カーライフ
更新日:2019.12.25 / 掲載日:2014.05.30

ボディタイプ別 愛車買い替え特集!

夏のボーナスで狙う 愛車買い替え特集!

お買い得な中古車が増加しがちな夏のボーナス前。レジャーや帰省に、好みのクルマに買い替えて出掛けるチャンスでもあります!というわけで、お洒落でカッコ良く、個性的な5台のクルマをタイプ別にピックアップ。アナタに適した1台を探してください!

CASE 1 親孝行も兼ねて家族6人でご当地グルメを楽しみたい!

性別:男性 年齢:40歳 家族構成:妻・子供2人・祖父・祖母

買い替えたい理由・条件

●広くて便利なLサイズミニバン!
●燃費の良いハイブリッドモデルを希望!
●いざという時に役立つ4WDだと嬉しい

オススメのクルマ トヨタ エスティマハイブリッド (現行型・平成18年6月~)

トヨタ エスティマハイブリッド

中古車の相場:110万~520万円 流通台数:約310台 ※平成18年~26年式の相場です。

ポイント
●ハイブリッドモデルならではの低燃費
●ミニバンらしからぬスタイリッシュデザイン
ユーザー口コミレビュー
燃費が良くてカッコいいスタイルも気に入っている! 静かで乗り心地が良く、同乗者も長距離移動がラク!

元祖ハイブリッドミニバンの2代目。7名または8名が無理なく乗車できる広いスペースはそのままに、優れた燃費と環境性能を持つLサイズミニバン。また、経済的な4WDであることと静かな室内も、ハイブリッドゆえに得られた恩恵だ。優れた乗り心地と高い経済性など、大人数で移動する場合にも死角は見当たらず、お年寄りを乗せるのにも適したモデルである。

ココに注目!

トヨタ エスティマハイブリッド

2.4Lのガソリンエンジン(150馬力)+フロントモーター(143馬力)のハイブリッドシステムに加え、リヤモーター(64馬力)と組み合わされるフルタイム4WDというハイメカニズムを搭載。優れた走行安定性と高い経済性を併せ持っている。

高値安定から緩やかな下降傾向に

高値安定から緩やかな下降傾向に

高価な新車価格ながら人気の高いモデルゆえ、中古車相場は高値安定。しかし、最近は緩やかだが下降傾向にある!

CASE 2 独身貴族を満喫できるお洒落でカッコイイSUVに乗りたい!

性別:男性 年齢:35歳 家族構成:独身

買い替えたい理由・条件

●高級なイメージのある輸入車を希望
●高級だけどオヤジクサイクルマはイヤ
●女子ウケの良いSUVモデルに乗り替えたい

オススメのクルマ BMW X1 (現行型・平成22年4月~)

BMW X1

中古車の相場:170万~430万円 流通台数:約285台 ※平成22年~26年式の相場です。

ポイント
BMWの中でも若々しくアクティブなイメージ
●スポーティかつ優れた高速安定性を持つSUV
ユーザー口コミレビュー
室内も荷室も意外と広い! 走りも装備もBMW品質を確保しながら買い得感が高い! やっぱり外観がカッコイイ!

BMWのプレミアムSUV(BMWではSAVと呼ぶ)である、XシリーズのエントリーモデルがX1。コンパクトなサイズの5ドアハッチバックボディは、一般的なSUVよりも低めの車高で、腰高な印象を与えないスポーティなモデルだ。ブランド力、車格、走りなどを考慮すれば、買い得感は高く、独身男性がちょっとリッチなデートや遊びを楽しむのにも最適な1台である。

ココに注目!

BMW X1

一般的な立体駐車場にも収まる1800mmという低めの全高は、高い利便性をもたらすと同時にスポーティな走りを楽しむことにも貢献している。また、高度な4WDシステムは雪道や雨でも優れた安定性を示し、快適なドライブを提供してくれる。

若干上昇傾向だが買い得感は高い

若干上昇傾向だが買い得感は高い

登場から3年が経過した昨年末に、流通量が増加し相場は下落。底値よりは上昇傾向だが買い得感は依然として高い。

CASE 3 娘の送り迎えにも恥ずかしくない狙い目のスポーティセダンが欲しい

性別:男性 年齢:45歳 家族構成:妻・子供1人

買い替えたい理由・条件

●高級感のある高年式の4ドアセダン狙い!
●妻と子供が快適に過ごせる広い室内!
●運転して楽しいモデルを希望!

