車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2018.11.21 / 掲載日:2015.11.06
欧州仕込みの走りが光る実力派コンパクト

魅力あふれる新型車が続々とデビューし大躍進中のマツダ。今回紹介するのは、そんなマツダのなかでも手ごろなサイズと価格、そして実用的なパッケージングと魅力的な要素が凝縮された「アクセラ」だ。
マツダ アクセラはこんなクルマ
3rd (生産期間:2013年~2015年)
新車価格帯:176万400円~306万7200円(全グレード)
主要諸元
2015年式 マツダ アクセラスポーツ 20Sツーリング Lパッケージ(6速AT)
全長×全幅×全高:4460×1795×1470mm
ホイールベース:2700mm
トレッド前/後:1555/1560mm
車両重量:1310kg
総排気量:1997cc
エンジン:直4DOHC
最高出力:155ps/6000rpm
最大トルク:20.0kg m/4000rpm
JC08モード燃費:19.0km/L
サスペンション前/後:ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後:Vディスク/ディスク
タイヤ前後:215/45R18
真面目なクルマ作りと爽快感あふれる走り
販売されるのは世界120カ国以上。マツダ車の販売のうち約3割を担い、初代からの累計販売台数は400万台をオーバー。じつはアクセラは、マツダの屋台骨を支えるモデルである。
その魅力はどこにあるのか?躍動感あふれる個性的なデザインもいい、走行性能も優れている、そして室内の上質感も高い。しかし、それらの根底にあり、実際に所有するユーザーもしっかりと感じているのはクルマ作りへの情熱と真面目さにほかならない。たとえばドライビングポジション。ドライバーがシートに座って足を伸ばしたときに自然に足が届く位置にアクセルペダルがあるのは、違和感のないその位置にアクセルを置けるように車体を設計しているからだ。ロングドライブでも疲れにくい、一般のクルマとは異なる下を支点にしたアクセルを備えているのもこだわりだ。そんなクルマ、このクラスの国産車ではほかにない。
ペダルの例は、一部のひとだけしかメリットがわからないと思うかもしれない。しかしそんな、たとえ一部のひとにしかわからなくても優れた要素はしっかり盛り込もうという意気込みがクルマ全体に貫かれ、完成度と魅力を高めているのだ。
また、走りの爽快感も素晴らしい。排気量3.5Lのガソリンエンジンに相当する力強い加速をするディーゼルエンジンはもちろん、たとえ1.5Lのガソリンや一般的には走りが鈍いといわれるハイブリッド車であっても、加速感は心地よい。ドライバーを気持ちよくしてくれるのもまた、アクセラの優れたポイントだ。
前身は名車ファミリア
3世代前から「アクセラ」という名前を使っているが、実質的には1963年に初代が登場し2003年まで続いた「ファミリア」の後継モデル。とはいえファミリア時代に比べると車体が大きくなった。
TOPICS トピックス
パワートレインの選択肢が豊富
現行モデルのパワートレインはセダンが1.5Lガソリンとハイブリッド、ハッチバックは1.5Lと2.0Lのガソリン、そして2.2Lのディーゼルが選べる。ガソリンエンジンは「スカイアクティブG」、ディーゼルエンジンは「スカイアクティブD」と呼ばれる。
SKYACTIV-G
SKYACTIV-D
SKYACTIV-HYBRID
RIVAL ライバル
トヨタ オーリス

新車価格帯:178万9855円~259万37円(全グレード)
ダウンサイジングターボも用意
セダンの用意がなくハッチバックだけのボディとなるオーリス。スッキリとしたデザインが特徴的だ。今年春に追加された排気量わずか1.2Lのターボ付エンジンは、燃費に優れることと自動車税の安さが魅力。
スバル インプレッサスポーツ/G4

新車価格帯:159万8400円~263万5200円(全グレード)
充実した安全装備も魅力
ボディはアクセラ同様にハッチバックとセダン、パワートレインは1.6Lと2Lの自然吸気エンジンに加えハイブリッドも選べるインプレッサ。優れた性能を持つ自動ブレーキ機能「アイサイト」など先進の安全装備が充実している。
HISTORY ヒストリー
スタイリングはより個性的に
初代アクセラの登場は2003年。しかし、そのキャラクターが明確になったのは2009年の2代目で、外側がフロントフェンダーに埋め込まれたようなヘッドライトが個性を発揮した。そして3世代目は内外装ともに高級感が増している。

