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故障・修理
更新日:2022.06.21 / 掲載日:2022.06.21

自動車整備工場とは?特徴や整備内容、利用時の注意点を解説

「建物にぶつかってしまった」「オーバーヒートしてしまった」など、事故や故障の際にお世話になる自動車整備工場ですが、利用したことがない方もいらっしゃるでしょう。

特に軽くぶつけただけなど「このくらいなら大丈夫だろう」と思いがちな小さな傷・故障なら、ガソリンスタンドなどで済ませてしまうかもしれません。

しかし表面上は大したことがなさそうでも、内部は大きく破損している場合もあります。

万が一のことを考えると、内部も含めて隅々までチェックしてくれる自動車整備工場に依頼するのが安心です。

とはいえ初めて修理を依頼する際は、どこに持って行くべきかわからず不安になるかと思います。

そこでこの記事では、自動車整備工場の特徴や整備内容、利用時の注意点などを解説します。車の修理で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

自動車整備工場とは?

自動車整備工場は「自動車分解整備事業」に該当し、エンジンなどを取り外して修理を行える事業です。

ディーラーでの修理と違って、特定のメーカーに限らず幅広い車種の修理・点検・整備・車検などを行ってくれます。

業務範囲は幅広く、修理だけを専門にしている工場もあれば、板金塗装を行ってくれたりおもに車検を行っていたりと、整備工場によって多種多様です。

また開業には地方運輸局長の認証が必要なので、ガソリンスタンドでは行えないような分解をともなう修理ができます。

内部の整備や修理が必要かどうかの診断など、専門的な知識・技術が必須の作業は、自動車整備工場でしか受けられません。

自動車整備工場は「認証工場」と「指定工場」の2種類がある

自動車整備工場は「認証工場」と「指定工場」の大きく2つに大別されます。いずれも地方運輸局長からの認証・指定が必要です。

車のエキスパートとして専門的な知識・技術を持ち合わせているのは共通ですが、車検を実施できるか否かが大きく異なります。

認証工場

地方運輸局長から自動車分解整備事業の認証を受けた工場で、分解をともなう自動車の整備・点検・修理を行えます。

ただし車検の検査ラインはないため、完了検査まで行うことはできません。

車検に通りやすいように整備してもらうことは可能ですが、完成検査は別途車検場に持ち込む必要があります。

指定工場

認証工場のなかで一定の基準を満たした工場が、地方運輸局長から指定されます。指定工場では認証工場の作業範囲にプラスして、車検の完成検査まで行えるのが特徴です。

陸運局と同様の車検ラインを備えているので、車検のための点検・整備などをすべて工場内で行えます。別名、民間車検場とも呼ばれます。

認証工場よりも認可のハードルが高く、作業場の規模や設備、作業員の数、整備士資格者の人数など、複数の条件を満たした工場が申請しなくてはなりません。

自動車整備工場で行われる代表的な整備内容

車に何らかの不具合が発生した際に、自動車整備工場に持ち込むとどのような修理が行われるのでしょうか。

初めての修理は不安でドキドキされるはず。代表的な作業内容から整備内容を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

