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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.27
メルセデスベンツSクラス、2.2L直4ディーゼルターボ+電気モーターを組み合わせて20.7km/L!
初のディーゼルHV車

【本記事は2015年10月にベストカーに掲載された記事となります。】メルセデスベンツ日本は8月27日、Sクラスに新グレードS300hを追加設定し、発売を開始した。S300hはディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせたディーゼルHVで、日本市場で販売される乗用車としては初のディーゼルHV車となる。S300hのパワートレインは、エンジンが204ps/51.0kgmを発生する2.2L直4ディーゼルターボで電気モーターはエンジンと7速ATの間に配置され、最高出力は27ps、最大トルクは25.5kgm。発進時はアクセルを踏んだ瞬間からモーターの最大トルク25.5kgmの気持ちよい加速を味わうことができ、追い越し時などでは低速域からトルクを発生するディーゼルエンジンと電気モーターの相乗効果により、圧倒的な加速フィールが体感できるという。
走行抵抗を抑えることで燃費を向上させるというセーリング機能

また、中・高速での定速走行時にドライバーがアクセルペダルから足を離すと、クラッチによってエンジンとトランスミッションが切り離され、走行抵抗を抑えることで燃費を向上させるというセーリング機能も加わる。これにより、S300hの燃費は標準ホイールベース車で20.7km/L、ロングホイールベース車で19.5km/Lという低燃費を実現している。
「インテリジェントドライブ」標準で採用される。

ラインアップは3グレードでS400hとほぼ同等の装備を備えつつ、1000万円を切る998万円という価格のS300h。ナッパレザーのマッサージ機能付きシートやクロージングサポーター、エアバランスパッケージなどを標準装備したS300hエクスクルーシブが1270万円、ロングホイールベースのボディにS550ロングと同等の装備を備えたS300hロングが1340万円。ほかのSクラスと同じく先進装備は充実しており、メルセデスベンツが「インテリジェントドライブ」と総称する各種運転支援システムが標準で採用される。