中古車購入
更新日:2018.12.01 / 掲載日:2017.11.27
肝入りキャスト 上質さと機能美を両立して登場!!
新ワゴン感覚の個性的なオシャレ軽自動車

ヘッドランプは、特徴的な光り方のクリアランスランプ。
【本記事は2015年10月にベストカーに掲載された記事となります。】ついにダイハツが、先行するライバルにガチンコ勝負を挑む新型軽自動車「CAST(キャスト)」を発表した。コンセプトは、「新ワゴン感覚の個性的なオシャレ軽自動車」だ。今回発表されたのは3モデルで、力強さを感じさせるクロスオーバーテイストの「ACTIVA(アクティバ)」、ミラジーノを想起させる都会的なテイストの「STYLE(スタイル)」。そしてエアロバンパーなどの専用アイテムでスポーティテイストになった「SPORT(スポーツ)」となっている。エクステリアでは、キュートな丸目デザインのヘッドランプと、大型ハニカムグリルを共通のデザインとして装着。このヘッドランプは、1灯でハイビームとロービームの切り替えができるBi-Angle LEDヘッドランプで、ポジションライトを点灯すると、コペンシリーズのコペンセロと同様に三日月状に光るのが特徴となっている。インテリアは、アクティバ/スポーツが乗員を囲む、パーソナル感を強調したデザインなのに対して、スタイルは落ち着きのある水平基調のデザインとなっていて、クルマの世界観の違いを表現している。またXの一部を除き、衝突回避支援ブレーキや、誤発進抑制機能などを搭載したスマートアシストIIを採用し、安全装備も充実している。
高いハンドリング性能や操安性などを実現している「フォースコントロール」

アクティバは、逆台形の専用のシルバーバックドアガーニッシュを採用することでリフト感を表現している
■明確なライバル設定で挑む!!「スタイル」はN-ONEを、「スポーツ」はアルトシリーズのアルトターボRSを意識しているが、その中でも専用バンパーアンダーガードや、サイドドアモールを装着し、逞しさをアピールしたデザインとなっている「アクティバ」は、ハスラーに対して、ライバル心むき出しであることを打ち出している。「スタイル」よりも車高を30mmアップの1630mmとし、最低地上高をハスラーと同等の180mmに変更したが、ムーヴで培った軽量高剛性ボディと足回りによって、高いハンドリング性能や操安性などを実現している「フォースコントロール」を採用。さらに4WD車には専用装備として、滑りやすい道で役立つ「グリップサポート制御」や「ダウンヒルアシストコントロール制御」を標準装備して、走破性を向上させている。
アクティバは自動車取得税80%減税、自動車重量税75%

ハスラー新車販売台数が6月は8331台、7月7479台といまだ衰え知らずのハスラー。スペーシアのターボ車が搭載したS-エネチャージという切り札を残しているだけに、簡単には崩れなさそうだ
JC08モード燃費は、アクティバ/スタイル(2WD)で比較した場合、NAモデルではS-エネチャージを搭載したハスラーが32.0km/Lなのに対して、30.0km/Lと溝を開けられてしまっているが、ターボモデルではハスラーが26.8km/Lなのに対して、27.0km/Lと上回る。エコカー減税でも、ハスラーのターボモデルが自動車取得税60%減税、自動車重量税50%なのに対して、アクティバは自動車取得税80%減税、自動車重量税75%と勝っている。購入するにあたり気になる値引きだが、本誌が独自に調査したところ、アクティバGターボ“SA II”(2WD)で、本体価格から3万円、部品代から2万円の合計5万円。下取り車があれば、さらに5万円くらい下げることができるかもしれない、とのことだった。