フォード　米・SEMAショーでブロンコ＆ブロンコスポーツのカスタムカー公開へ

　フォードは現地時間の10月22日、米・ラスベガスで11月2日～5日に開催される「SEMAショー2021」にSUV「ブロンコ」＆「ブロンコスポーツ」のカスタマイズカーを出展すると発表。同イベントの開催に先駆けてその姿を公開した。

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世界最大規模のパーツトレードショー「SEMAショー」

　SEMAショーは毎年ハロウィンの時期に米・ラスベガスで開催される、世界最大規模の自動車パーツ見本市。フォードでは、冬場の走行から岩場でのトレイルまで、様々なシチュエーションを想定して手掛けた6台のカスタマイズカーを展示する。また、会場ではブロンコのオフロード性能を直に体験できる特設コースが用意されるという。

カスタマイズカーのラインアップを紹介！

2021 Bronco RTR Fun-Runner (RTR Vehicles)

　「2021 Bronco RTR Fun-Runner（ブロンコ RTR ファンランナー）」は、フォードのプロレーシングドライバー兼ビルダーのヴォーン・ギッティン・ジュニア氏が、レースカー専門メーカーのRTRビークル社とプロデュースした一台。エキゾーストパイプにツインブラッククロームチップを装着し、パワフルなサウンドとルックスを演出するほか、アクスルやサスペンションもカスタマイズし、パフォーマンスも向上させている。

2021 Bronco by BDS Suspensions

　世界的パーツメーカー・FOXレーシングの子会社であるBDSサスペンションは、“究極の消防車”をコンセプトに、2ドアタイプのブロンコをカスタマイズ。ウインチやリカバリーフックなど、レスキュー時に活用できる装備を内外装に揃えたのが特徴となっている。

2021 Bronco by Tucci Hot Rods

　クワッドトラックスタイルが強いインパクトを放つモデルは、ニューヨークの整備工場が雪上走行を想定して手掛けた。4ドアタイプのブロンコをベースに、雪上や砂地での走行を可能にするクワッドトラックを装着、スノーボードラックも装備するほか、ライトも強化が施されている。

そのほかのカスタマイズカー

　そのほか、米国のパーツメーカーが手掛けたブロンコやブロンコスポーツもラインアップ。どれもブロンコの持つワイルドな魅力を活かしつつ、個性際立つ仕上がりを見せている。

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