タイヤのパンク修理

車のトラブルでも比較的多い項目で、工場によく持ち込まれる内容です。パンクした時点でスペアタイヤに履き替え、その状態で整備工場へ持ち込みましょう。

整備士がタイヤの状態を確認して、修理・交換どちらで対応すべきか判断します。修理で問題ない場合は、パンク修理剤やシールを使用し、損傷個所を塞ぎます。

素人目には修理すべきか交換すべきかわからないので、相談に乗ってくれる親身な整備工場がおすすめです。

関連記事:タイヤがパンクしてしまった…パンク修理の方法とは

カーエアコンの修理

エアコンが故障する原因はさまざまですが、おもに4つの要因が考えられます。

  • ・冷媒ガスの充填不具合
  • ・コンプレッサーの故障
  • ・エンジンを冷ます冷却水の不足
  • ・サーモスタットの故障

なかでも可能性が高いのは、ガスの減少。エアコン内部でガス漏れが起こっているなどの不具合により、十分に動作しなくなっているケースです。

他にもガスを圧縮するコンプレッサーの故障や、エンジンを冷ます冷却水の不足、冷却水の温度調整を司るサーモスタットの故障などが考えられます。

原因によって対処方法が異なるので、どういった症状が起こっているのかドライバーに聞き取りを行ったうえで、車の状態を見て修理内容を決定してくれます。

例えば単純にガスが不足しているだけなら、ガスを充填するだけで済みますが、ガス漏れが起こっているのであればその原因に対処しなくては根本的解決になりません。

工場によっては電装系に強い業者に外注する場合もあり、その際は修理に時間がかかります。依頼する前に、修理完了までの日数を確認しておきましょう。

関連記事:車のエアコンがおかしい!修理や費用はどれくらいかかる?

ボディの凹み修理

ボディが凹んでしまった場合、凹んだ部分を引っ張り出したうえで、パテなどで修復したり塗装・研磨したりして、傷や凹みが目立たないようにするのが一般的です。

こうした板金作業は、ドアやフロントなど分解作業が発生しない部位の修理なので、町の板金工場でも対応してもらえます。

とはいえ車はぶつけた衝撃で内部まで破損している可能性があるので、一見軽微な損傷でも自動車整備工場に持ち込んで細かくチェックしてもらうのが安心です。

関連記事:車の傷やへこみは自分で直せる?DIY補修の方法や修理業者について

自動車整備工場は整備士資格を持った作業員がおり安心

自動車整備工場に認定されるには、整備士資格を持った作業員が必須なので、少なくとも1名は必ず在籍しています。

整備士は点検や修理、部品交換など、車の整備を行ってくれるプロフェッショナルで、3級~1級までの等級に分かれた国家資格です。

整備士資格は等級によって行える業務範囲が異なります。

  • ・3級整備士:基本的な整備ができる資格。上級整備士の指導・監督の下、作業を行える
  • ・2級整備士:ほとんどの整備を単独で行える資格。8割の整備士が2級以上を取得している
  • ・1級整備士:より高度な整備を行える資格。整備士のなかでも3%ほどしかおらず、現場の安全管理や整備士への指導も行う
  • ・特殊整備士:ユニットごとの専門資格。車体・電気装置・タイヤの3つのジャンルがあり、各専門知識に精通している

自動車整備工場の開業には整備士資格者の在籍が必須なことからもわかるように、整備士資格者は専門的な知識と技術を保有しています。

あなたの愛車を安心して任せられます。

修理を依頼する際に覚えておきたい注意点

事故や故障で「修理を依頼したい」と思った際に、覚えておきたい注意点を3つ紹介します。

修理を依頼してから「こんなはずじゃなかった」と頭を抱えないように、事前に押さえておきましょう。

修理前に見積もりを取り契約後のトラブルを防ぐ

修理を依頼する前に必ず見積もりを取って、契約後のトラブルを防ぎましょう。

もし見積もりを取らずに修理を依頼すれば、完了後に思わぬ高額請求となるかもしれません。

車の故障や不具合は、どこまで影響をおよぼしているのか素人目では判断がつかないので「大した金額ではないだろう」と決めつけないようにしましょう。例えばちょっとした凹みだと思っても、内部のパーツが破損している可能性があり、想定より修理費や時間・日数がかかるかもしれません。

あらかじめ見積もりを出してもらい、修理費用・修理範囲を書面にしてもらえば契約後のトラブルを防げます。

また作業後に不具合が見つかった際は、作業前に確認の連絡をもらえるように伝えておくと、いつの間にか追加料金が発生するリスクを抑えられます。

専用パーツを使用しないためディーラー保証を受けられなくなる

自動車整備工場はディーラーでの修理とは異なり、メーカーの純正品ではなく互換品やリサイクルパーツなど社外品のパーツを使用されるのが基本です。

社外品パーツは部品代を抑えられるため、最終的な修理料金が安くなることはメリットですが、ディーラーでの保証が受けられなくなるかもしれません。

社外品パーツの取り付けを提案された際は、価格だけで考えずに、ディーラーの保証も含めた長期的な判断が必要です。

代車を用意してくれるのか確認する

代車を用意してくれるのか確認しておくと、日々の生活に支障がなく安心です。

毎日の通勤や通学、買い物、子どもの送り迎えなど、車を毎日使用する場合は、修理に出している期間不便になってしまいます。

代車の有無はもちろん有料・無料かも確認しましょう。

近くの自動車整備工場を一覧で調べる方法

普段の生活で自動車整備工場を意識することは少ないので、いざ事故や故障などトラブルが発生すると「修理したいけど近くにあるのかわからない」と困ってしまうかもしれません。

