1999年にトヨタから発売された「MR-S」は、同社「MR2」の後継車で、手動のソフトトップを備えた2シーターの自動車です。「オープン&ライトウェイトスポーツ」をコンセプトに、ミッドシップのハンドリングを楽しむためのクルマとして開発されました。なお、この車両のソフトトップは、収納時に平らになるため、ボディラインに影響しないデザインとなっており、加速性能や運動性能の高さが特徴となっています。また、2000年にはクラッチペダルレスのシーケンシャル5MT搭載モデルが販売されています。2005年12月発売モデルのグレードについては、「MR-S」の他、スポーツ仕様となる「MR-S Sエディション」、本革シートなどを装備する「MR-S Vエディション」もラインナップされています。このモデルの安全装備については、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルト、ABS、デュアルエアバッグなどを全車で標準装備しています。そのほか、2007年1月には、特別限定車となる「MR-S Vエディション・ファイナルバージョン」が発売されています。このモデルは、本革シート&ドアトリム表皮・本革巻き3本スポークステアリングホイール・ソフトトップに専用色のレッドが追加されている他、より高級感を演出するため、ドアアシストグリップ・インストルメントパネルブレースカバーなどにチタン調シルバーが採用されています。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。