世代別中古車物件比率

中古車の主力となるのが先代モデルで全体の半数近くを占める。次に多いのが初代。登場から2年が経過した現行型の中古車も最近増加傾向だ。
※すべての価格は参考価格です

初代のコンセプトを引き継いで熟成されたシャシーが魅力の2代目
個性的な顔つきとなってイメージを刷新した2代目アクセラ。後期モデルはスカイアクティブとネーミングされた新発想のエンジンが搭載され、一段と魅力が高まった。
2nd (生産期間:2009年~2013年)
いまが買い時!先代モデルの中古車相場が下がっている
3代目のデビューから時間が経ち中古車市場でも見かけるようになってきたことで、2代目(先代)の中古車価格は順調に下がっている。割安に完成度と満足感の高い車両をねらうなら、先代がオススメだ!
中古車参考価格帯:70万円~180万円 (セダン・スポーツ ※マツダスピードを除く)
主要諸元
2011年式 マツダ アクセラスポーツ 20Sスカイアクティブ(6速AT)
全長×全幅×全高:4460×1755×1465mm
ホイールベース:2640mm
トレッド前/後:1535/1520mm
車両重量:1330kg
総排気量:1997cc
エンジン:直4DOHC
最高出力:154ps/6000rpm
最大トルク:19.8kg m/4100rpm
JC08モード燃費:16.2km/L
サスペンション前/後:ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後:Vディスク/ディスク
タイヤ前後:205/55R16
2代目アクセラは、新世代へと変化していく過渡期のマツダにおいて新しさを示す代表的な存在となったモデルだ。
たとえばデザイン。初代はオーソドックスで個性という面ではいまひとつだったのに対し、新型はフロントフェンダーと一体化したヘッドライトが特徴的で、大きく口を開いたバンパーを組み合わせるなど大胆に変身。その後さらに個性化するとともに洗練されていくマツダデザインの変化を先取りしたモデルなのだ。
2011年9月以降の後期モデルのトピックは、マツダの新世代技術である「スカイアクティブ」のテクノロジーを組み込んだパワートレインが採用されたこと。
圧縮比を高めて燃費とパワーを引き上げたエンジンも特徴的だが、エンジンの回転上昇におけるダイレクト感が強い新設計ATが運転の爽快感を高めてくれる役割も大きい。とくに日常で使う2000回転未満の低回転域がリニアで好感触だ。
マツダ アクセラ(2代目)性能チャート
本文にもあるとおり、2011年9月を境にした前期型と後期型では、パワートレインが別物。オススメは新世代エンジンとトランスミッションを積んで燃費も走りも優れる後期型で、性能チャートも後期型を想定したものだ。いっぽう前期型は、高い水準の性能の割に中古車価格がきわめてリーズナブルで、お買い得感がより高い存在となっている。
エンジンバリエーション
ボディタイプ 5ドア 4ドア セダン 乗車定員 5名
2.3L直列4気筒ターボ(L3-VDT)
最高出力264ps 最大トルク38.7kg m(09年~13年)
2.0L直列4気筒(PE-VPS)
最高出力154ps 最大トルク19.8kg m(11年~13年)
2.0L直列4気筒(LF-VDS)
最高出力150ps 最大トルク19.0kg m(09年~11年)
2.0L直列4気筒(LF-VE)
最高出力143ps 最大トルク18.3kg m(09年~13年)
1.5L直列4気筒(ZY-VE)
最高出力111ps 最大トルク14.3kg m(09年~13年)
MECHANISM メカニズム
後期モデルは新世代パワートレインを搭載
車体の骨格と言えるプラットフォームは先代(初代)から引き続き使うが、より強化されるとともに綿密なサスペンションチューニングによって走りも乗り心地も水準が上がっている。後期モデルは、エンジンとトランスミッションが新開発でより効率のいいタイプを積む。
INTERIOR インテリア
コックピット感覚を重視したデザイン
ドライバーを取り囲むような形状のインパネは、運転する感覚を楽しむのに一役買っている。峠道などで体が右に左に振られる際でもしっかりと身体を支えてくれるシートなど、ハイレベルに運転環境を整える空間づくりだ。構造にもこだわったシートは、座り心地も良好。

