災害対策・防災グッズ
更新日:2015.10.20 / 掲載日:2015.10.07
災害時の車の運転で注意すべきこととは
goo-net編集チーム
運転中に突然災害にあってしまったら、どう対応するべきなのでしょうか。
地震の発生率が高い日本では、
車の運転中に地震に遭遇する確率がかなり高いと言えます。
そこで、万が一のときに慌てずに冷静に対応するためにも、
とるべき対応について日ごろからよく理解を深めておくことが、
命を守るためにも重要なこととなります。
まずは地震(災害)が起こったときの状況を理解する
災害にもいろいろありますが、誰もが遭遇する確率が高いのが地震です。
運転中に地震が起こると道路も大きく揺れてしまいますので、
ハンドルを取られてしまって車のコントロールが利かなくなってしまいます。
また、車のスピードが出ている分だけ、
コントロールがしづらくなってしまいますので、
特に高速道路での運転中は、ハンドルが大きく取られてしまって、
危険な目に遭う可能性が高くなってしまいます。
車が災害にあってしまったときの対処法
運転中に大きな揺れを感じてハンドルのコントロールが難しくなってきたら、
速やかに車を安全な場所で停車するようにします。
走行している車も同じような行動をとるはずですが、
道路の真ん中で急に車を止めてしまうと、
後続から来た車がそれに対応しきれず、衝突する危険性が高くなってしまいます。
そこでスピードをできるだけ落として、
車や歩行者の邪魔にならない場所まで車を移動させてから、
ブレーキをゆっくりと踏むようにしましょう。
地震に遭遇すると焦ってしまってつい急ブレーキをかけてしまいますが、
急ブレーキは自分自身や同乗者、周りの車にも危険を及ぼす可能性が高いので、
よほどのことがない限り急には踏まないように気を付けましょう。
また災害が起こったときは、
救急車や消防車、パトカーといった緊急車両が出動する機会が増えますが、
緊急車両がスムーズに移動するためにも道路は開けておく必要があります。
そのため、道路の真ん中に車を駐停車させるようなことは、
絶対に避けた方がいいのです。
車を停車した後にすべきこと
車を安全な場所に停車した後は、
何が起こっているかを正確に確認するために、ラジオやテレビをつけてみましょう。
災害が起こった地域の住民に対して、避難指示等が出されることもありますので、
その際には、それに従って避難するようにしましょう。