故障・修理
更新日:2022.12.27 / 掲載日:2022.12.27

帰ってきた! ぽんこつジムニー 路上復帰&ハコ替え計画 その5-2

ポンコツジムニーの新プロジェクトは「ハコ替え」。ハコ、つまりキャビンを交換してしまいます。某メーカーのキャンペーンをパクって「まだ使えるけど、ハコ替えしませんか?」なんてね。

●文:橘 祐一 ●作業:高山則政

ジムニーを使ってナニか面白いことをしよう!
ジムニーJA22Wとは……
1981年に登場したSJ30型から引き継いだ四角いボディを持つJA22 W。コイルバネを採用した最初のモデル。最近はじわじわ人気上昇中。

帆のジムニーは数が少ない

現状販売での値下げに応じてくれたので購入してしまった。一応実働で書類も付いていた。箱を入れ替えればこっちも復活させることができそうだが、需要はないか?
引き取ってきて確認すると、やっぱりボロい。屋外に放置されていたようで、車内には枯葉がつもり、なんだか湿っぽい。幌はボロボロで雨漏りし放題だっただろうね。
エンジンはしばらく乗っていなかったようであまり調子は良くないが、まだまだ使えそう。ヘッドに赤い縮み塗装がされているけど、リビルトエンジン載せ替えか?
幌ボディはこのロックを外すとフロントウィンドウが前に倒れる。このレバーの分、ダッシュボードの幅が狭い。JA22用の移植は難しいか?
塗装はあちこちひび割れ、ところどころ剥がれている。剥がれた隙間からは元の紺色が覗く。それにしてもオールペンした塗膜が分厚くないか? 何層塗りなの?
サイドシル部分は塗装がひび割れ、その割れた部分から錆跡が垂れてしまっている。塗装を剥がしたらどんな状態になっているか、ちょっと怖い。
古いクルマの錆発生定番ポイントであるボンネットの先端もバッチリ錆びている。塗装の下から錆が進行しているので、中はグズグズか?
オーバーフェンダーが取り付けられているので、その下には泥が溜まって錆が進行するというありがちなパターン。中はもちろんグズグズだろうね(泣)。
ダッシュボードには何かを貼り付けたような跡が。樹脂が変質して白い粉を吹き、割れている箇所も多い。ダッシュボードはできればJA22用を移植したい。
購入前から気になっていたのが内装の汚さ。シートにはカバーがついているがこれもボロボロ。よく見るとケモノの毛がたくさん挟まっている。犬、だよね……?
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