パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

タイヤの廃棄方法とそれにかかる費用の目安とは

ピカピカの新しいタイヤを履き換えたあと、これまでお世話になった古いタイヤはどうすればよいのでしょうか。ここでは車のタイヤの廃棄方法やそれにかかる費用の目安などを見ていきましょう。

タイヤを廃棄する際にかかる料金は?

タイヤを処分したい場合は以下の場所でそれぞれ引き取ってもらえます




タイヤ買取専門店

タイヤを買い取る専門の業者です。
買取なので、状態の良いタイヤならば、一般的にはタイヤ1本あたり、数百円~数千円前後で買い取ってもらう事が可能です。しかし、タイヤのモデルや状態によって各専門店毎の査定に違いがありますので、一概に「いくらで買取ってくれる」とは言えません。タイヤ買取専門店で買取をお願いする場合は、所有しているタイヤが買取対象となっているタイヤなのかどうか、必ず買取条件や査定内容などを確認するようにしましょう。

車用品店やタイヤ専門店など

新品のタイヤを購入して交換した時に、お店側でそのまま引き取ってもらうパターンです。どの業者も、タイヤ1本あたり数百円~千円前後ほど支払えば引き取ってくれます。こちらも買取と同様、専門店によって引取価格が違ってきますので、必ず確認しましょう。また、古タイヤだけ持っていて交換した場合は、引取額が高くなる場合があります。いきなり持っていくと断られる事もあるので、電話などで引き取ってもらえるかどうかを確認しましょう。

産業廃棄物業者に依頼する場合

タイヤは基本的に産業廃棄物なので、産業廃棄物業者が引き取ってくれます。引取方法も、持ち込みや出張引取などの方法があります。産業廃棄物業者にタイヤの引取を依頼するメリットとしては、出張で引取に来てくれるところがポイントのひとつだと思います。しかし、出張で引取を依頼する際は、別途出張費が必要となる場合があります。産業廃棄物業者に引取を依頼する際は、タイヤの引取費用と併せて、出張費がどのくらいかかるのかも確認しておきましょう。

タイヤを自分で処分するとどうなる?

どの業者にも頼らず自分で古タイヤを処分しようと思った場合は可能なのでしょうか?例えばどこか遠くの場所に廃棄したり、自分の庭に埋めてしまったりすると、廃棄物処理法により5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、もしくはその両方が課せられます。また、無許可の業者に廃棄を依頼した場合は、委託基準違反により3年以下の懲役又は300万円以下の罰金、もしくはその両方が課せられます。自分でタイヤの処分はせず、廃棄を依頼する業者選びを慎重に行いましょう。

廃棄されたタイヤの行方は?

廃棄されたタイヤはその後一体どうなるのでしょうか?実は廃棄され、業者に引き取られたタイヤは、あらゆる場所でリサイクルされています。例えば、歩道舗装材、緩衝材としてリサイクルされる「マテリアルリサイクル」、セメント工場や製鉄所など工場のエネルギー源として再利用されている「サーマルリサイクル」、使用済みのタイヤの中から再生タイヤを作りだす「リユース」、「リトレッド」など、意外な所に廃棄タイヤのリサイクル品が活躍しています。資源や資材として活用できる廃タイヤ。適正に活用される為にも、正しい方法で廃棄するよう心がけて下さい。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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