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タントを高く買い取ってもらうポイント
タントは2003年にダイハツが発売した軽ワゴン車です。同じくダイハツが発売しているムーヴよりもキャビンが広く、「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルを確立させました。
現在このタントやホンダのN-BOXに代表される軽ワゴン車は非常に人気があり、特にファミリー層に支持を集めています。そんな人気の軽ワゴン車・タントですが、買取りをおこなってもらうタイミングやその方法を間違ってしまうといくら人気の車種といえども高く買い取ってもらうことはできません。
高く買い取ってもらうためにはいくつかの押さえるべきポイントがあるのです。ここではタントを高く買い取ってもらうためのポイントについてご紹介します。
<ポイント1:買取りの時期>
車の需要が高まる時期は、1~3月と9~10月です。この時期はボーナス支給後や会社の決算期と重なるということで車の需要が高まるとされています。
そのため中古車販売店としても在庫を多く確保しておきたいという理由から多少買取価格が高くなっても買取りたいと思う時期なのです。ただし、中古車を買取ってもらう場合には忘れてはならない鉄則があります。
それは走行距離が少なければ少ないほど高く買取ってもらえるということです。例えば6月に今乗っているタントを買取ってもらいたいと考えたとします。
しかし、車の需要が高まる9月まで待ってしまうとその間に走行距離はどんどん増えてしまいます。その場合は9月まで待つよりも6月に買取ってもらった方が高く買取ってもらえる可能性が高いのです。
この流れで続いてのポイントをご紹介しましょう。
<ポイント2:走行距離>
走行距離が大台に乗る前に買取ってもらいましょう。上述したように中古車は走行距離が少なければ少ないほど高く買取ってもらえる傾向にあります。
これはタントのような人気車種でも同様。例えば走行距離が4.9万kmの車と5.1万kmの車があったとしましょう。当然走行距離が4.9万kmの車の方が高く買取ってもらえます。わずかに0.2万kmの差ですが、この走行距離4.9万kmの車と5.1万kmの車とでは買取価格に「0.2万km」という数字以上の大きな差が出るのです。
それは4.9万という数字と5.1万という数字の持つ印象の違いにあります。走行距離が4万台と5万台では数字的にはわずかでも印象的には大きく異なります。
5万kmを超えると大台に乗っているなという印象を受けがちです。そのため大台に乗る前に買取ってもらうということが高く買取ってもらうためのポイントになります。
<ポイント3:下取りではなく、買取りを選択>
今乗っているタントを売りたいと思っているということは、新しい車に乗り換えることを考えている方が大半でしょう。新しい車を購入する際に今乗っている車を下取りに出すという方は多いと思いますが、今乗っている車を高く売りたいなら下取りではなく、買取りを選択することをおすすめします。
さらに買取りを依頼するなら一括査定です。それもなるべく多くの買取業者に査定を依頼するのが高く買取ってもらうポイントになります。
買取業者も1社に依頼しただけでは高い値段で買取ってはくれません。複数の業者に依頼して買取業者に競わせることによって高い値段での買取りが実現するのです。
幸い今の時代、インターネットで簡単にしかも無料で一括査定をおこなうことができます。なるべく多くの買取業者に査定を依頼して少しでも高く車を買取ってもらいましょう。
<ポイント4:車の装備>
タントの場合は、スライドドアが付いているかどうか、また3代目から装備されている安全装置・スマートアシスト機能が付いているかどうかで査定額が変わってきます。ファミリー層に人気のタントは、このスライドドアやスマートアシストが付いているものが高く買取ってもらえるでしょう。
<ポイント5:掃除>
車を売る前には洗車をして、なおかつ内装もきれいに掃除しておくことが重要です。タントはファミリー層に人気の車ですから、特に小さいお子さんがいらっしゃる家庭ではタバコの臭いや衛生面を気にします。
そのため車内を入念に掃除しておくことは高く買取ってもらうためには欠かせません。
2003年式(平成15年式)の初代タント(L360S,L350S)の買取相場
初代タントの買取相場(13年落ち(2007年)のもの)をグレード別にご紹介します。
<タント>
L:16~18万円
X:20~23万円
X:imitedが35~41万円
RS:27~32万円
初代タントはこれよりも古い年代のものになると状態などにもよりますが、買取ってもらうことが難しくなるかもしれません。
