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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.04.07
日産セレナとホンダフィットの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回は日産の人気車種のセレナ(SERENA)Sと、
ホンダのフィットシリーズのフィット(FIT)15XLを徹底比較したいと思います。
ともに日産とホンダを代表するミニバンとコンパクトハッチバックタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■日産 セレナ(SERENA)S
全長×全幅×全高
4690×1695×1865mm
■ホンダ フィット(FIT)15XL
全長×全幅×全高
3955×1695×1525mm
両車ともに全幅は1695mmの5ナンバー登録車ながら、
セレナは高いユーティリティスペースを持つハイトミニバン、
フィットはコンパクトなボディサイズながら大人5名がゆったり移動可能な、
居住性を持つ5ドアコンパクトハッチバックです。
セレナの方が全長735mm、全高340mm上回っています。
フィットは立体駐車場に余裕で入る全高1550mm以下のサイズです。
セレナはスタイリッシュで洗練された中に親しみやすさが感じられる、
ミニバンらしいボディデザイン、フィットは幅広い年齢層の方にマッチする、
親しみやすいボディデザインが特徴です。
タイヤサイズ
■日産 セレナ(SERENA)S
(前)195/65R15
(後)195/65R15
■ホンダ フィット(FIT)15XL
(前)185/60R15 84H
(後)185/60R15 84H
ともに15インチ径の同じサイズながら、セレナの方がひと回り太いタイヤを標準装備しています。
サイドウォールに厚みのあるやや偏平率の高いタイヤを履き、
ややソフトな乗り心地と経済性の高さのバランスがとれたタイヤと言えるでしょう。
フィットはスピードレンジが2つ上のH規格のタイヤが指定されており、
経済性と軽快な乗り味を重視したタイヤが装備されています。
乗車定員
■日産 セレナ(SERENA)S
8名
■ホンダ フィット(FIT)15XL
5名
セレナは3列シートを装備し8名、フィットは5名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■日産 セレナ(SERENA)S
JC08モード燃費:15.0km/リットル
排気量:1997cc
最高出力:150ps(110kW)/6000rpm
最大トルク:20.4kg・m(200N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1630kg
■ホンダ フィット(FIT)15XL
JC08モード燃費:21.8km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:132ps(97kW)/6600rpm
最大トルク:15.8kg・m(155N・m)/4600rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1060kg
ともに駆動方式はFFを採用し、セレナは2.0L 直列4気筒自然吸気+CVT、
フィットは1.5L 直列4気筒自然吸気+CVTを搭載しています。
燃費はフィットの方が6.8km/リットル数値的に優れています。
これはフィットの方が、車両重量が570kg軽量なことと排気量が、
501ccコンパクトなことが主に起因していると言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はセレナが年間39,500円、フィットは年間34,500円です。
※自動車税は2017年3月時点で参照したものとなります。
室内
■日産 セレナ(SERENA)S
室内長×室内幅×室内高
3170×1545×1400mm
■ホンダ フィット(FIT)15XL
室内長×室内幅×室内高
1935×1450×1280mm
室内サイズは3列シートを備えるミニバンのセレナの方が、
室内長1235mm、室内幅95mm室内高120mm上回っています。
セレナは2016年8月のフルモデルチェンジでホイールベース長を180mm延長し、
スクエアなボディデザインと相まって全方向に広々とした明るい室内空間を実現しました。
8名の乗車定員ながらウォークスルーが可能なシートアレンジにより、
2列目と3列目の移動を可能にしています。
また、バッドドアは上半分だけを開閉できる「デュアルバックドア」を採用し、
狭い駐車スペースや小さな荷物の出し入れに便利な機能です。
フィットはホンダ独自の燃料タンクを全席シートに配置する、
「センタータンクレイアウト」の採用を始め、徹底したユーティリティスペースの見直しにより、
全方向に余裕があり、大人5人がゆったり過ごせる開放感のある居住性を確保しています。
