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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
話題のホンダN-ONEもテスト これが雪上FFドラテク
雪上走行
【本記事は2013年2月にベストカーに掲載された記事となります。】今回は、FF車代表として、ホンダN-ONEのターボモデルをテストした。このターボは利き方がリニアで、扱いやすいのがいいところだ。想像していたよりも速いし、車内も広くていいクルマだ。FFながらトラクションもよくかかるから、雪上でもよく走る。
強固なアンダーステアが出る
気をつけるとすれば、ターボ付きのFFはトルクがあるから、ラフなアクセルの踏み方をすると、強固なアンダーステアが出ること。立ち上がりでアンダーが出たら、アクセルを戻せばタックインが利いて、割と簡単にアンダーが消せるはず。それでも曲がらないときは、舵角を切れるだけ切って待つこと。サーキットや乾いたアスファルトだと、アンダーが出たときはステアリングを切り足さないで、速度を落とすのが正解だけど、FFやAWDで雪上を走るときは、曲がらなければ最大舵角まで切ってしまうようにしよう。普通の人にはフルブレーキが難しいように、この曲がらないときのフル舵角もなかなかできない人が多いので、意識してできるようにしてみよう。
わだちでの注意点
それから、軽自動車はわだちの幅が合わないことが多いから、それも注意点だ。わだちの幅が合わない場合は、運転席側のタイヤ、つまり右輪をわだちの中に入れて、左輪をわだちから外した方が、わだちの悪影響を受けにくくなるのでおすすめ。軽はハンドルを取られやすいので、しっかり握るのも大事。