車にかかるお金&維持費
更新日:2026.07.22 / 掲載日:2026.07.22
スカイラインの実燃費、気にするのは野暮?それでも気になるので調べてみた

1957年の誕生以来、13世代にわたって多くの人々に愛され続けているスポーツセダンが日産・スカイラインです。現行モデルのV37系は2014年の市場デビュー以後、2度のマイナーチェンジを経て現在も販売されているロングセラーモデル。2026年4月に発表された長期ビジョンでは“日産らしさを体現し、ブランドの情緒的価値と革新性を担うモデル”として次期モデルの開発が示唆されるなど、今なお注目を集め続けています。

そんな「日産の顔」ともいうべきスカイラインを愛車に迎え入れようと思ったときに気になるのが燃費性能。走りを磨き上げたモデルに対して燃費を問うのは野暮という見方もありますが、クルマの維持費に直結する性能であるだけに軽視はできません。
そんなわけで、今回はスカイラインの燃費性能をリサーチ! 新旧モデルを比べてみました。
【あわせて読みたい】
>>【プロ直伝の燃費術】自動車ジャーナリスト大音安弘が教える低燃費走行5つのコツ
>> ワゴンRのマイルドハイブリッド、実燃費への効果はどれほど? 新旧モデルを調べてみた
現行モデル(V37系後期)のカタログ燃費をチェック!

V37系スカイラインは2度のマイナーチェンジを区切りとして前期(2014年2月~2017年12月)、中期(2017年12月~2019年9月)、後期(2019年9月~現在)に分けられますが、今回は後期モデルをリサーチ対象とします。
ということでまずはカタログ燃費をリサーチ。カタログには「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という区分での数値も掲載されていますが、今回は基準となる数値をピックアップしました。
| 3.0L ガソリン(2WD) | 3.5L ハイブリッド(2WD) | 3.5L ハイブリッド(4WD) | |
| GT | – | 12.4km/L | 10.8km/L |
| GT タイプP | 10.0km/L | 12.4km/L | 10.8km/L |
| GT タイプSP | 10.0km/L | 12.4km/L | 10.8km/L |
| 400R | 10.0km/L | – | – |
| 平均値 | 10.00km/L | 12.40km/L | 10.80km/L |
現在は3.0L ガソリンエンジン車のみとなっていますが、2022年10月までは3.5L ハイブリッド車もあり、そのハイブリッド車は2WD・4WDが選択できるというラインナップでした。
ハイパワーに特化したエンジンを積んでいる影響からか、カタログ燃費は全体的に低い数値。3.5L ハイブリッド車(2WD)の12.40km/Lが最も良い数値となっています。
気になる実燃費は…?
続いて実燃費のリサーチ結果を見てみましょう。
| ガソリン(2WD) | ハイブリッド(2WD) | ハイブリッド(4WD) | |||||
| サンプルA | 9.21km/L | サンプルA | 14.38km/L | サンプルA | 7.26km/L | ||
| サンプルB | 9.83km/L | サンプルB | 15.26km/L | サンプルB | 14.24km/L | ||
| サンプルC | 8.96km/L | サンプルC | 11.76km/L | サンプルC | 15.21km/L | ||
| サンプルD | 9.02km/L | サンプルD | 11.32km/L | サンプルD | 9.94km/L | ||
| 平均値 | 9.25km/L | 平均値 | 13.18km/L | 平均値 | 11.66km/L | ||
| 燃費達成率 | 92.5% | 燃費達成率 | 106.3% | 燃費達成率 | 108.0% | ||
ハイブリッド車は2WD・4WDともに燃費達成率100%超えを達成し、ガソリン車も92.5%の高水準。ほぼカタログ値通り、もしくはそれ以上の燃費性能が期待できるという結果ですが、平均値を見てみると最も良数値のハイブリッド・2WD車は13.18km/L。ガソリン車は10km/Lに届かず、9.25km/Lでした。
先代モデル(V36系後期)のカタログ燃費と実燃費は?

次に、先代モデルであるV36系の燃費性能を見てみましょう。はじめにカタログ燃費ですが、JC08モードという測定方法のため、現在使われているWLTCモードに比べるとやや数値が高くなっています。また、今回はクーペタイプを省き、後期のセダンタイプのみを調査対象としています。
| ガソリン(2WD) | ガソリン(4WD) | |
| 250GT | 11.4km/L | 9.5km/L |
| 250GT タイプS | 11.4km/L | – |
| 平均値 | 11.40km/L | 9.50km/L |
V36系後期モデルは2.5L エンジンを搭載したガソリン車のみの3タイプ構成という、シンプルなラインナップ。WLTCモードに比べて数値が高くなりやすいJC08モードでの計測値ですが、4WD車は10km/Lに届かない数値となっています。
続いて、実燃費のリサーチ結果です。
| ガソリン(2WD) | ガソリン(4WD) | |||
| サンプルA | 8.49km/L | サンプルA | 8.58km/L | |
| サンプルB | 10.18km/L | サンプルB | 7.11km/L | |
| サンプルC | 9.53km/L | サンプルC | 7.94km/L | |
| サンプルD | 5.95km/L | サンプルD | 7.01km/L | |
| 平均値 | 8.54km/L | 平均値 | 7.66km/L | |
| 燃費達成率 | 74.9% | 燃費達成率 | 80.6% | |
燃費達成率は70%台半ば~80%台とまずまずの結果ですが、ここでは各タイプの平均値に注目してみましょう。
2WD車の平均値は8.54km/Lで、現行モデルとの差は0.71km/L。12年近く前のモデルではありますが、現行モデルとの比較で1km/L以内の差に留まっているのは意外に感じる方もいるかもしれません。一方で4WD車の平均値は7.66km/Lでした。
燃費性能を追求するようなタイプのクルマではないので、今回のリサーチ結果をもとに新旧モデルの優劣をつけることはできませんが、スカイラインを愛車にする際には維持費の参考にしてみてください。
月々の燃料代を考慮して「ベストの1台」を手に入れよう。グーネットを活用して賢いお買い物を!
大排気量のモデルらしく、現行モデルのハイブリッド車でも11~13km/L台と心許ない結果だったスカイラインですが、そんな燃費性能も気にならないぐらいの魅力が熟成された存在感や走りにあります。スカイラインの購入を検討されているという方は今回の数値を維持費の目安とし、長く愛せる「ベストの1台」をお探しください。
2026年7月現在でグーネットには約1,300台のスカイラインが登録されており、あなたの希望に見合う1台がきっと見つかるはず。次の愛車探しの際には、グーネットでお気に入りの1台を探してみてはいかがでしょうか。
新車価格帯:544万2800円~693万5500円
中古車平均価格:386.5万円
中古車価格帯:35.0万円~5319.0万円(数字は2026年7月現在)