2003年式(平成15年式)の初代タント(L360S,L350S)の特徴
モデルの概要
2003年11月に発売された初代タントは、新しい価値を持つ軽自動車として軽スーパーハイトワゴンという新ジャンルを確立させました。
同社の不動の主役であった軽自動車・ムーヴよりも広い室内空間を求めて開発されたのがこの初代タントです。
タントというネーミングの由来は、「とても広い」という意味のイタリア語からきています。
FF(フロントエンジン・フロントドライブ)でありながら、2,440mmというホイールベースの長さにより2,000mmの室内長を確保しています。
それにより1,040mmという乗員間距離も確保され、全高1,725mmの高さも手伝って驚異的な広さの車内空間を実現しました。
この初代タントのサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mmと当時ダイハツの主力商品であったムーヴと同じで軽自動車規格の上限値です。
そのサイズに車高を1,725mmまで拡大し、ホイールベースを2,440mmまで長くすることで広い車内空間による開放感を作り出すことに成功しました。
初代タントのエンジンは、ツインカム3気筒DVVT可変バルブタイミングエンジンと同ターボエンジンの2タイプを搭載しています。トランスミッションは全車コラムシフトの4ATが採用されています。
車両重量が当時の軽自動車としてはかなり重い900kg近くもあり、荷物をたくさん積んでしまうとその重量は1トンを超えてしまうこともあります。
室内空間を広くとるためにはやむを得ないことですが、そのウイークポイントを補うターボ+4WDモデルもラインナップされています。
初代タントの外観は、全体的には箱型ですがやや丸みを持たせたフォルムにまとまっており、ターゲットであるファミリー層へのアピールを意識しています。
ヘッドライトは横長の楕円形のものを採用。初代タントの内装で特徴的なのは、センターメーターを採用したことです。
これはタントの特徴である背の高いフロントウインドウによる、広々とした前方視界を実現するためです。このセンターメーターは3代目タントまで採用されています。
シートにはクッションとシートバックに厚みを持たせたものを採用しています。
さらに左右分割式のロングスライドやリクライニング、簡単に格納できるリアシートも採用されており、シートアレンジの種類も豊富です。
また、荷物の積み降ろしがしやすいようにラゲージの開口部は広く設計されており、VDA方式で516Lという大容量を実現しています。
この積載性能の高さはファミリー層への強烈なアピールとなり、初代タントが大ヒットした一因となりました。
人気が高いグレード
初代タントのグレード体系はNAエンジン車のL・X・X Limited、ターボエンジン車のR・RSの計5グレードです。
全てのグレードで2WDと4WDが採用されています。
RSとX Limitedにはフロントとリアに大型エアロバンパーが装備されており、サイドストーンガードなどの装備と合わせてスポーティーなフォルムが特徴です。
ボディカラーのバリエーションは8色。初代タントのボディカラーは傷などが目立ちにくい無難なカラーが多いのが特徴です。
白系のカラーにはホワイトとパールホワイトがあり、パールホワイトはオプションカラーとなっています。ブラックマイカという黒系の色はありますが、2代目以降のタントで人気のブラックマイカメタリックは初代タントのカラーバリエーションには含まれていませんでした。
それでも黒系のカラーは人気があるため、初代タントで人気のボディカラーはブラックマイカとミスティックレッドクリスタルメタリックとなっています。
企業などが営業用の社用車で使用することが多いという理由でホワイトも人気があったようです。
2007年式(平成19年式)の2代目タント(L385S,L375S)の買取相場
2代目タントの買取相場(8年落ち(2012年)のもの)をグレード別にご紹介します。
<タント>
L:43~50万円
X:50~59万円
X Limited:48~56万円
<タントカスタム>
L:59~69万円
X:61~71万円
RS:65~76万円
2007年式(平成19年式)の2代目タント(L385S,L375S)の特徴
モデルの概要
2007年12月にフルモデルチェンジを実施し、2代目となったタントですが、2代目は初代に比べてボディラインがより曲線的で柔らかいものへと変化しました。そして、この2代目から若者向けバージョンとしてデビューしたタントカスタムには、初代タント以上に押し出しの効いたフロントマスクを採用しています。