MAZDA SPEED AXELA

フラッグシップモデルは古典的なじゃじゃ馬
乗り味が洗練された2代目だが、先代に引き続いて設定されたスポーツモデルの「マツダスピード」は話が別。サスペンションはマニア向けで、アクセル操作でハンドリングが変化する古典的なホットハッチ(スポーティな小型車)だ。
MARKET DATA マーケットデータ
物件豊富で価格もリーズナブルな先代の中古車
ハッチバックとセダンでは圧倒的に前者のほうが多い。セダンは年式やグレードによっては物件がほとんど流通していないことがある。5年落ちの1.5L(スポーツ)の相場は105万円と極めてお買い得!
グレード×年式別相場(アクセラスポーツ)
2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | |
---|---|---|---|---|---|
1.5L | 92万円 | 105万円 | 114万円 | 128万円 | 149万円 |
2.0L | 97万円 | 112万円 | 128万円 | 138万円 | 210万円 |
2.0Lスカイアクティブ | – | – | 129万円 | 149万円 | 152万円 |
マツダスピードアクセラ | 149万円 | 151万円 | 173万円 | 180万円 | 249万円 |
走行距離×年式別相場(アクセラスポーツ)
2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | |
---|---|---|---|---|---|
3万km未満 | 106万円 | 115万円 | 126万円 | 139万円 | 146万円 |
3万km~5万km | 103万円 | 112万円 | 123万円 | 130万円 | 139万円 |
5万km以上 | 90万円 | 97万円 | 102万円 | 124万円 | 100万円 |
グレード×年式別相場(アクセラ)
2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | |
---|---|---|---|---|---|
1.5L | 80万円 | 80万円 | 98万円 | 102万円 | 134万円 |
2.0L | – | 105万円 | 104万円 | 126万円 | – |
2.0Lスカイアクティブ | – | – | – | 130万円 | – |
走行距離×年式別相場(アクセラ)
2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | |
---|---|---|---|---|---|
3万km未満 | 110万円 | 160万円 | 103万円 | 97万円 | 133万円 |
3万km~5万km | 95万円 | 103万円 | 129万円 | 121万円 | – |
5万km以上 | 77万円 | 77万円 | 87万円 | 94万円 | – |
年式
登場翌年の2010年式が33%ともっとも豊富。マイナーチェンジ後の2011年、2012年の物件も比較的多く存在。走行距離
3万km未満の低走行な物件が豊富で、全体の37%を占める。ちなみに5万km以上は25%と少なめの割合。
グレード
エンジン別にみると1.5L車の割合が高い。セダンとハッチバックの比率は後者が圧倒的に多い。
国産車の水準から脱却した洗練の走りが自慢の初代
伝統のモデル「ファミリア」から車名を変えてすべてを刷新した初代。デザインの洗練度が高まるとともに、ファミリア時代からひとまわり大きな車体となり居住性もアップした。
1st (生産期間:2003年~2009年)
中古車参考価格帯:30万円~90万円 (セダン・スポーツ ※マツダスピードを除く)
主要諸元
2006年式 マツダ アクセラスポーツ 23S(5速AT)
全長×全幅×全高:4435×1745×1465mm
ホイールベース:2640mm
トレッド前/後:1530/1515mm
車両重量:1300kg
総排気量:2260cc
エンジン:直4DOHC
最高出力:171ps/6500rpm
最大トルク:21.8kg m/4000rpm
10・15モード燃費:12.2km/L
サスペンション前/後:ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後:Vディスク/ディスク
タイヤ前後:205/50R17
21世紀に入り、自動車メーカーとして大きな変化を迎えようとしていたマツダ。単に安くて実用性が高いだけでなく、デザインと走りに優れたブランドへの脱却を図っていた。
初代アクセラはその影響を大きく受けている。その代表例が走りだ。プラットフォームは、ひと足先にフルモデルチェンジしていたひとクラス上のモデル「アテンザ」と共用。その評価は極めて高く、従来のマツダ車に比べて大幅なレベルアップを果たしているだけでなく、ライバルに比べても一歩抜きんでた完成度だった。高速域での安定感とコーナリング時の操縦性が見事にバランスされていたのだ。
走りの水準の高さはユーザーの目が走りに厳しい欧州でも高く評価され、大ヒット。生産開始からわずか3年2カ月後には早くも累計生産台数が100万台に達している。
そのレベルの高い走りは、これから中古車として購入してもしっかりと味わうことができる。
マツダ アクセラ(初代)性能チャート
すべての水準が高く自信をもってすすめられる
自慢の走りをはじめ、すべての項目で水準が高く、中古車においても自信をもって推奨できる。燃費は、いまの水準で考えるとやや物足りないので「3」としたが、ライバルに対して大きく劣っているというわけではない。注目は快適性。走りのよさは足まわりの硬さに依存するものではないので、高い走行性能ながら不快な乗り心地もなく移動も快適だ。
エンジンバリエーション
ボディタイプ 5ドア 4ドア セダン 乗車定員 5名
2.3L直列4気筒ターボ(L3-VDT)
最高出力264ps 最大トルク38.7kg m(06年~09年)
2.3L直列4気筒(L3-VE)
最高出力171ps 最大トルク21.8kg m(03年~09年)
2.0L直列4気筒(LF-VE)
最高出力150ps 最大トルク18.7kg m(03年~09年)
最高出力143ps 最大トルク18.3kg m(06年~09年 ※4WDモデル)
1.5L直列4気筒(ZY-VE)
最高出力114ps 最大トルク14.3kg m(03年~09年)
INTERIOR インテリア
インパネは水平基調のシンプルなデザイン
インテリアはデザインもクオリティも欧州車、とくにドイツ車に近い感覚。インパネは水平基調のラインで描かれ、スイッチ類が整然とレイアウトされている。3ナンバーで車幅にゆとりのあるボディのおかげで、居住性もラゲッジルームもゆったりとした印象を受ける。

