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故障・修理
更新日:2020.09.28 / 掲載日:2020.09.28

リヤドアの制振 音質アップDIY PART1-5

作業手順、必要な部材は
基本的にフロントに準じる
 4ドアのプリウスαは、リヤドアにもスピーカーが組み込まれている。
 このため、フロントドアと同様、制振処理を行う。また、リヤドアにスピーカーが設置されていなかったとしても車体を経由して振動が伝わるため、完璧を求めるなら必要最低限の制振処理は行っておきたい。
 作業手順は基本的にフロント同じで、ドアトリムを外して防水シートを取り除き、貼り付け面の型紙を制作してアウターパネル/インナーパネルの順に制振処理。そして、最後に取り外しておいたドアトリムを制振処理する。必要な部材もほぼフロントに準じる。

ドアトリムを取り外す。防水シートを引き剥がし、接着跡に残った粘着材をきれいに取り除く。スピーカーを固定しているリベットの中心をφ5mmのドリルでもんで取り除き、スピーカーを取り外す。包装紙を利用してアウターパネルのサイドドアビームで補強されていない面の型紙を制作。制振シートに転写して型紙形状に切りだす。アウターパネルの型取とした面に貼り付け、圧着ツールでムラなく擦ってしっかり密着させる。

スピーカー裏に制振吸音シートを貼る

スピーカーの真裏位置のアウターパネルに制振吸音シートを貼り付ける。スピーカーを組み付けて各取り付け穴にブラインドリベットをはめ込み、キッチリかしめてインナーパネルに固定。スピーカーのフレームに沿って防音テープを貼り付ける。

インナーパネルも同様に制振する

サービスホールに制振シートを当てがい、フリーハンドでホール形状を記入。不要部分をカットし、隅の角を丸める。リケイ紙を剥がしてサービスホールに貼り付ける。インナーパネルと接している面を圧着ツールでムラなく擦って密着させ、中空面をムラなく均等にしごくことで「張り」を持たせる。他も同様に処理する。

ドアトリムも制振処理する

フロントと同様、主要箇所に吸音材が貼り込まれていたため、スピーカーの周囲を重点的に制振処理。周囲のスペースに隙間なく収まるよう現物合わせで静音シートをカットしつつ貼り込んでいく。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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