ベースモデルのタントがおとなしいマスクであるためその違いは明らかです。また、左側の後部ドアが従来のヒンジタイプから軽自動車初となるミラクルオープンドアというピラーレス構造の電動スライドタイプにチェンジ。
これは初代タントとの大きな違いです。このミラクルオープンドアの採用により、助手席側のドアは1,480mmも開くこととなったのに加えて、助手席のシートが280mmもスライドするため乗り降りがとてもラクになっています。
ボディサイズは、全長と全高は軽自動車規格一杯の3,395mm×1,475mmで初代タントと同じです。全高は初代よりも25mm高い1,750mmとなりました。
また、ホイールベースが50mm拡大されて2,490mmとなったことに加え、2WDモデルのフロアをフラット化するなどの変更により、定評のあった居住性は更に向上しています。前席はインパネシフトの採用もあって助手席側からの乗り降りもラクにできるようになっています。
エンジンは、43kW(58馬力)を発揮する自然吸気仕様のKF-VE型エンジン(直列3気筒DOHC、DVVT付き)のほか、47kW(64馬力)を発揮するKF-DET型ターボエンジンを搭載しています。最高出力と最大トルクはそれぞれ58ps/6.6kgm、64ps/10.5kgmで、NAの最大トルクがわずかに向上しています。
トランスミッションは、4速トルコン式ATとCVTの二本立て(ターボはCVTのみ)となりました。内装はジョイフルミラクルスペースをコンセプトに広さと楽しさを追求しているため明るいベージュを基調としたぬくもりのある空間を演出。
安全装備としてデュアル&サイドエアバッグとニーエアバッグ(運転席のみ)を装備し、さらにプリテンショナーつきシートベルトやブレーキペダル後退防止機構なども備え、安全性を確保しています。
人気が高いグレード
2代目のグレード体系は、
タント
・L
・X
・X Limited
・X Limitedスペシャル
タントカスタム
・L
・X
・X Limited
・RS
というラインナップとなっています。
グレードの中心となるのがXモデルとX Limitedモデルです。Lモデルと比べて値段は高くなりますが、装備の充実度が格段に高くなっているのが特徴です。
標準タイプのタントと比べてスポーティーなイメージのタントカスタムが人気を集めています。外観的には標準タイプのタントは曲線的で女性的なデザインなのに対してタントカスタムは、シャープで男性的なデザインといった感じです。
ボディカラーは全部で9色。初代タントが全部で8色だったので1色増えたことになります。メタリック系のカラーが多く、人気のボディカラーはやはりパールホワイトとブラックマイカメタリックです。
ブラックは初代タントではメタリック仕様ではありませんでしたが、2代目からはメタリックとなりました。初代タントから引き続きミスティックレッドクリスタルメタリックも人気のボディカラーです。
2013年式(平成25年式)の3代目タント(LA610S,LA600S)の買取相場
3代目タントの買取相場(5年落ち(2015年)のもの)をグレード別にご紹介します。
<タント>
L SaⅡ:83~98万円
X SaⅡ:97~113万円
Xターボ SaⅡ:106~123万円
G SaⅡ:101~117万円
<タントカスタム>
X SaⅡ:104~120万円
RS SA:97~113万円
※すべてのグレードでスマートアシスト装備を対象としています。
2013年式(平成25年式)の3代目タント(LA610S,LA600S)の特徴
モデルの概要
2013年9月に6年ぶり2度目となるフルモデルチェンジをおこない誕生したのが3代目タントです。ボディサイズは、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,750mmと2代目からの変化はありません。
その一方でホイールベースは35mm短縮して2,455mmとなりました。仕様面で変わった点といえば、運転席側の後部ドアもスライドドア化され両側スライドドアとなった点です。
エンジンは、直列3気筒DOHC12バルブ(52馬力)と、直列3気筒DOHC12バルブインタークーラターボ(64馬力)の2種類があります。最高出力と最大トルクは2代目と変わっておらず、最高出力が52ps/6.1kgmで最大トルクは64ps/9.4kgmとなっています。
しかし、改良により燃費が向上して、JC08モードで28.0km/Lという低燃費を実現させました。全車エコカー減税「免税」レベルを達成しているのも大きな特徴です。
2代目タントから採用されているミラクルオープンドアは当然この3代目タントにも装備されており、ミラクルオープンドアはもはやタントの代名詞と言っても過言ではありません。その他、室内空間の拡大などの改良が行われ、助手席のスライド幅を従来よりも100mm拡張し380mmのロングスライドを可能にしました。
