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更新日:2019.06.27 / 掲載日:2019.02.12
トヨタチェイサーのおすすめの中古車をまとめてみた

グーネット編集チーム
チェイサーは、トヨタのミドルクラス上級セダンとして長らく親しまれてきた「コロナ マークII」の姉妹車として、1977年6月に誕生しました。
ラグジュアリーな内外装の意匠を採用する「コロナ マークII」に対して、2灯ヘッドランプを備える上級スポーティモデルとして、ユーザー層をやや若く設定するなど差別化が図られました。
のちに追加される「クレスタ」とともに、販売チャネルの異なる姉妹車と位置づけられます。
4ドアセダンと2ドアハードトップボディが用意されています。中でも、2L 直列6気筒エンジンを搭載する2ドアハードトップモデルは、ダイナミックな走行性能や引き締まった精悍な佇まいと豪華なインテリアに仕上がっていたこともあり、チェイサーは当時の若者にとって憧れのクルマでもありました。
4輪独立懸架サスペンション、4輪ディスクブレーキを採用し、安定感のある優れたロードホールディング性能や安心感のある走りなど、上級スポーティに相応しい質の高い走行性能を誇りました。
2代目以降も「マークII」とは外観デザインの意匠を変更するなど、個性と若々しさを兼ね備えた高性能・高品質な上級スポーティモデルとして進化を続けます。
なお、車名は英語の「追跡者:CHASER」に由来しています。
ここではチェイサーの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、チェイサーのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
チェイサーの特徴・どんな方におすすめなのか
ここでは、1996年9月から2001年10月まで発売された最終モデルとなる6代目モデルについて取り上げます。
【チェイサーの特徴】
・高級感とスポーティさを融合させた優麗なピラードハードトップセダン
・丸型4灯ヘッドランプを備えた、精悍なフロントマスク
・オーバーハングを短縮し、優れた取り回し性能
・スポーティグレード「ツアラー」とラグジュアリーグレード「アバンテ」を設定
・性格の異なる4タイプのパワーユニットを用意
・経済性に優れ、中低速域のドライバビリティに優れる粘りのある走りを発揮する経済的な2.5L直列4気筒OHCターボディーゼルエンジン
・圧倒的な動力性能を誇る280psを発揮するVVT-i 2.5L 直列6気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジン
・静粛性に優れ重厚な走りを提供する3.0L直列6気筒自然吸気エンジン
・全車にデュアルエアバッグシステムとABS(アンチロックブレーキシステム)を装備
・ドライバーの操作に忠実なFR駆動+トルセンLSD
・全天候型の優れた走破性能を発揮する電子制御式フルタイム4WDモデル
・しなやかな乗り心地を実現する電子制御サスペンション「スカイフックTEMS」
・徹底した防音・吸音対策がなされた、大人5人がリラックスして寛げる快適な室内空間
・骨格のしっかりした厚みのある疲れを感じにくいシート構造
【チェイサーはこんな方におすすめ】
居住性の高いラグジュアリーなキャビンと独立した大容量トランクスペースを持つ、スポーティセダンとして人気の高いモデルです。
経済性の高さを重視したディーゼルエンジンから、豪快なスポーティを提供するインタークーラー付ターボエンジンまで、幅広いバリエーションを用意しています。
今では希少となったパワフルなエンジン+5速MTを搭載するFRセダンとして、未だに多くの根強いファンがいるモデルです。
ドライバーの運転スキルを高め、スポーティドライブ楽しみたい方々におすすめのモデルです。
チェイサーの人気車種・おすすめグレード

グーネット編集チーム
チェイサーの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは1996年にリリースされた、6代目モデルを取り上げます。
6代目 トヨタ チェイサー 100系(1996年~2001年)のおすすめ人気車種・グレード
トヨタ チェイサー(CHASER)ツアラーV(1998年8月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)205/55R16 89V(後)225/50R16 92V
エンジンタイプ:1JZ-GTE型 水冷直列6気筒DOHC24バルブICターボ
排気量:2491cc
最高出力:280ps(206kW)/6200rpm
最大トルク:38.5kg・m(377.6N・m)/2400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:10.2km/L
車両重量:1480kg
新車価格:3,227,000円
自動車税:年間45,000円 ※
※自動車税は2018年9月時点で参照したものとなります。
■主な装備
【エクステリア】
・ダークメタリックフロントグリル
・リヤスポイラー(LEDハイマウントストップランプ付)
・電動格納式リモコンカラードワイドビュードアミラー(ブルーミラー)
・16インチタイヤ&アルミホイール(前:205/55R16 89V+後:225/50R16 92V)
【インテリア】
・ファブリック表皮スポーツシート
・本革巻3本ステアリングホイール&シフトレバーノブ&パーキングブレーキレバー
・リアルカーボンパネル
・オプティトロンメーター(アンバー照明)
・車名入りスカッフプレート
・リヤセンターアームレスト
・運転席フットレスト
【安全装備】
・ディスチャージヘッドランプ(ロービーム)
・フロントフォグランプ
・TRC(トラクション・コントロール)
・デュアルSRSエアバッグシステム
【快適装備】
・チルト&テレスコピックステアリング
・運転席電動ランバーサポート
・ワイヤレスドアロックリモートコントロール(ラゲージオープナー付)
・コンライト
・ティンテッドフロントウインドウシールドガラス
・UVカット機能付ガラス
・時間調整式フロント間欠ワイパー
・オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル
・スイングレジスター
【ナビゲーション】
・チェイサー・ライブサウンドシステム(アンバー照明)
【その他】
・専用チューンドサスペンション
・バッフル付エキゾーストテールパイプ
・電子制御スロットル
・トルセンLSD(リミテッドスリップデフ)
・新プログレッシブパワーステアリング
■特徴
・ダークメタリックフロントグリルや丸型4灯ヘッドランプを備えた精悍なフロントマスク
・スポーティなスタイリングを演出するLEDハイマウントストップランプ付リヤスポイラー
・パワーバンドを積極的に使ったスポーティドライブを提供する5速マニュアルトランスミッション
・レスポンスを高め、省燃費性能にも寄与する電子制御スロットル
・減衰力を高め、卓越したハンドリング性能とスタビリティの高い走りを提供
・旋回性を高める前後異サイズタイヤ+トルセンLSD
・横Gからしっかり身体を支えるスポーツシート
・視認性の高いアンバー照明オプティトロンメーター
・シックでスポーティなインテリアを演出するリアルカーボンパネル
・斜め後方の視界性を高めるワイドビューミラー
・デュアルSRSエアバッグシステムや高輝度ディスチャージヘッドランプなど、優れた安全性能を提供
・クリアで奥行きのある音楽を再生するチェイサー・ライブサウンドシステム
チェイサーの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