オススメのクルマ 日産 スカイライン (先代型・平成18年11月~平成25年11月)

日産 スカイライン

中古車の相場:60万~300万円 流通台数:約800台 ※平成18年~25年式の相場です。

ポイント
●スポーティセダンの名に恥じない走行性能!
●高級かつ快適な室内はプレミアム感も満点!
ユーザー口コミレビュー
飽きの来ないスタイルは先代型となってもカッコイイ! 機敏で的確なハンドリングはスポーティな走りを楽しめる!

スカイライン伝統のスポーティな走りと、プレミアムアッパーミドルサルーンとしての広さと高級感を巧みに融合させたモデル。まだまだ古い印象を与えにくい高年式な先代型なので、フォーマルな場面に乗り付けても、違和感を与えることのないモデルである。よって、ひとりの時は運転を楽しめ、家族を乗せる時は快適にという、ふたつの乗り方を味わうことが可能。

ココに注目!

日産 スカイライン

2.5L、3.5L、3.7LのV6エンジンをフロントに搭載し、前後の重量バランスに優れるFRまたは4WD駆動となる。パワートレインはスポーツカーとも呼べる設計を採用しながら、煮詰められたサスペンションセッティングでしなやかな走りを披露する。

新型の登場でより買いやすい中古車相場に

新型の登場でより買いやすい中古車相場に

昨年の夏から安値安定傾向にあったが、新型が登場したことで、この3月からより下落傾向に向いている。

CASE 4 買い物から帰省までこなす高年式かつリーズナブルなミニバンが欲しい

性別:男性 年齢:30歳 家族構成:妻・子供3人

買い替えたい理由・条件

●カッコイイミニバンに買い替えたい!
●長距離移動で疲れないモデルを希望!
●買い得感の高い高年式モデルに乗りたい!

オススメのクルマ ホンダ オデッセイ (先代型・平成20年10月~平成25年11月)

ホンダ オデッセイ

中古車の相場:90万~290万円 流通台数:約700台 ※平成20年~25年式の相場です。

ポイント
●バツグンの高速安定性を示すローフォルム!
●今や希少なLサイズの低全高ミニバン!
ユーザー口コミレビュー
ルーフの低いミニバンですが、乗れば意外と広く快適!低重心なために高速道路でも安定した走りが得られる!

多くの立体駐車場にも対応する、1545mmという低めの全高のLサイズミニバンが先代型のオデッセイ。頭上空間はハイトミニバンより狭いが、横幅や前後の空間は余裕がある。また、ローフォルム&低重心なため、横風の影響を受けにくく、ハンドリングは軽快。立体駐車場の多い都市部での使用や、家族での長距離移動が伴う帰省などでは大活躍するミニバンである。

ココに注目!

ホンダ オデッセイ

安定した走りと快適な乗り心地を示すのは、ローフォルム&低重心というパッケージングだけではない。ダンパーをスムーズに動かし、高いグリップ力を得ながら優れた乗り心地を確保する、前後ダブルウィッシュボーン形式のサスペンションも◎

新型の登場で大きく下落傾向にある!

新型の登場で大きく下落傾向にある!

昨年の11月に新型が登場したことで、中古車の流通量が増加。その影響もあり中古車相場は大きく下落傾向にある。

CASE 5 安全かつ運転しやすいお洒落小型車で女子友と温泉へ行きたい

性別:女性 年齢:27歳 家族構成:独身

買い替えたい理由・条件

●運転しやすい小型車に乗りたい!
●安全性に優れる新しい車種を希望!
●リーズナブルでお洒落なクルマにしたい!

オススメのクルマ マツダ デミオ (現行型・平成19年7月~)

マツダ デミオ

中古車の相場:10万~160万円 流通台数:約1350台 ※平成19年~26年式の相場です。

ポイント
●スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さ!
●優れた安全性と経済性を持つ現行モデル!
ユーザー口コミレビュー
街中では小回りが利いて便利で、高速道路では安定した走りが得られます。運転がしやすく燃費も良好です!

限られたサイズ内で広さを追求していた先代型に対し、安全性や燃費性能など、実際に使って便利で安心なパフォーマンスを重視した現行型のデミオ。比較的シンプルなメカニズムを採用しているため、購入後の維持もリーズナブルに済む傾向にある。狭い道も運転しやすく、高速では安定した走りを示すため、女性でも安心して遠出を楽しめる小型車である。

ココに注目!