シートアレンジにも改良が加えられたため、リアシートが完全なフルフラットになり、使い勝手が向上しています。大きなベビーカーでも折りたたまずに積むことができるだけでなく、助手席をたたんで一番前までスライドすれば自転車を積むこともできます。
この3代目タントから搭載された安全装備・スマートアシストは標準装備ではありませんが、各グレードにスマートアシストを搭載したモデルを用意。2代目よりも安全装備が大幅に充実しまていることがわかります。
また、外装各部の樹脂化によって軽量化を実現。それによって、スーパーハイトワゴンにつきまとう重たいリアハッチが女性でも軽く開閉できるようになったということも3代目の大きな特徴といえます。
人気が高いグレード
3代目タントのグレードは、タントがL・X・Gという3種のモデルとそれぞれのモデルにスマートアシストを採用した「SA」の計6グレードです。タントカスタムは、X・RSという2種のモデルとそれぞれのモデルにスマートアシストを採用した「SA」の計4グレードというラインナップです。
XモデルにはキーフリーシステムやABS(EBD&ブレーキアシスト付)が装備され、Gが標準タイプの最上位モデルです。タントカスタムのRSにはターボが搭載されています。
ボディカラーは14色+ツートンカラー3色の計17色です。2代目で使用されていたシャンパンゴールドメタリックIIとブロンズオリーブパールメタリックを廃止し、新色としてファイアークォーツレッドメタリックとナイトシャドーパープルクリスタルメタリックが加わりました。
ボディカラーで人気が高いのは、パールホワイトとブラックマイカメタリックでタント・タントカスタム共にこの2色がツートップです。それに次ぐのがタントのファイアークォーツレッドメタリックとタントカスタムのナイトシャドーパープルクリスタルメタリックです。
どちらもこの3代目から新たに加わった新色です。
2019年式(令和元年式)の4代目タント(LA660S,LA650S)の買取相場
2019年7月に発売された4代目となるタントですが、発売からまだ1年も経っていないことから中古車市場にもあまり出てきていません。市場に出てきている4代目タントの買取相場は、走行距離や使用期間が短いということもあり、100万円以上の買取価格となっています。
2019年式(令和元年式)の4代目タント(LA660S,LA650S)の特徴
モデルの概要
2003年に初代モデルが発売されたタントは、2019年7月にフルモデルチェンジしました。今回のモデルが4代目となるタントには「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」と呼ばれる新たな開発技術が採用されており、タントが実装第一弾車となります。
サスペンションや骨格の部品配置をゼロベースで再構築し、新たなプラットフォームを開発。それにともない新技術を採用したCVTやエンジンも大幅に改良し、基本性能の大幅な向上を実現しています。
2代目タントから採用されているミラクルオープンドアは4代目タントにも採用されており、さらにミラクルウォークスルーパッケージとして進化を遂げました。運転席が前後に最大540mmもスライドできるようになっているため、運転席から後部座席に直接室内移動(ウォークスルー)が可能となったのです。
これにより運転席にいた母親が後部座席の子どものところまで直接移動し、子どもを抱きかかえたままドアを開けて降りることも可能になりました。さらに車から降りた後、子どもを抱いたままでは大変だったドアの施錠もフロントドアハンドルに触れるだけで施錠することができるタッチ&ゴーロック機能により解消。
これは、タントが軽自動車として初めて装備した機能です。タントに軽自動車として初めて装備された機能は他にもあります。
それがあらかじめ車内のインパネにある時計マークのボタンを押すことにより予約できるウェルカムオープン機能です。これは車に戻ってきたときに自動でスライドドアが開くように予約できる機能で、子どもや買い物袋で両手がふさがっているときにとても便利な機能となっています。
3代目タントにも搭載されていた安全装備・スマートアシストⅢも進化を遂げました。それが次世代スマートアシストです。
さらに運転支援アシスト機能としてスマートアシストプラスも追加されています。新たに加わったスマートアシストプラスの機能の中には、タントが軽自動車として初めて装備する機能もあります。
