福岡県の車査定・車買取店一覧

福岡県の特徴

47の都道府県がある日本。それぞれの地域で気温や気候、道路の広さなどが異なります。各都道府県の特徴について、人口や自然·産業などの側面から改めて確認しておくことで、車の買取を考える際の参考にすることができるかもしれません。今回は、福岡県の自家用車普及率、駐車場事情やガソリン代、買取相場ランキングなどをご紹介します。

■人口、世帯数、平均所得
九州地方の北部に位置する福岡県。関門大橋ならびに関門トンネルで、本州とつながっています。福岡市、北九州市という2つの政令指定都市を抱えているのが特徴です。県土面積は約49万haで、47都道府県中で29番目の広さです。令和2年国勢調査結果によると、総人口は513万5,214人で、世帯数は232万3,325世帯（2020年10月1時点）となっていました。

また、政府の統計ポータルサイトe-Statで確認したところ、一人あたりの県民所得は年額280万円となっています。共同住宅数が118万1,000戸以上あるのに対し、一戸建住宅数は99万1,000戸以上と、共同住宅が多いことがわかりました。第一種運転免許普通免許取得者数は47万4,213人（2016年時点）で、47都道府県を対象にしたランキングでは8位と上位の部類に入るようです。自家用車での通勤通学は全国4位と、ここでも上位に位置しています。

■地理的特性や気候
福岡県は海に囲まれた県です。県北部は日本海、南部は有明海、また東部は瀬戸内海に面しています。県中央には筑紫山地がそびえ、筑後川、遠賀川などの流域には平野が広がっているのが特徴。福岡県の気候は、県全域にわたり太平洋気候に属しているため、比較的温暖な地域となっています。しかし、山沿いの地域は冬に雪が降ることもあるようです。年間の雪日数は4日と全国では28位（2019年データ）となっています。

■道路事情
九州の玄関口ということもあり、福岡県を起点に九州各地に高速道路、主要国道が伸びています。主な高速道路は九州自動車道、東九州自動車道、大分自動車道など。また福岡市、北九州市には都市高速道路も整備されています。主要国道は国道2号、3号、10号などがあり、交通量も多いようです。道路の平均交通量は、47都道府県中7位と上位の部類に位置しています。

■産業別就業者数
2015年の福岡産業別事業者数の割合は、第1次産業6万2,642人、第2次産業45万64,485人、第3次産業162万4,909人となっており、第3次産業が圧倒的に多いです。

第3次産業の中では、運輸·郵便業の13万1,000人以上や卸売·小売業の37万8,000人以上など、自動車利用が必須となる業種の割合が比較的高いことがわかりました。

福岡県の自家用車普及率

■100世帯あたり自動車保有台数ランキング
100世帯あたりの自動車保有台数は106.4台で、福岡県は47都道府県中39番目と非常に低い数字となっていました。九州地方の8県で比較してみても、最も少ない保有台数となっているようです。とはいえ、これは全国平均の104.3台とほぼ同等の台数。全国最下位となる東京都の42.4台の約2倍以上の保有台数になります。

出典）
一般社団法人日本自動車工業会　保有台数ランキング

■県全体の自動車保有台数
軽自動車や貨物車、二輪車なども全て合わせた福岡県全体の自動車保有台数としては、2021年3月末時点で342万4,727台という数値が公表されていました。これは、全国合計の約4.2％を占めています。九州地方の8県で比較してみると、一番多い県となります。上述した100世帯あたりの保有台数が8県で一番少なかったことを考えると、業務用自動車や貨物車、二輪車がとても多いことが想像できるでしょう。ちなみに、九州地方で最も少ない佐賀県の約68万台と比べてみると、その差は274万台以上もあるようです。

出典）
日本自動車整備振興会連合会　都道府県別·車種別自動車保有台数

■EV保有台数
福岡県内でEVを取得した際に補助金を交付した台数としては、2009年度から2019年度までの10年間で合計7,107台。2009年は35台でしたが、翌年の2010年には211台に増えています。その後も年を追うごとに500台、600台、700台と順調に交付台数を伸ばし続けていました。2014年から2016年までは600台を推移していましたが、2017年にはついに1,108台に到達。2019年には700台に落ち着いたものの、九州地方の8県の中では圧倒的な交付台数を誇っているようです。日本は脱ガソリン車を目指しているので、今後もEV保有台数は増加していくことが予想されます。

出典）
一般財団法人次世代自動車復興センター

福岡県の駐車場事情とガソリン代

福岡県における駐車場事情やガソリン代など、車を所有する上で気になるポイントを確認しておきましょう。

■駐車場
国土交通省公表の「都道府県別駐車場数」のデータによれば、福岡県内に整備されている駐車場は4,838箇所、駐車可能台数は29万4,921台（2020年3月末時点）となります。また、コインパーキングに関しては1,970箇所（2015年時点）を設置。車室数で見ると4万1,070車室となるようです。そのうち、福岡市が1,290箇所で2万6,540車室、北九州市が310箇所で1万2,240車室となります。

出典）
一般社団法人日本パーキングビジネス協会 コイン式自動車駐車場市場に関する 『コイン式自動車駐車場市場に関する実態分析調査2015版 』

■ガソリン代（レギュラー、ハイオク、軽油）
福岡県内における燃料代の平均ですが、経済産業省の石油製品価格調査によると1Lあたりの単価として以下の数値（2022年1月17日時点）が公表されています。