グーネット編集チーム
チェイサーは、ゆったりとした快適でラグジュアリーな装備を持つ「アバンテ」シリーズと、スポーティな足回りを採用する若々しい「ツアラー」シリーズが用意され、それぞれのキャラクターにあった仕様を備えています。
走行安定性能を高める装備として人気の高いTRCやトルセンLSD、VSC(ビークルスタビリティコントロール)は、外観上は判別つかないため、しっかりチェックすることをおすすめします。
視認性の高さはもちろん、目の疲れの少ないスペースビジョンメーターも人気の高いおすすめのアイテムとして挙げられます。
また、SRSサイドエアバッグは一部のグレードではオプション扱いとなるので、装備の有無を是非チェックしたい安全装備です。
たくさんのオプション装備の中から、6代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・フロントスポイラー
・電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター付、ブルーミラー)
・15インチタイヤ&アルミホイール(195/65R15 91H+15×6.0JJ)
・16インチタイヤ&アルミホイール(205/55R16 89V+16×6.5JJ)
【インテリア】
・スペースビジョンメーター(メーター照度コントロール、クルーズインフォメーションディスプレイ付)
【安全装備】
・VSC
・TRC
・リヤフォグランプ
・SRSサイドエアバッグ
・室内置きハイマウントストップランプ
【快適装備】
・クルーズコントロール
・熱線入りティンテッドフロントウインドシールドガラス
・マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ
・間欠リヤワイパー
・オートエアピュリファイヤー
・クリーンエアフィルター
【ナビゲーション・オーディオ】
・GPSボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーション
・チェイサー・ライブサウンドシステム
・CDチェンジャー
【その他】
・電子制御スロットル
・トルセンLSD
・AI-SHIFT
・スノーバージョン(雪国仕様)
チェイサーのライバルとなるおすすめ車種

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大人5人が快適に移動できる室内空間を備えながら、圧倒的な動力性能を誇るFR駆動の上級セダンとして人気の高いチェイサーの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
10代目 日産 スカイライン R34系(1998年~2002年8月)
中古車平均価格相場:135.7万円(2018年9月10日時点)
スカイラインは抑揚のあるダイナミックな外観デザインや全域にわたり余裕のあるジェントルな走りから、今日も日産のラインナップの中で中核をなす、上級セダンとして位置づけられる人気の高いモデルです。
チェイサーと姉妹車であるマークIIが「トヨペット コロナ マークII」であった頃からスカイラインとは長年のライバル関係にあり、互いに技術を進化させる原動力にもなっていました。
中でも1998年5月に誕生した10代目モデルは「本物のスポーツセダン&クーペ」をコンセプトに開発され、スカイラインの遺伝子とも言える、ドライバーの意のままに繰る爽快な走行性能を実現したモデルです。
先代モデルから変貌を遂げ、「走る」「曲がる」「止まる」といった基本性能を根本から見直したモデルです。
研ぎ澄まされたスクエアでシャープなボディに、完全バランスと呼ばれるなめらかな回転フィールが特徴の直列6気筒エンジンにこだわり、息の長い爽快な加速感が心地よい2.0L NAエンジン、ダイナミックな動力性能を誇る2.5Lインタークーラー付ターボエンジンなど個性豊かなパワーユニットが搭載されています。
4ドアセダンと2ドアクーペが設定され、FR駆動モデルと電子制御トルクスプリット4WD方式を採用するフルタイム4WDモデルのラインナップ構成です。
10代目モデルは2002年8月まで販売され、既に販売終了から年月が経過していますが、最後となるストレート6エンジンを搭載し、5速マニュアルを駆使した、繰る歓びをドライバーに与える本格的なFRスポーツモデルです。今なお安定した人気を誇り、チェイサーを購入する際に比較される人気の高いモデルです。