車の売却が決まった後に気になるのは、お金が振り込まれるまでの日数です。
契約で決まった通りの金額がきちんと振り込まれるのか、振り込まれなかったどうするか、入金を確認するまでは落ち着かない人も多いでしょう。
車を売却から入金までにはどのくらいの日数がかかるのでしょうか?
売買の契約が成立した後、入金までには以下のような流れ発生します。
1.契約
2.車の引き渡し
3.名義変更に関する書類の引き渡し
4.ローンが残っている場合はローンの支払い
5.振り込み
振り込みまでには最短で2~3日と言われていますが、金融機関の営業日に関わってきますので、土日や祝日などを挟むとそれ以上かかる事になります。
昔は現金でのやり取りが一般的だったので、稀に現金で即日決済を求めてくる人がいますが、事務所に大金を置かない方針で、今では振り込みが主流となっています。
売却契約が完了したとしてもすぐに代金が振り込まれない場合もあります。
それは「査定車両再確認期間」で不具合が発見されたケースに該当します。
契約後に車を引き渡した後、車は査定士により再確認が行われます。
ここで車両の不備などが見つかると、査定金額よりも低い額を請求する「減額請求」や、最悪の場合「契約破棄」にまで発展する恐れがあるのです。
元の持ち主に落ち度があった場合は、瑕疵担保責任があるためこれらの請求に応じなければなりませんが、売却前の査定を査定士に行ってもらっている場合は、一方的に元の持ち主の落ち度とは言えなくなります。
後でトラブルに発展しないためにも、査定の際に買取業者にしっかり確認しておくことが大切です。
車の売買トラブルの多くに、車を売却した後に入金されないという事例があります。
1.指定期日を過ぎても入金(振込)されない
手続き上の不備や、入金の指定期日について、双方の認識に錯誤があった場合などが理由で、指定期日を過ぎても代金が振り込まれないといったことが発生する場合があります。
契約内容と入金指定日を、お互いに良く確認しておくことが重要です。
また、万が一、この様な事態になったら、即刻、連絡を入れて確認を取るようにしましょう。
2.入金後の買取業者からの買取金額の減額要求
全ての契約と合意を交わし、既に入金(振込)もされた後になって、買取業者から車両の瑕疵を理由に、減額要求と返金を求められてしまうケースもあります。
この場合、買取業者は査定のプロであり、買取業者側に過失があったということができるので、買取業者は売主に瑕疵担保責任を求めることはできないとされています。
この様なトラブルに見舞われた場合は、第三者である消費生活センター等に相談をし、アドバイスを求めながら対処するようにしましょう。
参考:http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20120315_3.pdf
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