そんなときに役立つのが「グーネットピット」です。

グーネットピットでは全国各地の整備工場を検索できるため、近くの整備工場がどこにあるのかすぐに見つけられます。

検索方法は簡単で、整備工場を探している目的(メニュー)を選択し、探しているエリアの市区町村を選択するだけ。たった2ステップで、検索できます。

選べるメニューは下記のように細分化されており、目的に応じた工場を見つけることが可能です。

  • ・塗装
  • ・傷・凹み直し
  • ・メンテナンス・日常点検
  • ・コーティング
  • ・クリーニング・清掃
  • ・サスペンション・足回り修理・整備
  • ・ミッション・駆動系修理・整備
  • ・吸排気系修理・整備
  • ・エンジン関連修理・整備
  • ・ライト・ウインカー類修理・整備
  • ・板金・外装補修
  • ・ボディ補強
  • ・電装系修理
  • ・内装補修・修理
  • ・その他修理・整備

上記以外にも、パーツ持ち込み取り付けやオイル交換、車検・点検を行ってくれる修理工場も検索できます。

作業実績やユーザーのレビューなども閲覧できるので、初めての修理や慣れない土地での修理など、不安な状況でも安心して任せられる修理工場を見つけられます。

自動車整備工場を探すならグーネットピット

安心して任せられる自動車整備工場の見分け方

自動車整備工場は無数にあるので、どこに依頼すべきか悩まれるでしょう。特に初めて修理を依頼する際は、勝手がわからず不安かもしれません。

以下では、安心して任せられる自動車整備工場の見分け方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

見積もり内容が細かくわかりやすい

見積もり内容が細かく、素人でもわかりやすい整備工場は信頼できます。

全体にかかる費用はもちろんですが、どのような部品を使い、何にどれだけの費用がかかっているのか、細かく教えてくれると丁寧で安心できます。

整備の必要性をキチンと説明してくれる

整備の必要性をキチンと説明してくれるのも、信頼できる整備工場の証です。

本当に必要な修理・整備なのか素人目にはなかなかわからないので、ちょっとした凹み傷でも場合によっては、内部まで修理しないといけないこともあります。

修理の必要性や方法などの明確な根拠を説明できる整備士は、経験値・技術力ともに高く安心して任せられるでしょう。

質問に答えてくれる

わからないことを質問したら、しっかりと答えてくれる整備工場は安心できます。

丁寧に説明してもらえれば、納得したうえで依頼できるでしょう。不明点や不安点があれば質問して、任せられるかどうか判断することが大切です。

最終的な判断を委ねてくれる

最終的な判断をユーザーに委ねてくれる修理工場を選びましょう。

修理の必要性や理由、修理方法、具体的な費用など、判断材料を丁寧に提示したうえで、修理するか否か・どのような方法で修理するのか、あなたに委ねてくれる修理工場は安心できます。

もし判断を急かしたり押し付けたりされるようであれば、他の修理工場を検討するのがおすすめです。

安全に乗るには内部まで点検してくれる自動車整備工場がおすすめ

車が事故や故障で不調になった際は、内部まで点検してくれる自動車整備工場に依頼するのがおすすめです。

一見問題なさそうに見えても、エンジンやラジエーターなど重要な部分が損傷しているかもしれません。

パンクのような簡単な修理ならガソリンスタンドでも対応可能ですが、分解をともなう修理を依頼できるのは自動車整備工場だけです。

「大した損傷じゃない」と勝手に判断せず、プロに任せることが、安全に愛車を乗り続けることにつながります。

修理や整備のために自動車整備工場を探すなら、グーネットピットがおすすめ。全国各地の整備工場を探せ、口コミも知れるため安心して依頼できる工場を見つけられます。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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