カーライフ
更新日:2019.12.17 / 掲載日:2017.02.09
中古車を下取りした場合に自動車税の還付金は出るのか

goo-net編集チーム
車を買い替える場合、今持っている車を「下取り」に出すこともあると思います。
その場合、払ってしまった税金は還付金として戻ってこないだろうかと考えるかもしれません。
ここでは、この『還付金』について説明します。
自動車を購入した際にかかる税金等の種類とは
自動車を購入した際にかかる税金や必要な費用は以下の通りです。
・自動車税(軽自動車税含む):毎年4月1日~翌年3月31日に課税される
・自動車取得税:車を取得した時に課税(購入した時だけ)される
・自動車重量税:購入時と継続車検時に課税される
・自賠責保険料:購入時と継続車検時に課税される
・リサイクル料金:購入時に払う
新車、中古車を問わず車を買う時にこんなに税金を払っていたのだと改めて驚きますが、
この税金は医療費の確定申告などと同じように、
税金の還付はされないだろうかと考えてしまいます。
この中でも自動車税は車の売却時に還付が受けられるのか、詳しく見ていきましょう。
下取りに出した場合の自動車税の還付について
車を下取りに出した際に、「自動車税の還付はある」と言えます。
しかしながら、「自動車税の還付金は査定額に含まれている」のが一般的です。
税金については「査定の際に説明する」ことが基本的に決まっていますので、
万一説明がない場合でも確認が必要です。
自動車税は月割で計算され還付対象となります。
対して、軽自動車の自動車税は還付がないと思ってください。
これは軽自動車の月割計算のシステムがないからです。
その他の税金の還付は
下取り金額にはさまざまな還付金は含みだとお知らせしましたが、自分で還付する方法はあります。
それは「査定ゼロ」と販売店に言われた場合、下取りに出さず「自分で廃車」することです。
この場合、自動車税は月割で還付されます。
ただし、3月に廃車したら月割もゼロですから還付されません。
また、自動車重量税やリサイクル料金も廃車にした内容によって異なります。
例えば、車検の有効期間が残っているなど、
条件によって還付の内容が変わりますので地域の陸運局に相談してください。
税金イコール還付と考えるのはひとつの生活術と言えるでしょう。
損をしないように、還付金に関する情報をたくさん仕入れて、賢く新しい愛車を手にしてください。
下取り額は還付金もすべて含まれた価格ですので、ぜひ覚えておいてください。