レギュラー：167.7円
ハイオク：178.9円
軽油：145.7円

ちなみに全国平均はそれぞれ、以下のとおりです。
レギュラー：168.4円
ハイオク：179.2円
軽油：148.2円

全国平均と比較してみると、福岡県内のガソリン代はいずれも全国平均より安くなっているといえます。

福岡県の買取り相場検索ランキング

自動車の買取額をある程度把握するため、査定依頼前に相場をあらかじめ検索しておくユーザーも少なくありません。福岡県内で買取相場の検索回数が多いモデルとしては、以下のデータがあります。

1　プリウス　トヨタ　2.75%
2　アルファード　トヨタ　1.97%
3　タント　ダイハツ　1.91%
4　セレナ　日産　1.77%
5　ハリアー　トヨタ　1.73%
6　ランドクルーザープラド　トヨタ　1.62%
7　アクア　トヨタ　1.59%
8　ヴォクシー　トヨタ　1.52%
9　エクストレイル　日産　1.41%
10　ムーヴ　ダイハツ　1.36%

このうち、1位から5位までのモデルの特徴や買取価格の相場を見ていきましょう。

■メーカー
トヨタ

■車種概要
プリウスは1997年に、世界初の量産ハイブリッド専用車としてデビューしました。フルモデルチェンジを重ね、現行モデルは4代目となります。燃費がいいのはもちろんですが、非常に静粛性の高い車としても評価されているのが特徴です。ラゲッジルームには、AC100V／1,500Wのアクセサリーコンセントも搭載しています。

■装備
安全装備なども常に最新のパッケージが搭載されるプリウスには、トヨタの安全装備であるToyota Safety Senseを装備しました。また、現行モデルでは、現在トヨタが推進するコネクティッドサービスのT-Connectに対応する縦型11.6インチ大型ディスプレイが目玉装備となっています。このディスプレイはフルHDの鮮明な画面を持ち、スマートフォンと同様に直感的な操作が可能です。

■買取価格相場
3万5,000円～263万9,000円（全国平均）

■メーカー
トヨタ

■車種概要
アルファードは、2002年にデビューした大型クラスのミニバンで、エクステリアのダイナミックな格子状のフロントグリルが特徴的です。2度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルは3代目となりました。現行モデルには、ガソリンエンジンとハイブリッドモデルが設定されています。

■装備
アルファードには木目のインテリアパネルを使用したほか、本革シートを備えるなど、高級感ある仕上がりになっているのが特徴です。さらに、安全装備としては車線逸脱防止や衝突回避などの機能を搭載しています。また、1列目および2列目シートには、夏には送風機能がついたベンチレーション機能、冬にはヒーターによる加温が可能な快適温熱シートが採用されているため、どの季節でも車内で快適に過ごすことが可能です。

■買取価格相場
28万8,000円～644万9,000円（全国平均）

■メーカー
ダイハツ

■車種概要
タントは2003年、軽自動車スーパーハイトワゴンという新たなジャンルを切り開いた車としてデビューしました。モデルチェンジを重ね、現行モデルは4代目となります。軽乗用タイプの車に後席両側スライドドアや1,700mmを超える全高を採用したことで、圧倒的な室内空間を実現させました。

■装備
タントの主な装備として人気なのが、2代目から継承されているミラクルオープンドアです。助手席側のセンターピラーを廃止し、後席ドアをスライドドアにすることで、軽自動車とは思えないほど乗り降りのしやすい車となっています。またセンターピラーが無いことから、助手席シートベルトは座席シートの肩口に収納されているのが特徴。おかげで体にピッタリとフィットし、圧迫感がありません。

■買取価格相場
3万2,000円～166万7,000円（全国平均）

■メーカー
日産

■車種概要
セレナは、1991年にデビューした5ナンバーサイズのミディアムクラスミニバンです。長い間、日産の人気車種として販売し続けられており、現行モデルは5代目となりました。歴代モデルに設定された特別仕様車ハイウェイスターシリーズが、セレナの中でも特に人気のあるグレードです。

■装備
セレナの装備では、現行モデルに設定されているe-POWERが人気です。一般的なハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンとモーターを併用して車を駆動させます。しかし、e-POWERはガソリンエンジンがバッテリーに電気を貯めるための発電機に徹し、駆動は100％モーターで行われているという一味違うハイブリッドシステムになっています。これによって、非常に静かで、力強い加速を実現しました。安全装備では、360°セーフティアシストが全車に搭載されています。

■買取価格相場
3万円～323万5,000円（全国平均）

■メーカー
トヨタ

■車種概要
ハリアーは1997年にデビューした都市型クロスオーバーSUVです。現行モデルは4代目となります。エクステリアには流麗なクーペフォルムを採用し、シャープな印象を与えました。そしてインテリアでは、上質感のあるレザーを使用しています。

■装備
現行モデルのハリアーの安全装備には、プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、クルーズコントロールなどを搭載したトヨタの安全装備であるToyota Safety Senseが搭載されています。インテリアでは、室内のインパネやコンソールなどは肉厚のレザーや丹念なダブルステッチ、パイピングオーナメントなどを採用し、見た目や色使い、手触りなど非常に高級感あふれる仕上がりとなっています。ほかにも、8インチディスプレイオーディオ＋6スピーカーを標準装備させました。

■買取価格相場
3万円～434万9,000円（全国平均）