エアコン（クーラー）ガス漏れはバルブコアから。形状に種類があり、当社の考える一般的な134ａ用とは別の物でした。マツダ：アクセラ｜車検・点検・修理のグーネットピット

「このバルブから、ガスが漏れてます。パイプそっくり交換と言われてるんですが・・」と、ご相談です。お車はマツダ：アクセラ。作業内容はバルブコア交換になるのですが、当社の在庫で、即、対応できず～の内容でした。
早速、エアコン（クーラー）ガスを回収し、バルブコアを取り外してみます。すると、漏れてる低圧側用が、当社で在庫している形状では無く（高圧側は一緒でした）、タイヤのチューブレスバルブに使ってる様なトンガリタイプでした。へ～こんなの・・です。お恥ずかしながら初めてみました。
ダメ元で、純正パーツの供給を調べると、お客様のおっしゃる通り、パイプアッセンブリになるのでした。
ここで、一旦お車をお返しするのに、応急でタイヤ用のバルブコアを使いガス充填。今の所、漏れはなくなりました。が、あくまで応急です。後々のシール性（ゴム対応成分）が、心配なので、部品を調べて再入庫頂く、の、流れでご了解頂きました。

部品検索のご協力は、山縣機工さんより。
正規ルート系では、出ないです～、無いです～、は、普通に言われます。ですが、山縣機工さんからは、いつも「チョット探してみますよ」と言ってご尽力頂いてます。
結果は「ありましたよ～」の回答。さすがッス。いつもありがとうございます。
部品が届いた所で、再入庫頂き、取替作業です。
内容は同じで、ガス回収、バルブコア交換、真空引き、充填、の流れです。
一連の状況はこちら↓↓

少々ですが、トンガリタイプも在庫する事にしました。

バルブコアからの漏れは無くなり、作業完了となります。
余談ですが、
今回の様に、サービスバルブの漏れは、タイヤのチューブレスバルブでも起こります。コアのシール部分で落ち着きが悪かった場合でも、プクプクときます。その場合は、チョコットいじれば密着し、漏れが止まる事も多々あります。
なので、タイヤの空気圧調整の際も、コアチェック（バルブの漏れ点検）を、お願いいたします。
職業病だと思いますが、タイヤの空気圧チェックをした後、バルブのチェックをしないでキャップをしている光景を見る事があります。お声がけまではできませんが、バルブコアのシール性は、落ち着き具合で微量の漏れになる場合もあります。参考にして下さい。