ヤリスクロスの燃費は？実際どうなのか、調べてみた

　2020年、トヨタ・ヤリスの派生モデルとして誕生したクロスオーバーSUVがヤリスクロスです。ヤリスにSUVらしいユーティリティ性能がプラス。走りに磨きをかけたGR SPORTモデルも揃える一方で、トヨタのSUVラインナップにおいてはライズに次ぐリーズナブルな価格帯も特徴の一つとなっています。

　そんなヤリスクロス、気になるのはやっぱり燃費性能。アクアと並ぶ良燃費のヤリスがベースとなっているだけに、こちらも…と期待を抱かずにはいられません。

　そこで今回はヤリスクロスの燃費をリサーチします！

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まずはカタログ燃費をチェック！

　はじめに、ヤリスクロスのカタログ燃費を見てみましょう。

　カタログには「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という区分での数値も掲載されていますが、今回は基準となる数値をピックアップしています。

　ヤリスクロスは2024年1月にフロントデザイン変更などの一部改良を受けました。燃費についてハイブリッド車は数値の変動していませんが、ガソリン車では若干の変動があったため参考値として掲載しています。

ヤリスクロス（10系）カタログ燃費（WLTCモード）

　ハイブリッド車の数値は、さすがと言える良数値。特に2WD車はグレードによって30km/Lオーバーに達しています。一方でガソリン車はハイブリッド車と比べると10ポイント近い差があるものの、20km/Lに迫る数値は高水準。同じSUVモデルで、以前リサーチしたハリアーが15.05km/Lだったことを踏まえると、この数値の高さが分かります。

　なお、全グレードの平均値はハイブリッド車が28.06km/L、ガソリン車は18.23km/Lとなっています。

気になるヤリスクロスの実燃費は？

　対して、ヤリスクロスの実燃費は以下の通りとなりました。

　前述のカタログ燃費の全グレード平均値と比べてみると、ハイブリッド車が-5.57ポイント、ガソリン車は-2.77ポイント。燃費達成率はハイブリッド車が80.1％、ガソリン車は84.8％と、カタログ燃費との比較ではやや低調な数値となりました。

　しかし、単純に実燃費として見れば、ハイブリッド車・ガソリン車ともに良数値なのは明らか。ハイブリッド車はサンプルごとに数値の開きがあることから、燃費を意識して運転することで改善の余地がありそうです。

ヤリスクロスは「3年落ち・低走行」の良質物件多し！グーネットをチェックして賢いお買い物を！

　ヤリスクロスは市場投入から約3年半が経過。グーネットにおいては、一般的に狙い目と言われる“3年落ち”の2021年式モデルが最も多く出回っています。また、2021年式モデルに絞って見ると、走行距離1万～2万kmの個体の分布が最も多く、低走行の“掘り出し物”に出会えるチャンスがありそうです。

　2024年3月現在、グーネットには1500台以上のヤリスクロスが登録されています。次の愛車探しの際には、グーネットであなたの希望に見合う一台を探してみてはいかがでしょうか。

ヤリスクロスの登録台数：1,623台（2024年3月現在）