マツダ デミオ

2011年の5月までは、比較的シンプルかつ信頼性に優れる構造の1.3Lおよび1.5Lエンジンを搭載。2011年の6月からは、優れた燃費性能を誇る、1.3Lの直噴エンジンも搭載している。どちらも、経済性に優れ実用性の高いエンジンである。

リーズナブルな物件は多いが相場はやや上昇

リーズナブルな物件は多いが相場はやや上昇

今年の2月まで、豊富な流通量で相場は下落傾向にあり需要が増加。3月以降はその影響を受け、やや反発傾向だ。

※すべての価格は参考価格です
※相場・口コミレビューに関してはGoo-net2014年4月調べ

夏のボーナスで狙う 愛車買い替え特集!

今回、清水草一が選出した「夏のボーナスで狙うべき」モデルは、レガシィツーリングワゴンとストリーム。観光地までのドライブで、荷物がたくさん積めて長距離も苦にならない、便利で走りのいい二台だ。買いの一台は、はたしてどっち!?

ベテラン評論家が独断と偏見で判定を下すライバル対決コラム クルマライバル 勝手にジャッジ

  • PROFILE 清水草一

    清水草一

  • PROFILE 清水草一

    1962年生まれ。自動車ライターにして交通ジャーナリスト。大の中古車マニアとしても知られ、格安車からフェラーリまで、その生涯で25台以上もの中古車を購入している。

清水草一 「私の選択」

  • スバル レガシィツーリングワゴン

    スバル レガシィツーリングワゴン (先代型・2003年5月~2009年5月) 中古車価格帯:28~221万円

    日本が誇るオールマイティワゴン
    現行型は5代目となる国産ワゴンのスタンダード。水平対向エンジンを搭載し、兄弟車にセダンのB4、SUVのアウトバックがある。

  • ホンダ ストリーム

    ホンダ ストリーム (現行型・2006年7月~) 中古車価格帯:86~174万円

    スポーティな進化で人気復活
    待望の5ナンバー枠に収まるミニバンとしてヒットモデルに。2代目は低全高・低重心設計とし、走行安定性の向上が図られている。

  • 上がったり下がったりしながらも、大きな下落はない。実質後継車ともいえるレヴォーグが販売される6月頃に大きな動きがあるかも。

    上がったり下がったりしながらも、大きな下落はない。実質後継車ともいえるレヴォーグが販売される6月頃に大きな動きがあるかも。

    レヴォーグを買うより合理的な選択である」
    夏のボーナスで狙うクルマと聞くと、なぜかレガシィのツーリングワゴンが思い浮かぶ。やはり夏はロングドライブの季節。そして男のロングドライブといえば、レガシィツーリングワゴン。そういう単純すぎる発想だ。申し訳ない。
    しかし実際のところ、ステーションワゴンほど、万能性の高いボディタイプはない。あらゆる場面で使いやすく持て余さない。かつ、国産のステーションワゴンといえば、レガシィツーリングワゴンにトドメを刺す。つまり「これしかない!」という選択なのである。
    私が特に心惹かれるのが、肥大化する前の先代型レガシィツーリングワゴンだ。ジャストサイズで走りは硬派、日本の夏にジャストフィット!
    デザインも凝縮感が高くて飽きが来ない。こんなクルマがある夏は、去年までとはきっと何かが違うはず。夏のボーナスで狙いたいじゃないか!
    6月には、先代型レガシィツーリングワゴンの後継モデルといえるレヴォーグが発売になるが、新車のレヴォーグを買うより、中古の先代レガシィツーリングワゴンを買ったほうが、おサイフにははるかにやさしい。実に合理的な選択だ。

