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更新日:2018.10.08 / 掲載日:2012.10.26
トヨタ マークX 新車紹介(2010年01月)
トヨタ マークX 新車紹介
紹介
【マイナーチェンジ】
発表・発売/2012年8月27日
トヨタ 0800-700-7700(2012年8月)
■押し出し感抜群のフロントマスクとさらなるシャシー性能を獲得
マークIIの血統を受け継ぐミッドサイズの上級FRサルーン。マイナーチェンジのハイライトは、バンパー、ヘッドライト、グリルを一新したフェイスリフトだ。“目ヂカラ”を強調した大胆すぎるほどの顔立ちで、欧州勢と比べても埋没しないたしかな存在感を訴求する。グレード体系は従来と同じプレミアム、スポーツ、スタンダードの3タイプで、それぞれの装備充実によりいっそうの差別化をはかっている。プレミアムに2.5Lを新設定したのもニュースだ。
■メカニズム/ユーティリティ
走りの質を高めるべく、シャッシーにも抜かりなく手が入っている。
ボディはスポット溶接の点数追加によって剛性アップ。足まわりの土台がしっかりしたぶん、サスペンションはバネレートを下げて乗り心地を高め、スタビライザー強化でロール剛性を確保するようチューニングが見直されている。
さらに、プレミアムは新たにFAD(振動数感応)ショックアブソーバーを標準装備。路面からの入力に応じて減衰力をメカニカルに変化させ、突き上げの少ない快適な乗り心地と安定感抜群の操縦性を両立する。フーガでも実績のあるカヤバ製で、トヨタ車では初の採用だ。
電子制御による減衰力可変サスのAVSは、従来どおり350S、250G Sパッケージに装備。350SはVGRS(ギヤ比可変ステアリング)も備え、走りのイメージリーダーにふさわしいハイレスポンスなハンドリングを披露する。
内装材やフロントピラー内の制振材の採用拡大により、静粛性がさらに向上している点も見逃せない。プレミアムは空調にナノイーを採用。渾身の目ヂカラで、スポーツサルーンファンのハートを射止めることができるか。
■インテリア/エクステリア写真[1]
4眼メーターやシフトレバーまわりに高輝度シルバー塗装をほどこし、上質感がさらに向上。プレミアムの内装パネルはブラウンの木目調となる。
プレミアムはシート地に高級スエード調人工皮革のアルカンターラを新設定。運転席・助手席にはパワーシートを標準装備。
パワートレーンは変更なし。D-4S(直噴+ポート噴射)採用の2GR-FSE型3.5L、直噴の4GRFSE型2.5Lエンジンをラインアップする。
■インテリア/エクステリア写真[2]
大胆に変更されたフロントマスクは、バンパーの造形でも“X”を表現。プレミアムのロアグリルは高級感のあるメッキタイプ。
リヤもバンパーとコンビランプをフロントと共通のイメージに一新。プレミアムはサイドマッドガードにもメッキ加飾が施される。
プレミアムのFR車には新構造のFADショックアブソーバーを新採用。フロント対向4ポットキャリパーは3.5L専用だ。
マークX 350S(6AT) 主要諸元
全長×全幅×全高 | 4750×1795×1435mm |
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ホイールベース | 2850mm |
トレッド前後 | 1535mm |
車両重量 | 1550kg |
エンジン | V6DOHC |
総排気量 | 3456cc |
最高出力 | 318ps/6400rpm |
最大トルク | 38.7kg m/4800rpm |
JC08モード燃費 | 10.0km/L |
サスペンション前 | ダブルウィッシュボーン |
サスペンション後 | マルチリンク |
ブレーキ前後 | Vディスク |
タイヤ前後 | 235/45R18 |
バリエーション&価格
250G Fパッケージ | 244万円(267万1000円) |
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250G | 270万円(293万1000円) |
250G Sパッケージ | 299万円 |
2.5プレミアム | 292万円(315万1000円) |
3.5プレミアム | 390万円 |
350S | 360万円 |
※()は4WDの値段。