりなのでガードが堅そうです。値引きを最大限に引き出すためには「登録を年度末決算の3月に間に合うように商談する」のが有効と考えました。CX-5は納期が2か月程度とのことなので、1月中旬に近所のマツダを訪問。セールスさんは明るくマイルドな雰囲気で、ゴリ押ししてくるタイプではないところに好感を抱きました。一気に攻めようと思って「この人から買いたい!」という気持ちを隠しながら、次のような悩みを打ち明けてみました。
 22年間乗ってきたセリカはずっと同じトヨタで世話になっているため相当な理由がないとマツダに寝返るような不義理はできない。
 そのトヨタからはRAV4を強く薦められており、私自身も有力候補と考えている。
「Xさん、うちが相当な理由をつくれば決断してもらえますか? その具体的な金額を教えてください」
X「出してもらった見積もりでは総額が約437万円となっていますが、これが400万円を切る金額にできるなら、思い切って決めますよ」
「今年度はコロナの影響で、初めて弊社の規模に合う販売台数を達成できない可能性が出てきました。したがって会社からは『3月末までにかなりの販売積上げをしろ!』との指示が出ています。実は、Xさんの1台があれば店の目標が達成できます。どうしても欲しいので会社を説得してきます!」
 ここからが長かった……。
 13時に入店して、決着がついたのはなんと18時過ぎ!
 店長さんではらちが明かず、社内の関係部署と交渉をしてようやく決裁が下りました。
 注文書には車両本体値引きの記載はなく、付属品(57万7562円)から26万8203円引き。22年落ちのセリカに下取り額11万円を付けて支払い総額399万円となっていました。

値引き採点 5
トヨタとの“長い付き合い”とRAV4との競合を上手に伝えたのが大きな効果を生み出しています。マイナーチェンジ直後の新型CX-5から約27万円引き/値引き率6.7%なら特上クラスです。セリカの高取りも含めて採点は5としました。


その2 ライズから35.5万円引き!

TOYOTA ライズ

トータル値引き 35.5万円
値引き率 14.9%
From東京都

40万円が28万円にダウン!
緊急事態に救世主が出現!!


 11年間乗ったフィットの車検切れを7月に控えて、買い替えを決意しました。
【1月22日】 ダイハツにてロッキーに試乗。クルマは気に入ったが値引きはたった4万円。下取りもゼロ査定。セールスさん曰く「フィットは息子さんにあげたほうがいいですね」。
 ガッカリして、即、退散。
【1月24日】 下取り車の相場を知るためネット一括査定に申し込んだところ、1社が33万円を付けてきた。ただし「すぐに引き渡す」との条件付き。
【1月26日】 隣県のトヨタA店へ。ライズを試乗後、交渉を開始。値引きは27万円。下取りはなんと40万円! 思わず契約しそうになるが、態度を保留。
【1月27日】 月刊自家用車にメールで相談。松本氏から「トヨタA店の値引き条件は特上クラス。しかも下取り額の40万円は“超”破格」との返信が届く。
【1月29日】 地元のトヨタB店へ。これまでの経緯を伝えると、30万円引きを提示。ただし、下取り額は17万円だった。
 その足で越境。トヨタA店にて契約……となるはずだったが、ここで事件が起きた!
「すみません。下取り額を間違えていました。40万円ではなく、28万円になります。お詫びに値引きを5万円上乗せして32万円引きにします」
 まさかの事態にガックリ……。
 自宅に戻ると、トヨタB店から「下取りを25万円にアップします」とのメールが届いた。
【1月30日】 トヨタB店へ。実は、この店から以前、エスティマを購入したことがあり、自宅から徒歩5分ということもあって、できればここから買いたい。余談だが、このお店のコーヒーはかなり美味い(笑)。
 実印と申込金をテーブルに置き、気合を入れて商談を開始。
 最終値引きは車両本体から7万円、メーカーオプション(23万7600円)から20万円、付属品(10万4000円)から8万5000円で、値引きの合計は35万5000円となったので契約。
 なお、納車は「4月末から5月初め」とのことですが、下取り車の車検が切れる7月に延ばしてもらうことにしました。ちなみに、納車直前で下取り車を引き下げて、買い取り専門店への売却を選ぶこともできます。

値引き採点 5
東京地区はこれまであったトヨタ4系列の販売店が経営統合によって1社となったため、値引き交渉がやりにくい状況となっていますが、隣県への越境作戦を使って上手に攻略しています。ライズからこれだけ取れれば文句なしのウルトラCクラスです。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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