車のニュース
更新日:2021.12.08 / 掲載日:2021.12.08
トヨタ 電池生産の新工場用地を米ノースカロライナ州に決定
トヨタの北米事業体であるトヨタモーターノースアメリカ(以下、TMNA)は現地時間12月6日、車載用電池工場の建設地を、ノースカロライナ州のグリーンズボロ・ランドルフ・メガサイト(Greensboro-Randolph Megasite)に決定したと発表した。
また、車載用電池工場の名称は、Toyota Battery Manufacturing, North Carolina(トヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナ 以下、TBMNC)に決定したという。
1,430億円を投資、100%再生可能エネルギー使用の工場へ
新工場・TBMNCは、関連会社である豊田通商株式会社とともに約12億9,000万ドル(約1,430億円)を投じて建設される。2025年の稼働開始時には、4本の生産ラインでそれぞれ20万台分のリチウムイオン電池を生産する予定。また、生産ラインは将来的に少なくとも6本に拡張し、合計で年間120万台分の電池を供給することを目指すという。
同工場へのTMNAと豊田通商による約12億9,000万ドル(約1,430億円、※用地、建物の費用を含む)の投資は、10月18日に発表されたトヨタの米国での電池生産への約3,800億円(約34億ドル、※用地・建物の費用を除く)の投資の一部。また、同工場では1,750人の米国での新規雇用が見込まれている。さらに、新工場では100%再生可能エネルギーが使用される予定だという。
TMNAの小川哲男CEOは、「モビリティの未来は電動化であり、グリーンズボロ・ランドルフ・メガサイトはその未来を実現するための理想的な場所です。ノースカロライナ州には、インフラ、質の高い教育制度、多様で熟練した労働力、良好な事業環境など、この投資に適した条件が備わっています。カーボンニュートラルを達成しすべての人へモビリティを提供するため、ノースカロライナ州とのパートナーシップを進めてまいります」と述べた。
ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事は、「TBMNCが、ノースカロライナ州を本拠地とすることを選択したことを嬉しく思います。今回の投資は、私たちの世界レベルの労働力と経済の成長を証明するものです。ノースカロライナ州は、クリーンエネルギーの未来に向けて日々努力しており、このようなプロジェクトは、その実現に貢献するものです」と決定の喜びを語った。
新工場の立地を決定するにあたり、TMNAは再生可能エネルギーの利用可能性に加え、政府、電力会社、パートナー企業など、地域のステークホルダーからの支持を重視。これらの条件に基づいて候補地が絞り込まれ、グリーンズボロ・ランドルフ・メガサイトに決定した。また、周辺のインフラ環境についても、高速道路網や4つの国際空港と2つの港湾、鉄道網が整っていることや、人的資源においても、教育システムの充実に支えられた多様な労働力が豊富である点などが重視されたとしている。
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。