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リンカーンブランドのフラッグシップとなるのがタウンカー。マーキュリーブランドのグランド・マーキーと基本コンポーネンツを共有するが、タウンカーのほうが少し大柄なボディとなっている。全長5.5m、全幅2m弱のビッグボディとさらに150mm長い後部座席を重視した2タイプ。フラッグシップというだけあって、内装には品のある高級なレザーやウッドパネルが奢られ、フォーマル・ラグジュアリーというコンセプトで作られていることを存分に感じさせられる。搭載されるエンジンは、無鉛レギュラーガソリン仕様の4.6LのV8OHCで、これをエンジンルームに縦置きに搭載し後輪を駆動する。スタンダードタイプは220馬力、デュアルエキゾーストシステムを採用した高出力タイプが235馬力と出力が異なる。コラムシフト4ATのみ。グレードはベーシックなS(シグネチャー)、アメニティパッケージが装着されるSP、強化サス&ワイドタイヤ、ムーンルーフが装着されるツーリングセダンと呼ばれるST、ロングホイールベースの最上級SL(シグネチャーロング)のシグネチャー4種。フロントシートにスプリット式のベンチシートを採用した6名定員となる。安全装備としてデュアル&サイドエアバッグ、ABSを全車に標準で装着。左ハンドルのみの設定。 |