  • 順調に相場は下落中。初期モデルの06~08年式であれば、100万円以下でコンディションのいい物件を探すことができるだろう。

    順調に相場は下落中。初期モデルの06~08年式であれば、100万円以下でコンディションのいい物件を探すことができるだろう。

    「ミニバンでありながらワゴンへ早変わりもする」
    夏のボーナスで狙いたいクルマは、先代型レガシィツーリングワゴン!とトドメを刺してしまった私だが、それじゃいくらなんでも選択肢が少なすぎると、お怒りの方もいらっしゃるだろう。申し訳ない。
    そこで登場するのが、ステーションワゴン的ミニバンの代表格、現行型ストリームだ。全高が低いぶん重心が低く、硬派な雰囲気ではミニバン界でも1、2を争うストリームは、レガシィツーリングワゴンの対抗馬にふさわしい。足がしっかりしていてロングドライブ向きなことも同様だ。男のミニバンといえばストリーム!というくらいである。
    もちろんミニバンだから、シートは3列。一時は2列シートのステーションワゴンタイプも設定されていたが、不人気ですぐに消えた。ともかくストリームはシートが3列あるから、大人6人がしっかり座れる。3列目シートを畳めばステーションワゴンに早変わりもする。これは大きなアドバンテージだ。
    現行型モデルとはいっても、登場は2006年。もはや8年近い歳月が流れ、低年式車は価格がこなれているし、しかも一応現行モデルという見栄が張れる。一石二鳥とはこのことだ。

ライバル興亡史

  • icon 2003 レガシィ

    2003 レガシィ

    先代型(4代目)へフルモデルチェンジ。
    ワゴンとしての機能性や走行性能を進化させながら、スタイリッシュなボディデザインを獲得した。

  • 2003 レガシィ

  • icon 2006 レガシィ

    2006 レガシィ

    マイナーチェンジ。
    内外装を変更して上質感を向上。一部グレードに、走行モードを選択できる「SIドライブ」を採用。

  • 2006 レガシィ

  • icon 2006 ストリーム

    2006 ストリーム

    現行型(2代目)へフルモデルチェンジ。
    ワゴン風のミニバンとして登場したが、2代目は低全高フォルムでさらにミニバン感を払拭した。

  • 2006 ストリーム

  • icon 2009 レガシィ

    2009 レガシィ

    現行型(5代目)へフルモデルチェンジ。
    ボディサイズを拡大して、快適な室内スペースを獲得。新開発CVT「リニアトロニック」を採用した。

  • 2009 レガシィ

  • icon 2009 ストリーム

    2009 ストリーム

    マイナーチェンジ。
    全グレードで走行性能を向上。同時に、2列シート仕様で内外装もスポーティな「RST」を追加。

  • 2009 ストリーム

  • icon 2012 ストリーム

    2012 ストリーム

    マイナーチェンジ。
    2列目シートを2名乗車とし、全車6人乗りに。VSA(車両挙動安定化制御システム)を標準装備した。

  • 2012 ストリーム

年式的には古めの両車で5万km以下の物件を選べ

レガシィツーリングワゴンは男臭いクルマだけに、距離が伸びているタマが多い。低年式・多走行車なら、アベノミクスでアップしたボーナス一括キャッシュ購入でノープロブレム!というタマも多い。
が、せっかくのボーナスだ。価値の高いクルマを買いたい。狙いは走行5万km以下のタマ。これなら黙ってあと5万kmは乗れるだろう。
前期型・後期側は一長一短。前期型はフロントデザインがよりスッキリ美しいが、足まわりがかなりハードだ。後期型はデザインの洗練度は落ちるが乗り心地はグッド。そう覚えておけば間違いない。
問題はグレードだ。NAとターボのGT系では、軽く50万円以上の差が出てくる。ここはあえて男らしく、虚飾を捨ててNAを選び、コミコミ100万円を目安に勝負に出るのもシブいのではないか。
一方のストリームのエンジンは、NAの2.0Lと1.8Lの2種類。年式が古くなった状態なら、もはや200ccぽっちの排気量の差はどっちでも良く、それより状態のいいタマを選ぶことが優先だ。こちらも狙いは5万km以下。コミコミ100万円出せば、かなりの美車が手に入ることは間違いない。
総合的には、ストリームの勝ちとしてもおかしくはないが、個人的には、男の香りの強いレガシィツーリングワゴンに軍配を上げたい。やはりレガシィにはロマンがある。

今回のジャッジ

スバル レガシィツーリングワゴン WIN

新しさや使い勝手では劣っても男臭さで勝利!
ミニバンとしても使えるストリームはかなり魅力的だが、長い歴史と伝統や、独自の水平対向エンジンなどこだわりを持つレガシィにはかなわない!

※すべての価格は参考価格です
※中古車市場データはGoo-net5月調べ

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グーネットマガジン編集部

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グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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