それがハイビームを部分的に消す「ADBC(アダプティブドライビングビーム)」と「スマートパノラマパーキングアシスト」です。スマートパノラマパーキングアシストとはクルマを駐車する際、カメラで駐車枠を検知してステアリング操作をアシストしてくれるという駐車支援システムになります。
ドライバーは音声と画面のガイドに沿って周囲の安全を確認しながら、シフトレバーとブレーキ操作をおこなうだけで簡単に駐車することができます。さらにこの機能のすごいところは、並列駐車のみならず縦列駐車にも対応している点です。
他にもヘッドライトに加え、カーブを曲がる際などに左右方向を補助灯で照らすサイドビューランプなどの安全機能も装備されており、今回のタントが大幅にモデルチェンジしたことを実感できます。その他、あらゆるパーツの刷新により大幅な軽量化にも成功し、燃費も向上するなど使い勝手もよくなっているのが今回のモデルチェンジの特徴です。
新しいタントの外観ですが、車体のサイズは3代目タントとほぼ同じです。2WDの全高が3代目よりも5mmだけ高い1,755mmとなりました。また、ホイールベースも3代目から5mmだけ拡大し2,460mmになりました。
タントカスタムのフロントマスクは3代目とよく似ていますが、標準タイプはヘッドランプが薄型になり、全車LEDが使用されています。内装にもさまざまな変更点があり、今回のモデルでは全車でデジタルメーターを採用しています。
比較的高い位置にメーターを装着することにより、ボンネットも見やすくなっています。3代目タントで採用されていた助手席の前にある薄型のトレイは廃止し、オープンタイプに変更になっています。
サイズは箱型のティッシュが入るくらいになっています。さらに床の位置を16mm下げたことにより、床と座面の間隔が適度に広がったため座り心地が大幅に良くなりました。
また、前後席に座る乗員同士の間隔も広くなっています。その他にも運転席と助手席の背面に装着される折り畳み式のテーブルやUSBソケット、360度スーパーUV&IRカットガラスなども新たに装備されました。
人気が高いグレード
新型タントのグレードは、タント、タントカスタム共に各3グレードあります。
タント
・Xターボ
・X
・L
タントカスタム
・RS
・X
・L
のそれぞれ3つです。
なお、タントのグレードLにはスマートアシスト非装着車もあります。いずれのグレードにも2WDと4WDが用意されており、最も価格が高いのがタントカスタムRSの4WD車です。
中でも人気の高いグレードは、タントカスタムのXです。それに続くのがタントカスタムのRS、タントのXになります。
ボディカラーはタントがモノトーン9種でタントカスタムがモノトーン8種にツートンカラーが3種です。ボディカラーで人気が高いのは、パールホワイトです。
これはタント・タントカスタム共に同じです。それに続く人気のカラーは、ブラックマイカメタリックとファイアークォーツレッドメタリックになります。
タントとタントカスタムの違いは外観のデザインの違いです。安全装備や快適装備の違いはグレードによってはあるもののタントとタントカスタムによる違いはありません。
人気の高いグレードからみても装備の充実したタイプに人気が集まっており、これは将来的な買取価格の高さにも比例します。グレードの高いタイプの方がコストパフォーマンスも高いといえます。
走行距離による平均相場
車を買取ってもらう際、その買取価格に大きく影響するのが走行距離です。一般的に中古車の走行距離は1年1万kmが標準的な査定の目安となります。
ご存知の方も多いかと思いますが、車を買取ってもらう場合、走行距離が長くなればなるほどその買取価格は下がる傾向にあるというのが常識です。一般的に走行距離が5万kmを超えると買取価格が下がってしまう傾向にありますが、走行距離5万kmでのタント平均買取相場は以下のようになります。
<平均買取相場>
2017年式/走行距離5万km/85万円
2015年式/走行距離5万km/73万円
2012年式/走行距離5万km/42万円
いずれの年式モデルにおいてもグレードはGです。やはり年式が古くなってしまうと買取価格も下がってしまいますが、タントは中古車市場でも人気があるため状態が良ければこの価格よりも買取価格が高くなる可能性は十分あります。
最新のモデルに関しては、発売から1年も経っていないため買取相場もはっきりとはしていませんが、新車としても人気があるので高額買取は高いと推察されます。
ボディカラーによる買取価格の比較
買取価格にはボディカラーも影響します。一般的に買取価格が高くなるボディカラーは
・パールホワイト
・ブラック
・シルバー
・シルバーメタリック
などです。
タントには豊富なボディカラーがあるため、カラー系統別に平均買取価格をご紹介しましょう。ここでご紹介するのは2012年式のモデルで走行距離が4~6万kmのタントです。
