トヨタマークX 新車紹介（2010年01月）

トヨタマークX 新車紹介

紹介
フルモデルチェンジ
発表・発売／2009年10月19日
トヨタ自動車
0800-700-7700
文●諸星陽一写真●森山良雄

■トヨタの人気スポーツセダンが2代目にフルモデルチェンジ

かつてのマークIIの後継モデルとして平成16年に登場したマークXが、初のフルモデルチェンジを行ない2代目となった。昭和43年に登場した初代のコロナ・マークIIから数えると11代目となる。

■ドライビング／ユーティリティ

プラットフォームは先代マークXからのキャリーオーバーで、ホイールベースの変更はなし。全長、全高についても先代同様だが、トレッドは3.5L車で10mm、2.5L車で20mm拡大。全幅も20mm拡大され、1795mmとなった。
エンジンは318psの3.5Lと、203psの2.5Lの2種。3.5Lはポート噴射と筒内直接噴射を切り替えるD-4S、2.5Lは筒内直接噴射のD-4。いずれも6ATを組み合わせる。
新型マークXはスタンダードタイプ、上級装備を充実したプレミアムタイプ、走りの装備を充実したスポーツタイプの3種に大別される。
スタンダードは2.5Lエンジンのみ、スポーツは2.5Lと3.5Lでグレード名にS、もしくはSパッケージの名が付く。プレミアムは3.5Lのみの設定となっている。
進化した統合車両安定システムのVGRSは、350Sとプレミアム・Ｌパッケージに標準設定。減衰力可変タイプダンパーを採用したAVSはスポーツタイプに標準で装備される。
さらにインテリジェントパーキングアシストや、ドアハンドルを握るだけでドアロックが解除されるスマートエントリー、ヘッドライトの照射角度を変化させるインテリジェントAFSなどもグレードに応じて設定される。

■インテリア／エクステリア写真[1]

先代の特徴的なデザインとは異なり、かなりコンベンショナルな雰囲気となったインパネ。
スポーツタイプは専用のシートファブリックを採用。プレミアムは快適温熱シートが標準で装備される。
リヤシートは6対4分割で7段・14度のリクライニングが可能。トランクスルー機構も備え、ラゲッジスペースを拡大できる。

■インテリア／エクステリア写真[2]

プレミアムガソリン仕様となる3.5Lエンジン。平成17年基準排出ガス75％を達成。
2.5Lエンジンはレギュラーガソリン仕様。17年排出ガス75％低減とともに、一部グレードは平成22年度燃費基準＋15%も達成している。
先代ではバンパー内にビルトインされていたマフラーを廃止。スタンダードタイプは、写真の5本スポーク・アルミホイールか、ホイールキャップとなる。

マークX 350S（6AT）主要諸元

全長×全幅×全高	4730×1795×1435mm
ホイールベース	2850mm
トレッド前後	1535mm
車両重量	1550kg
エンジン	V6 DOHC
総排気量	3456cc
最高出力	318ps／6400rpm
最大トルク	38.7kg m／4800rpm
10・15モード燃費	10.2km／L
サスペンション前	ダブルウイッシュボーン
サスペンション後	マルチリンク
ブレーキ前後	Vディスク
タイヤ前後	235／45R18

バリエーション＆価格

250G Fパッケージ	238万円
250G	267万4250円
250G リラックスセレクション	269万円
250G Sパッケージ	293万7500円
250G Sパッケージリラックスセレクション	299万円
250G Four Fパッケージ	261万1000円
250G Four	290万5250円
プレミアム	337万円
プレミアム Lパッケージ	380万円
350S	352万5000円

※価格は全国メーカー希望小売り価格。
北海道・沖縄地区のみ価格が異なる。

トヨタ マークX 新車紹介（2010年01月）

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