また、分割可倒式リアシートを備え利便性と実用性に優れたパッケージデザインです。
新車価格
■日産 セレナ(SERENA)S
2,435,400円
■ホンダ フィット(FIT)15XL
1,749,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車はボディタイプや車両重量、搭載するエンジンの排気量などが異なり、
走行性能や乗り味にも違いがあります。
■日産 セレナ(SERENA)S
転がり抵抗の少ないソフトなタイヤを装着しており、
柔らかな感触でボリュームのある掛け心地の良いシートとロングホイールベースとの相性も良く、
街乗りからロングドライブまでシーンを選ばない快適な乗り心地です。
特にフロントシートと2列目シートは、中折れ(スパイナルサポート)形状の、
ゼログラビティシートを採用し、ロングドライブでも疲れにくい、優れた掛け心地が自慢です。
パワフルでトルク豊かな2.0L 直噴型自然吸気エンジンと、
日産独自の機構を持つエクストロニックCVTの採用により、
全域にわたりスムーズなレスポンスと力強い走りを実現しています。
また、ハイトミニバンながらロールを抑えた安心感のある走行性能が特徴です。
■ホンダ フィット(FIT)15XL
「センタータンクレイアウト」を採用した高剛性・軽量・低重心ボディ、
少し硬めのしっかりした足周り、体圧分布に優れた剛性感の高いシートとのマッチングにより、
大人5名が快適に移動可能な居住性と揺れの少ない乗り心地が特徴です。
パワフルな1.5L 直噴エンジンと伸びやかな加速感をうみだす無段階CVTにより、
街乗りから高速巡行までスムーズできびきびした走行フィールを実現しています。
操作性
最小回転半径は、セレナは5.5m、フィットが4.9mです。
フィットの方が、より小回りがきくことがわかります。
この差異は主にボディサイズ、ホイールベース長が要因と言えるでしょう。
ともに5ナンバー車ならではのコンパクトなボディ幅と運転席からの視界性の良さから、
日常の市街地走行や縦列駐車、車庫入れなどの取り回しに優れたパッケージデザインが特徴です。
ターゲット層
両車はそれぞれ日産とホンダを代表するミニバンとコンパクトハッチバックであり、
人気の高い2台です。
■日産 セレナ(SERENA)S
5ナンバーサイズのハイトミニバンです。
大きなガラスエリアから視界が広く、明るく広々とした開放的な室内が特徴です。
8名乗車定員ながらウォークスルー機能を持ち2列目と3列目の移動を可能にしています。
また、3列目シートは跳ね上げると低い位置に格納できるため、後方の視界も良好です。
フロントカメラで前方の車両や歩行者を感知し、
危険を感じたら警告を促し自動的にブレーキかけるエマージェンシーブレーキ、
TRCを含む先進のビークルダイナミクスコントロールなど先進安全装備を標準装備しています。
2.0L 直噴型自然吸気エンジンとエクストロニックCVTの相性も良く、
ダイナミックで力強い走りが特徴です。
広くゆったりとした室内空間とソフトで優れた乗り心地から、
大勢で安全で快適な移動を目的とされる方々へおすすめです。
フィットと比較して、やや若いファミリー層を意識したデザインが特徴です。
■ホンダ フィット(FIT)15XL
ホンダの5ナンバー登録コンパクトハッチバック「フィット」の3代目モデルです。
コンパクトなボディサイズながら、後席の広さとヘッドクリアランスに、
ゆとりの広さを実現したスペース効率に優れたパッケージデザインが特徴です。
搭載する直噴エンジンは燃焼効率に優れ、パワフルながら振動も少なく、
燃費の良さがスペックに表れています。
硬めながら剛性感の高いサスペンションにより、
揺れの少ない安心感のある乗り心地を提供しています。
フロントシートにはシートヒータを備え、上質でしっとりした質感を持つ、
ファブリック&レザー調コンビシートと静かなキャビンにより高い居住性を実現しています。
広く静かなキャビンを持ち、優れた燃費性能と走行性能と併せて、
上質でトータルバランスに優れた実用性の高い5ナンバーハッチバックをお探しの方々へ、
おすすめです。
セレナと比較してより年齢層を広く意識したパッケージになっています。
外観
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日産 セレナ(SERENA)S
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ホンダ フィット(FIT)15XL
※参考URL
日産 セレナ(SERENA)S:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/SERENA/10105677/index.html
ホンダ フィット(FIT)15XL:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT/10099625/index.html