日産「ノート」「ノートオーラ」　2022年次「RJCカーオブザイヤー」を受賞

　特定非営利活動法人（NPO）「日本自動車研究者・ジャーナリスト会議（RJC）」は11月9日、「第31回（2022年次）RJCカーオブザイヤー」の受賞モデルを発表。「RJCカーオブザイヤー（国産車）」に、日産「ノート」「ノートオーラ」が選ばれた。また、「RJCテクノロジーオブザイヤー」には、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」PHEVモデルに搭載の「進化したPHEVシステムとS-AWC」が選出された。

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「ノート」は躍動感と先進性あるデザインなどが評価

　新型「ノート」は2020年12月にフルモデルチェンジを実施したコンパクトカーで、第2世代「e-POWER」と新開発プラットフォームの採用によるスムースで力強い加速性能、なめらかな減速制御、優れた静粛性などが特徴。電動化の時代を訴求する先進的なエクステリア、インテリアも人気を支える要素となっている。
　また、新型「ノートオーラ」は2021年8月にプレミアムコンパクトとして新規投入され、細部に至るまで“上質”にこだわったインテリアや、最高出力100kw、最大トルク300Nmのスムースで力強い走りの第2世代「e-POWER」に加えて、クラスを超えた静粛性と国内初採用の「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」の組み合わせで人気を集めている。

　今回の選考においては、コンパクトカーの常識を変える運転の快適さ、躍動感と先進性を感じるデザインなどを高く評価。また、スポーティな走行性能の「ノートオーラNISMO」やSUVスタイルの「ノート オーテック クロスオーバー」など、バリエーションを多彩に揃えている事も評価された。

三菱のPHEVシステムは車両重量を感じさせない軽快な加速感が高評価

　卓越した技術に贈られる「RJCテクノロジーオブザイヤー」では、2020年12月発売の「エクリプス クロス」PHEVモデルに搭載のPHEVシステムとS-AWCが受賞。世界各国で発売され、高い評価を得ているアウトランダーPHEVのツインモーター4WD＋車両運動走行制御システムのS-AWCをエクリプスクロス用に最適化したこと、PHEVモデルならではの高い静粛性や力強く安定した走行性能を引き出し、車両重量を感じさせない軽快な加速感ときびきびとしたハンドリングをもたらす技術が評価された。
　三菱の同賞受賞は8年ぶり5度目。過去には「ギャラン」「エテルナ」のINVECS（1993年次）、「FTO」のINVECS II＋スポーツモードAT（1995年次）、「ギャラン」「レグナム」のGDIエンジン（1997年次）、「アウトランダーPHEV」のプラグインハイブリッドEVシステム（2014年次）が受賞されている。

輸入車部門ではBMW 4シリーズが受賞

　また、輸入車を対象とした「RJCインポート・カーオブザイヤー」は、2020年10月にフルモデルチェンジを受けて発売された新型BMW 4シリーズが受賞。ソフトトップを導入したカブリオレなど積極的で独自性の高いデザインや、プレミアムスポーティならではの充実した装備などが評価された。

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