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更新日:2018.10.27 / 掲載日:2009.07.10
マツダ アクセラスポーツ&セダン 新車紹介
マツダ アクセラスポーツ&セダン 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表・発売/2009年6月11日
マツダ 0120-386-919
文:諸星陽一 写真:犬塚直樹
■アイドルストップ機能搭載で燃費性能を劇的に向上
平成15年、それまでのファミリアに代わり、マツダ車の中核をなすモデルとして登場したのが初代アクセラ。今回のフルモデルチェンジはアクセラとしては初。新型は2代目となる。
ボディタイプはセダンとスポーツと呼ばれる5ドアハッチバックの2種が用意される。
■ドライビング/ユーティリティ
新型アクセラのプラットフォームは、フォードグループ内で共有されるもので、フォーカスなどと同系列となるが、90%は新設計の専用となっているという。
搭載されるエンジン(トランスミッション)は、111馬力の1.5L自然吸気(CVT)、150馬力の2L直噴自然吸気(5AT)、143馬力の2L自然吸気(4AT)、264馬力の直噴ターボ(6MT)の4種。264馬力はスポーツに設定されるマツダスピード専用、143馬力は4WD専用だ。
新型アクセラの最大のトピックとなるのが、2L直噴自然吸気に採用された、アイストップの名で呼ばれるアイドリング停止機構。既存のアイドリング停止機構は、再始動時にセルモーターのみにたよっていたが、アイストップではシリンダー内に燃料を直接噴射して燃焼を発生させ、エンジンを再始動する方式を採用。この際、セルモーターがアシストすることで再始動時の燃料消費量を低減。10・15モード燃費は、従来型20Cグレード比で約15%向上。セダン、スポーツともに16.4km/Lを実現した。
マツダスピードアクセラは、インタークーラー冷却用バルジを備えたエンジンフードなど、専用のエクステリアパーツを採用しアグレッシブなスタイルを演出。専用のハーフレザーシートの採用など、インテリアもプレミアム感にあふれる。また低粘度トランスミッションオイル採用による冷間時のシフトフィールの向上など、細かい部分にまで気をつかったセッティングも見逃せない部分だ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
独立単眼デザインがスポーティな印象を与えるメーターナセル。メーター左上のディスプレイには、各種エコ情報なども表示される。
クッション前端部の横幅を最大で20mm拡大、シートバック高も35mm延ばされて、フィット感とホールド性を向上。
L型ヘッドレストを採用するリヤシート。カップホルダー付きのセンターアームレストは全車標準装備。
■インテリア/エクステリア写真[2]
直噴エンジンだからこそ実現できた機構がアイストップ。エンジン停止時にはピストンが再始動しやすい位置で止まるようになっている。
セダン、5ドアともに6対4分割のリヤシートを備え、ラゲッジスペースの拡大が可能となっている。
マツダスピードアクセラは、専用デザインのリヤバンパーやサイドスカート、リヤスポイラーなど各種のパーツを装着。マフラーは2本出しとなる。
アクセラスポーツ20S(5AT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 4490×1755×1465mm |
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ホイールベース | 2640mm |
トレッド前/後 | 1535/1520mm |
車両重量 | 1340kg |
エンジン | 直4DOHC |
総排気量 | 1998cc |
最高出力 | 150ps/6200rpm |
最大トルク | 19.0kg m/4500rpm |
サスペンション前/後 | ストラット/マルチリンク |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 205/55R16 |
全国メーカー希望小売り価格
セダン | 166万~210万円 |
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スポーツ | 166万~267万8000円 |