<買取価格が50万円以上のカラー系統>
赤系53万円/パール系53万円/グレー系52万円/黒系50万円/紫系50万円
<買取価格が40万円台のカラー系統>
茶系47万円/シルバー系42万円/白系40万円/ベージュ系40万円
<買取価格が30万円台のカラー系統>
ピンク系39万円/緑系38万円/ゴールド系34万円/青紺系33万円
最も買取価格が高いのが赤系とパール系の53万円です。赤系の代表格がワインレッド系のファイアークォーツレッドメタリックでパール系の代表格がパールホワイトです。
どちらもタントでは人気のボディカラーとなっています。ブラックもタントの中ではやはり人気のボディカラーとなるため買取価格は高めです。
また、紫系のナイトシャドーパープルクリスタルメタリックも派手すぎない落ち着いた感じが人気のようで、その買取価格は50万円を超えています。
下取り価格と買取査定額との比較
ここではタントの下取り価格と買取査定額を比較したものをご紹介します。比較するのは3つの年式と3つのグレードで走行距離はいずれも5万kmです。
年式/グレード/下取り価格 /買取査定額
2012年/G/27万円~36万円/34万円~45万円
2012年/カスタムX/32万円~43万円/39万円~52万円
2012年/カスタムRS/36万円~48万円/43万円~58万円
2014年/G 49万円~65万円/56万円~74万円
2014年/カスタムX/52万円~70万円/59万円~79万円
2014年/カスタムRS/59万円~79万円/66万円~89万円
2016年/G/56万円~75万円/63万円~84万円
2016年/カスタムX/60万円~80万円/67万円~89万円
2016年/カスタムRS/67万円~89万円/74万円~99万円
下取り価格と買取査定額には10万円くらいの差があります。これはどの年式、どのグレードでも同じです。
やはり下取りよりも買取が高値になります。タントは残価率の高い車種としても有名です。
残価率とは新車価格に対した残価割合ですから、中古車の価値を示すものです。軽自動車は比較的価値の下落が大きいものですが、タントでは高いニーズに支えられて価値が落ちにくいようです。
車種によっては買取と下取りの差が5万円程度であるのに対して、回転率が見込めるタントは買取でも高価値を維持しています。特に世代の新しいものであればより高い買取が見込めます。
まとめ
タントを高く買取ってもらうポイントは以下のとおりです。
・ミラクルオープンドアや安全装置・スマートアシストなどの装備が充実していること
・標準モデルならグレードG、カスタムならXやRSなど人気のグレードであること
・パールホワイトやブラックなど人気のボディカラーであること
・いくら人気車種のタントといえども買取りを依頼するなら1~3月が高額査定のチャンス
現在4代目のタントは代を追うごとにミラクルオープンドアやスマートアシストなど搭載される装備も充実しています。当然装備が充実しているモデルの方が買取査定額も高くなります。
また、グレードやボディカラーも買取査定額に影響するため、人気のグレードやボディカラーの場合は高額査定も期待できそうです。人気のグレードは標準モデルのGやカスタムのX、RSなどで人気のボディカラーはパールホワイトやブラックです。
ファイアークォーツレッドメタリックなども人気があります。タントは中古車市場でも人気の車種です。以上のようなポイントを押さえて高額買取を目指しましょう。
中古車の買取り、査定に関してのエキスパート集団です。
車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
ダイハツ タント(令和5(2023)年4月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | 軽-RV系 |
---|---|
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 4名 |
型式 | 5BA-LA660S |
全長×全幅×全高 | 3395x1475x1805mm |
ホイールベース | 2460mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1295/1265mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2125x1350x1370mm |
車両重量 | 970kg |
ダイハツ タント の他グレード詳細
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