MAZDA SPEED AXELA

走りを強調した突然変異的モデル
走りの性能を際立たせた存在が「マツダスピードアクセラ」。264馬力の直噴ターボエンジンに6速マニュアルを組み合わせた専用のパワートレインが特徴で、中古車も安く面白い存在だ。
MARKET DATA マーケットデータ
100万円以下の予算でねらえる初代アクセラスポーツ
先々代の相場はほぼ底値という状態。たとえば7年落ち(2008年式)の1.5Lモデルは61万円が相場。100万円の予算があれば、マツダスピードを含めてほとんどの車両がターゲットとなる。なおセダンの物件は極めて少ない。
グレード×年式別相場(アクセラスポーツ)
2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1.5L | – | 34万円 | 40万円 | 47万円 | 58万円 | 61万円 | 77万円 |
2.0L | – | 37万円 | 53万円 | 61万円 | 69万円 | 69万円 | 93万円 |
2.3L | 33万円 | 38万円 | 36万円 | 52万円 | 69万円 | 63万円 | – |
マツダスピードアクセラ | – | – | – | 96万円 | 98万円 | 113万円 | 112万円 |
走行距離×年式別相場(アクセラスポーツ)
2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
5万km未満 | 42万円 | 41万円 | 59万円 | 61万円 | 73万円 | 70万円 | 88万円 |
5万km~8万km | 33万円 | 38万円 | 44万円 | 56万円 | 62万円 | 63万円 | 78万円 |
8万km以上 | – | 29万円 | 39万円 | 43万円 | 40万円 | 48万円 | – |
グレード×年式別相場(アクセラ)
2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1.5L | – | 42万円 | 37万円 | 55万円 | 47万円 | 62万円 | – |
2.0L | – | 37万円 | 45万円 | 45万円 | 58万円 | 71万円 | – |
2.3L | – | 49万円 | – | – | – | – | – |
走行距離×年式別相場(アクセラ)
2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
5万km未満 | – | 51万円 | 46万円 | 56万円 | 59万円 | 75万円 | – |
5万km~8万km | – | 37万円 | 50万円 | 48万円 | 55万円 | 54万円 | – |
8万km以上 | – | 25万円 | 30万円 | 35万円 | 30万円 | – | – |
IMPRESSION インプレッション
ユーザー口コミレビュー
総合評価:4.8/5.0(3代目スポーツ)
ドライバー歴17年/グレード:XD
同乗した方々いわく、静かだし揺れも少ないので乗りやすいとのこと。運転手としても同感で、とくに運転席の包まれてる感がたまりません。気になる所は、良くも悪くもすっきりしたデザインであることです。
総合評価:4.1/5.0(2代目スポーツ)
ドライバー歴10年/グレード:20Cスカイアクティブ
3年近く乗っていますが、いまだに飽きがこずドライブが楽しい車種です。とても気持ちよくハンドルが切れます。気になる所を強いて挙げるなら、もっと外観が可愛らしい方が好みです。
総合評価:4.8/5.0(2代目セダン)
ドライバー歴28年/グレード:15C
質感は価格帯のわりに高く発進加速もよい。乗り心地も優れて燃費もそこそこ。トータルではすごくいいクルマだと思います。気になっているのは、長く乗っても故障しないかということです。
※口コミレビューは、Goo-netに投稿されたものを一部抜粋・改変して記載しています。総合評価は5点満点。

自動車ジャーナリスト工藤貴宏の○と×
GOOD
クラスを超えた上質感そして走りの素晴らしさ
どの世代にも通じる魅力は、優れた走り。腕に覚えのあるドライバーはもちろん、よほど鈍感なひとでなければ交差点を曲がるだけでも運転する楽しさを楽しめることだろう。2世代目以降は個性を強調したデザイン、3世代目では大幅にクオリティアップしたインテリアの質感も国産ライバル勢を凌駕する。高い満足感を味わえるはずだ。
BAD
個性的なデザインは好みが別れる!?
メカニズムやパッケージングなど機械としての完成度はどの世代をみてもライバルに対して欠点らしきものは見当たらない。強いて挙げるとすれば、2世代目以降はデザインが個性化し、好みに合わないひとにとっては受け入れにくいことだろう。とはいえ、新車登場時は強い個性でも、中古車になると見慣れてくるのもまた事実だ。
※すべての価格は参考価格です
※中古車参考価格はすべてGoo-net10月調べ。